紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

クラロ(Claro)

星を集めろ!

とっても簡単。
とってもクール。
出せるカードと星がいくつかがあれば、すぐに理解できる!
クラロ!

No.579

・クラロ(Claro)

・Josep M.Allué作

・Zoch

・7歳から

・人数…3人から6人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「クラロ(Claro)」は、なんとなく気になってはいたけど、購入には至らず(カードゲーム、あるある・笑)。
でも、ドラッグストアーにシャンプー買い行ったついでに、つい(笑)おもちゃ売り場をのぞいたら、あ、セールになってるー(笑)で、購入。
うん、縁があったということだなっ(開き直り)。

さて、ルールは。
カードはよくきって、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
スタートプレイヤーは、手札から1枚カードを出します。
次のプレイヤーは…
・場のカードより大きい数のカード
・星の色が同じカード
・(あるいは、その両方)
のいずれかのカードを1枚出します。

出せるカードがない時は、パスします。
パスしたら、手札を自分の前に裏返しに置き、このラウンドでは以後カードを出すことはできません。

ラウンドは…
・1人のプレイヤーを残して、全員パスした場合
・全員がカードを出し切った場合
終了します。
全員がカードを出し切った場合は、最後にカードを出したプレイヤーの勝ちとなります。
勝ったプレイヤーは、星を1つ獲得します。
山札から5枚取って、手札にします。
手札が残ったプレイヤーは、手札から好きなだけ捨て札にし、手札が5枚になるように補充します。

これを繰り返し、一番最初に星を3つ集めた人の勝ちです。

木製の星がよい!

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
説明書に分かりやすい図が出ていたので、それを使って説明。
「ウノみたいな感じ。数字が大きいか、星の色が同じカードが出せる」と言うと、2人ともすぐ理解。
説明書は短いし、これ、すごく優秀では…(笑)

さぁ、星取り開始っ!

スタートプレイヤーは、わたし。
分かりやすい方がいいだろなーと、なんとなく1を出す(笑)。

さすが1、なんでも出せるんだ…

よく見たらこのカード、なんでも出せるじゃん(笑)。
めっちゃ便利…取っとけばよかったか?

2号は…

どっちかだけでダイジョウブだけど、数字も星もクリア

黄色の星つき6。
このカードになると、7以上のカードか、黄色の星がついたカードを出さないといけない。

1号は…

なんでそんなに大きい数?

黄色の星付き33…数が一気に飛んじゃった。
うーん、何がいいだろ…

悩んだところで、選択肢は少ない(笑)

とにかく出せるやつを出すのが得策だろうと、43を出してみる。
数が大きくなると、星の色が1色になるのか…

お、星が2つ!

次は、47…これは青と赤(ピンク?)の星。
出せるカードの選択肢が増えた。

となれば。

お、下がった!

青い星にすがって(笑)巻き戻し。
この止まりそうで止まらないって感じは、おもしろいっ!

じゃ、もっと下げとこ(笑)

次も巻き戻す(笑)。
自然に巻き戻る感じがすばらしい。
…と思ったのに。

2号、おのれ…

なんでだよっ(笑)!
いきなり選択肢が狭まる!
手番の1号「…出せるの、ない!」
1号、脱落。

わたしは、黄色の星つき46で乗り切ったけど…

うわっ!

2号は、ジョーカーで返してくる。
ジョーカーか…ほぼなんでも出せるけど、数字だけのカードは出せない。
うー、このジョーカーでありながら、100%ジョーカーじゃない感じ、なかなかいい根性してる(笑)。

全部出せたっ!

最後の手札、運よく星がついていたので、出せた!
これで手札全部出したっ!

ところが。

や…ら…れ…た…

2号もちゃっかり出せた…くっそー、デカい数字持ってたら、出せなかったのにー。
同時に手札がなくなったら、最後に出したプレイヤーの勝ちなので、2号が星ゲット!
わたし「なんか悔しい(笑)」
1号「でも、おもしろいじゃん、これ」
2号「うん」←そりゃ、勝てばそう思うわな(笑)。

2号とわたしは、山札から5枚ずつ手札を取り、1号は残った手札から捨ててもかまわないし、捨てないで補充してもかまわない。
1号は、そのまま補充することにする。

2ラウンド目は、なぜか数字攻め(笑)。

カードちゃんときったのか?

わたし「ちょっと、なんでこんなに数字ばっかなの?星がない…」
1号「苦しい…」
わたし「うん…」
2号だけが無言…コイツが無言だとロクなことがないのは、経験上分かってる(笑)。

ようやく星付きが出たけど…

おまっ…

青だけかよっ!
1号、脱落。
わたしも、脱落。

はいっ???

2号、余裕でカード出す。
なに、この差(笑)。
またもや2号が星ゲット…なんで(笑)?

そんな感じで、サクサク進み、3ラウンド目はかろうじてわたしが星を取ったものの、4ラウンド目で2号が3つめの星を取り、終了。
勝ったのは、2号、以下、わたし、1号。
1号「ウノよりずっとおもしろい。数字だけのカードの上にジョーカーが出せないってのが、ミソだよね」
2号「これ、いいじゃん!簡単だし、ウノよりおもしろい!」
とのこと。

 

これは、いい!
1号2号も言ってましたが、ウノよりずっとおもしろいです。
後発なんだから当然といえば当然ですが、ウノのマイナス点を上手く補正してきたなという感じです。

ウノは、とても分かりやすいルールで楽しめると人気ですが、反面ダラダラと長くなることが多く、選択肢も常に色か数字の二択で、単調になりがちです。
そのマイナス点を、クラロは修正したように思います。

選択肢は、1つから3つまであるので、意外に出せます(笑)。
あと、手札を5枚に限定したことで、ラウンド終了が早く、硬直状態になりません。
手札が悪くても、ラウンドが終われば、好きなだけ捨てて補充ができるので、再出発(笑)も可能です。

そして、ジョーカーと言いながら、数字カードには出せないジョーカー。
これ、秀逸(笑)!
ジョーカー持ってても、あがれない可能性を作ったわけで、すごいなと思いました。

唯一マイナスなのは、エンボス加工なしのカードという点。
これ、エンボス加工して欲しかったなー。
木製こまをつけたので、紙質落としたのではないかと思うのですが、残念ー!

ルール自体は、全く複雑ではないし、分かりやすい例が説明書で図解されているので、それを机の上に置いておけば、各自確認できるというのもいい!
これ、ウチの定番になりそうです。
あまりゲームで遊ばない人にも勧められるいいゲームだと思います。

読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、またくもりで始まり、途中でちょっと青空見えるというパターン。
雨は降らなかったから、まぁよし(笑)。

その2
1号とお昼ご飯に、こっちのMiso Ramenってやつを試す…
1号「スープは、まぁ…」
わたし「うん…」
1号「でも、麺は…」
わたし「ダメ。コシがなさすぎ」
1号「日本の麺じゃないよね、アジアの麺だよね」
わたし「うん、そう思う」
1号「もうさ、こうなったら、日本でラーメン箱買いして小包で送ろうよ。こっちでおいしいラーメンあるわけないもん」
わたし「確かになぁ…」
…なんて会話しました。
日本のラーメンのレベルの高さ、半端ない…そして、それを理解している1号、すばらしい(笑)。

その3
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん