紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

オーディン(Odin)

1番強いバイキングは誰?

一番強いバイキングを、戦場に送れ!
敵を驚かすために、正しいカードを集めるのだ!

No.594

オーディン(Odin)

・Gary Kim , Hope S.Hwang , Yohan Goh作

・Helvetiq

・7歳から

・2人から6人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

オーディン(Odin)」は、2024年のHelvetiqの新作。
Helvetiqのカードゲームは、小箱でグラフィックがかわいいです。
ただ、お値段はカードゲームとしては高めかなという感じ。

さて、ルールは。
実は、説明書を読んだ時点では「失敗したな…」と思いました(笑)。
Helvetiqは多言語版で発売することが多く、「オーディン(Odin)」も6か国語の説明書が入ってます。
なので、説明書の文字が小さい上に、図がほとんどない(笑)。
文章だけでイメージしづらく、やっちまった…と思ってしまったという(笑)。
特に「オーディン(Odin)」に関しては、図はほとんど入ってないのに、なぜかキャラの絵をどーんと配置してて、なんだかなぁ感倍増ではありました。

カードはよくきって、各プレイヤーに指定の枚数を配ります。
手番では…
・カードを出す
・パスする
のいずれか1つを実行します。

・カードを出す
手札からカードを選んで出しますが…
場にカードが1枚ある場合は…
→場のカードより大きい数のカードを1枚出します。
それから、場にあるカードを1枚選んで(1枚しかない場合は、その1枚)手札に加えます。
あるいは、
→同じ色、あるいは同じ数字のカード2枚を出します。
その際、大きい数を先、小さい数をあと(同じ場合は関係ありませんが)に宣言します。
例えば、5と7を出したら「75」と宣言します。
場に1枚ある場合は、2枚出します。
3枚、あるいは4枚出すことはできません。
それから、場にあるカードを1枚手札に加えます。

場に複数枚あって、1枚手札に加えた後の残りのカードは、捨て札としてわきにまとめておきます。
これを繰り返し、1人を除いて全員パスしたら、ラウンド終了です。
1番最後にカードを出したプレイヤーは、場のカードを捨て札にし、自分の手札から1枚場に出して、新しいラウンドを始めます。

もし…
・新しいラウンドを始める際に、手札を全部出せた場合(この場合、場のカードを手札に加えません)
・手番で、手札を全部出せた場合(この場合、場のカードを手札に加えません)
のいずれかが行われたら、得点計算が行われます。
手札をすべてなくしたプレイヤーは0点、手札が残っているプレイヤーは、1枚につき1点として計算します。

これを誰かが15点集めるまで繰り返し、1番得点の少なかった人の勝ちとなります。

嵐の前の静けさ(笑)

天気のいい日の午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど…イメージしづらい。
やってみたら、割とあっさり分かるんだけど。

というわけで、早速やってみることにする。
スタートプレイヤーは、わたし。
まずは、赤の2のカードを1枚出す。

行くぞーっ(笑)

わたし「2だから、1枚出すなら、3以上のカードを出す。あるいは、同じ色か同じ数字のカード2枚出す」
2号「…要するに、枚数が多いか、数が多かったらいいってこと?」
わたし「…そういうことになるね」

刻むね(笑)

2号、茶色の3を出して、わたしが出したカードを手札に加える。
すると、1号は茶色の4を出して、茶色の3を手札に加える。

刻むわ(笑)

2号「…これじゃー、カード全然減らないじゃん」
わたし「だから、2枚出すんだってば」
2号「あ、そうか…」
そう、このまま1枚出すだけじゃ、カードがぐるぐるまわるだけ(爆)。
それに、わたしの手札の5以上のカードは、他のカードと組み合わせることができたので…

2枚出して1枚引き取る

わたし「22!」
そう言いながら、茶色の4を手札に加える…そうか、こうやって手札が減っていくのか(←今ごろ気が付く人・笑)!

すると、2号は…

同色2枚

緑の3と1で「31」
赤の2を取って手札に加え、オレンジの2は捨て札になる。

…このあたりで、3人ともようやく理解。
はー、こういうことねー(笑)!

なるほど…

1号は、青の4と2を出して「42」
なるほど、そういうことか…(しつこい)
いや、でも、説明書読んだだけじゃ、何したいんだかイメージできなかったんだってば(笑)。

そして、3枚プレイとなり…

お見事!

1号「222!」
わたし「お、キレイにそろえてきたね」
2号「ホントだ」

んじゃ、わたしは…

だんっ!!

わたし「951!どうだ~!」
1号・2号「ふーん」…何それ(笑)。

すると2号は…

マジすか(笑)

2号「8764!!」
わたし「うっそ」
1号「よく集めたね…」
当然、1号もわたしも「パス」

となれば、場のカードをすべて捨て札にして、2号から新しいラウンドが始まる。
わたし「2号がカードを出すんだけど、1枚ね」
2号「うん」

なんでだよっ(笑)

そう言いながら、ピンクの9を出すヤツ(笑)。
わたし「ちょっとー、そんなことしたら、次の人絶対2枚出さなきゃいけなくなるじゃん…」
2号「だって、ピンク1枚しかないんだもん」(笑)

ちょっと飛びすぎじゃない?

1号ため息をつきながら「75」
…持ってんじゃん。
しかも75って、またすごくハードル上げてきたね(笑)。

がんばる(笑)

わたし「87」
2号「ママも持ってんじゃん」
…実は茶色3枚持っていたので、3枚で使いたかったのに、他の組み合わせでは75以上にならなかったんだよぉー(笑)。

それでも、なんとか手札をなくしたわたしが上がる!
1号5点、2号1点。
1号「なるほどね」
2号「そういうことか」
そう、ほんと、そういうことかって感じだよね(笑)。

その後、何度かプレイして、1号が15点を越えてしまい、ゲーム終了。
勝ったのは2号、以下、わたし、1号。
1号「悪くない。普通。複数枚カードを出すときに、大きい数字から順番にいうってのは変わってる」
2号「おもしろかったけど、難しい」

 

思ったよりずっとおもしろかったです。
上にも書きましたが、説明書を読んだときは「やっちまった…」と思いましたから(笑)。
これ、説明書の書き方が悪いのかなぁ…プレイしてみれば、なるほどねと思うのに、説明書読んだだけでは「これ、何がしたいんだろう?」と思っちゃったという…
個人的感想ですが、説明書はかなり分かりづらかったです。
そのせいか、ルール自体は難しくないのに、すごくごちゃごちゃした印象なのです。

だから、最初のうちは、いちいち確認してました。
つまり、説明書を読んだだけですっと頭に入るルールではなかったということで、どこか自然じゃなかったということだと思います。
慣れてしまえば、もちろん問題ないんですが。

充分おもしろかったし、楽しめたけれど、何かもやっとする、そんな感想を持ちました。
何度か遊んでみたら、また違う印象になるかな?

読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、天気悪し。
雨が降ったりやんだり…ちょっと青空が見えたと思った次の瞬間、どしゃ降り!
笑ってしまうぐらい極端すぎ(笑)。

その2
猿の惑星 ジェネシス』見てます。
ちなみに、オリジナル、わたしは見たことありません。
ふーんこんな話なんだーっとのんびり見てたら、一気に引き込まれました。
なんでウィルは、シーザーにちゃんと説明しなかったのかなぁ。
全然そうじゃないのに、「必ず家に帰れる」とか「大丈夫だ」とか言っちゃうって、人間、猿関係なく、無責任すぎると思うんだけどな。

その3
猿の惑星ジェネシス』、夫も気に入ったようで「調べたら、続編もあるんだって!もう注文した!」とのこと(笑)。

その4
夫にしては、仕事が早い…(笑)

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん