紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

トランスアメリカ(Trans America)

オリジナル版です!

19世紀アメリカ。
鉄道建設が盛んになる。
開拓精神と先見の明が求められる。
誰もがより早く、アメリカ横断鉄道網を広げようとしている。
誰が1番早く都市を結ぶことができるだろうか?
唯一すでに西側を網羅しているチャーリーだろうか?
それとも、他者の鉄道網を上手く利用することができたヘレナだろうか?

No.581

トランスアメリカ(Trans America)

・Franz-Benno Delonge作

・Winning Moves

・8歳から

・2人から6人

・時間…30分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいと思います

トランスヨーロッパはこちら
Ravensburger版トランスヨーロッパ トランスアメリカこちら

トランスアメリカ(Trans America 2001年発売)」は、「トランスヨーロッパ(Trans Europa 2005年発売)」とともに、評判になりました。
当時、拡張の「ダイヤの乱れ(Schikane)」が入っている「トランスヨーロッパ」を購入、おもしろかったので「トランスアメリカ」も欲しいなぁと思ったものの、時すでに遅し、ほぼ手に入らない状態…
しょうがないと思っていたら、2018年にRavensburgerがグラフィックを変えて「トランスヨーロッパ トランスアメリカ」バージョンとして発売していたことに気が付くっ!
…実は、これもすでに入手難だったのですが、なんとか実店舗で確保(笑)。

つまり、Ravensburger版の「トランスアメリカ」は、すでに遊んでます。
遊んでますが、でも、古道具屋さんでオリジナルの「トランスアメリカ」が安ーくなってたら「運命の出会いだわっ」(笑)。
Ravensburger版は、線路がプラスチックなのがわたしの好みではなく、オリジナルの木製線路で遊びたかったというのも理由のひとつです。

↑だらだらと長い説明で、申し訳ない(笑)。
で、せっかく遊んだんだから、記事にしちゃえーっというわけです(笑)。

さて、ルールは。
トランスヨーロッパ」と同じです。
詳しくは、こちら。←手抜き(笑)

各色1枚、計5枚のカードを選びます

家族で遊ぶ日(427)。
天気の悪い午後、夫(青)、1号(緑)、2号(黄色)、わたし(赤)の4人でプレイ。
せっかく4人そろったけど、例のゲームができるほど時間はないということで、思い付いたのが「トランスアメリカ」。
夫は未プレイだけど、これなら夫でもすぐ遊べるだろうと、判断(笑)。
ざっとルールを説明するけど、これこそ「習うより慣れろ(笑)」。
夫がラストプレイヤーになるようにして、スタート。

まず、カードを確認。
各色1枚、計5枚のカードにある都市をつなぐんだけど…わたしは、サンフランシスコ、ビスマーク、カンザスシティ、ボストン、メンフィス…ボストン、メンフィスって、最悪じゃないっすか(笑)?

そして、2号から順番にマーカーを置く。
1号、2号は、東海岸、しかも都市に置いたので、わたしは西海岸、そして都市に置く。
それを見ていた夫、無意識にバランスを取ったのか西海岸に置く。

なんとなくバランスとっちゃう(笑)

ふむ。
これなら、メンフィスとボストン、どーにかなるかな(笑)。

スタートプレイヤーは、2号。
さくっと線路を置く。

出発進行!

1号も、さくっ(笑)。

出発進行・その2

わたしは、いずれ夫もこっちに来ると読んで、先にサンフランシスコを目指す。

出発進行・その3

…でも、夫も同じことを考えたらしく、南下(笑)。

出発進行・その4

その後も、全員手番が来たら「はい」「ほい」「はいよっ」…ほっとんど悩まず線路を置いてゆく。
このテンポ、やっぱりいいなぁ。

結局夫が来てくれなかったので、わたしが夫と連結。
夫すぐさま、サクラメントをつなぐ…くっそー、めっちゃ利用されたーっ(笑)!

お主、初プレイではないのだな?

1号と2号も連結。
次は、この2路線がどう連結するかだな(笑)。

ここはなぜか、夫がやたらやる気で一気に1号2号の鉄道網と連結。
よっしゃ、じゃあメンフィスつないで、ボストンと…あ、やばっ、ビスマークが遠い!!
しかも2本線区間がある!!

これはまずいっと思っても、後の祭り。
どの順番でどう置こう…と悩んでいたら、夫があっさり「できた。できたと思う」
1号、2号、わたし「えーーーーーーっ」
初プレイなのに、いきなり?
えーっ(笑)。

ちょっと待って!

