紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

宝石の煌き(Splendor)

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2号いわく「この人かっこいいよねー」だそうです

「宝石の煌き」では、プレイヤーはルネッサンス時代の裕福な商人となります。
豊富な資金で、金山や輸送手段を買い、腕の良い職人を雇い、ダイアモンドの原石を貴重なダイアモンドに仕立て上げてください。

No.115

・宝石の煌き(Splendor)

・Marc André作

Space Cowboys

・10歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

「宝石の煌き」は、2014年のSpiel des Jahresにノミネートされました。
Spiel des Jahres受賞してもおかしくないおもしろさなのに、受賞はしてない…何が受賞したんだろうと調べたら「キャメルアップ」…うーん、あっちのほうがファミリー向けではあるけど、何度遊んでもおもしろいっていうなら、「宝石の煌き」じゃないかなぁ…
…わかった、ムダに大きい箱がマイナス点になったんだな(笑)?

発展カードは難易度別に3つにわけ、それぞれよく切ります。
4枚表にして、横1列にならべます。
宝石チップは色別にわけ、人数に合わせて枚数を調節します。
ゴールドのチップはジョーカーです。
人数に合わせて、貴族タイルを表にします。

手番がきたら…

・チップをとる
違う種類を3枚とるか、同じ色を2枚とるか(2枚とったあと、ストックに少なくとも4枚残っていなければならない)、選びます。
チップは10枚までしか持てないので、11枚以上になったら多すぎる分をストックに戻します。

・発展カードを予約する
表になっているカードか、山札の1番上のカードか、1枚選び、手札とし、ゴールドのチップを1枚もらいます。
予約できるカードは、3枚まで持つことができます。
手札は他のプレイヤーには見えないようにします。

・発展カードを購入する
発展カードを購入するには、カードの左下にかかれた数の宝石を払います。
購入したカードは、自分の前に表にしておきます。
発展カードの右上にかかれた宝石は、今後購入する際宝石チップとして数えることができます。
また、その宝石を利用して購入してもカードを捨てる必要はありません。
左上にかかれた数字がある場合、それが得点となります。

…の3つから1つ選んで実行します。

貴族タイル
貴族タイルは、手番終了時に自分の前においた発展カードの宝石が、貴族タイルにかかれた数あれば、貴族タイルをもらい、貴族タイルにかかれた得点がもらえます。

発展カードと貴族タイルの得点が、15点以上になったら、そのラウンド終了まで(全員が同じ数だけ手番を行う)行い、終了です。
得点が1番多かったプレイヤーの勝ちです。
同点の場合は、発展カードの購入数が少なかった人の勝ちです。

 

天気の良いお昼に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
このゲーム、なにがいいって、とにかくチップの質がいい!
程よく重さがあって、遊んでいてとても気持ちいいのです。
積み重ねておくと、なんかすごくえらそう(笑)だし、つい意味もなくかしゃかしゃしたくなる…

序盤は、3人とも3枚ずつチップをとっていきます。
3人プレイだと、同色2枚は取れません。
とりあえず、集めやすそうなのを…と思うのはみな同じ(笑)。

2号はオニキス(黒)を集めはじめ、わたしはなんとなくダイア(白)、1号はエメラルド(緑)をとる。
できることなら、得点がついた石が欲しいけれど、チップだけでは買えない値段なので、得点はないけど安い石を狙う…序盤はそれでやりくりしながら、1点、2点と得点を集める…

…と、わたしがちまちま得点を集めているのに気がついた2号は「ずっるーいっ、じゃあ、これ予約!」とオニキス7つ、ダイア3つで買えるダイア+得点5のカードを予約。
オニキス7って大変じゃんっと思いながら、わたしはちまちま路線(笑)。
1号は、今回はバーゲンハンター(笑)なのか、得点なしの安い宝石を取ってゆく。

途中、場にルビー(赤)が2枚、得点も1点で同じなのに、1枚は1つ多く宝石を払わなければならないカードが出る。
すると、当然のように「みなさん、見てください。こちらは2個で買えますが、こちらは3個です。買うときは、こっちの方がいいです」と2号のアナウンスが入る…キミは、いつから訪問販売員に(笑)?
しかも、そのあと1号は言われた通り「安い」ほうの宝石を買う…このゲームって、いつから訪問販売練習キットになったんだろう(笑)。

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途中で貴族によろめいたのが敗因(笑)

わたしが6点集めたところで、2号が5点のカードを購入。
そのあとも、2号は4点のダイアや3点のエメラルドと高得点のカードを予約。
1号は…得点よりも貴族タイルを取る作戦らしい。

結局、2号が15点となり終了ラウンド、そこでわたしも15点到達、発展カードが少なかった2号の勝ちでした。

このゲームは、要するに「わらしべ長者」です(笑)。
ためて交換して、またためて交換してを繰り返して、ちょっとずつ手持ちの宝石と得点を増やしていきます(まぁ、2号のように高得点狙いだと、ちょっとずつではありませんが・笑)。
チップには限りがあるので、発展カードの宝石を集めて、より高得点のカードに交換していくわけですが、自分の持っている宝石と、欲しいカードが一致しないことがしばしば(笑)。
そこで、どうやりくりするか悩むのがたのしいです。
毎回展開が変わるので、毎回いろいろ悩む(笑)。
ルールも少ないし、初めての人でも楽しめると思います。

 

☆今日のありがとう☆
映画のアカデミー賞の話をしていたら、2号が「お金持ちになったら、2号賞って作りたいなー」と。
そこですかさず夫が「トロフィーは金色で…」と言うと、1号が「2号がトイレに座ってるやつね」。
間髪入れない連係プレイに爆笑。
笑わせてくれてありがとう。