夫は、カードの出方がよかったらしく、デンバーサンタフェエルパソ…ほぼ一直線やん(笑)。
1号「そりゃ完成するっしょ」
2号「ずっりー」
わたし「…もう手加減はいらないってことだね」(笑)

悔しいーっ!

2号とわたしは5本足りなくて、1号は3本。
夫の機関車だけ動かない…なんかすっごく悔しいんですけどー(笑)。

気を取り直して第2ラウンド。
今度のわたしの手札は、カンザスシティ、ジャクソンビル、アトランタ、サンディエゴ、シカゴ…シカゴ以外は、南寄り…ポイントはシカゴだな。

ちょっと悩んだけど、無難に真ん中に置いてみる(笑)。

真ん中はよい(笑)

他のプレイヤーのマーカーと離れすぎても、近すぎてもうまくいかない。
あと、他のプレイヤー同士が組んじゃうと、絶対不利だから、誰とでも組める位置がいい…とは思うけど、そんなんやってみないと分からないっつーの(笑)。

なんとなく団結(笑)

このラウンド、別に相談したわけじゃないけど、前ラウンドで夫がさくっと勝利をおさめたのが気に入らなかった(笑)残りの3人、なんとなく固まる感じになる(笑)。
だって、いつもなら自分が勝てないとブーブー文句言うのに、初回であっさり勝っちゃうんだもん、なんか納得いかない(笑)。

1号とわたしは、狙いが一致していたようで、割とさっさと連結。
1号もわたしもお互いの路線を利用して、どんどん伸ばす。
のに、2号とわたしは、お互い相手が来るのを待ってる(笑)。
夫は、ひとり荒野を駆けまわる(笑)。

連結しそうでしない(笑)

相手がやってくれるだろうと期待してるのがよーく分かる(笑)。
そんなにらみ合いをしてる間に…

こっちも連結!

夫と2号、ようやく連結。
よっしゃー、サンディエゴつなぎやすい位置に来てくれたー!

そして、2号とわたしは当てにならないと悟った夫…

え、そっち(笑)?

連結っ?!と思わせて、オクラホマシティーに行く夫(笑)。
思わずみんなでくすくす笑ってしまう。

結局、業を煮やした2号がつなぎ、それを利用して、サンディエゴをつないだわたしが、完成!

やった!

わたし「できたっ!たぶん…」
2号「たぶん、ね…」
…ちゃんとできてたじゃんっ!

2号、窮地っ!

ここで、2号がビリに転がり落ちる!
わたしはとどまり、夫と1号がトップ。

3ラウンド目もサクサクと進み、まだ中盤と思っていたのに、突然2号が「できた!」宣言。
残りの3人「うっそーっ!!」(笑)。

早すぎるっつーの!

なんと1号、ニューオリンズ、ワシントン、シアトル、サンタフェ、ダルースのカード…
わたし「これは、ちょっと…ヒドいね」
1号「でしょ。もう見た時絶対ムリって思ったけど、やっぱりムリだった」
ここまで極端なのは、そんなにないとは思うけど、でもこれはあんまり…

1号10点以上のマイナスをくらい、遮断棒を飛び越える(笑)。
これで、ゲーム終了。

たららららーん…

勝ったのは、夫とわたし、以下2号、1号。
夫「これ、すごくおもしろい!でも、人数少なかったらおもしろくないよね…」
とのこと。

 

うん、やっぱりこのシリーズはすばらしい!
Ravensburger版は、多少ルール変更があって、それがわたしはあまりいいとは思わなかったので、オリジナル版をオリジナルルールで遊べたのはうれしいです。

これは、どー考えても線路はやっぱり木製であるべき。
なんでプラにしたのかなぁ…都市の色分けも、探しやすくてよかったのに、Ravensburger版ではなくなってるし。
再販してくれたのはうれしいけれど、これじゃない感がありすぎ(笑)。
オリジナルが手に入って、ラッキーでした。

改めて、「トランスアメリカ」も「トランスヨーロッパ」も、ちょこちょこ遊びたくなるいいゲームだと思いました。
初心者も遊びやすいし、おすすめです。
読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、いい天気!
やっぱり、春が来る~!

その2
外に出たら…あら?暖かい?
暖かい…てか、暑い(笑)?
少し歩いて、すぐさま上着を脱ぎました(笑)。

その3
急に暖かくなったもんだから、みなさん着る物がオカシイ(笑)。
ダウン着てる人の横で、半袖半ズボンの人もいたりして、あー、またヨーロッパの春がやってきたって感じ(笑)。

その4
わたしも明日は半そでかな?

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん