紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

今日の空(12月30日)

天気悪いよね…

というわけで、先ほど無事帰宅しました。
30分遅れ…30分遅れなら、遅れたうちに入らないよねと思うぐらいには、ドイツ鉄道に期待してません(笑)。

でも、昨日の夜はちょっといろいろありまして。
せっせと荷造りして、明日の出発時間を確認し、「おやすみなさーい」。
ここまでは、予定通りだったんですが…

布団に入ってしばらくすると、けたたましいサイレンが鳴り始める!
夫と2人びっくりして飛び起きると、赤いランプがついて「火事です、すぐに避難してください。消防車が到着します」の放送が何度も繰り返される…

…はぁ?????
寝ぼけた頭ではすぐに理解できず、夫に至っては布団に戻ろうとする(笑)。
わたし「ちょっと、火事、なんじゃないの?」
夫「えー…」
わたし「えー、じゃなくて、火事らしいから逃げなきゃっ」
夫「えー…」
荷物はまとめてあったので、とりあえずお財布と明日の電車の切符が入ったバッグを手に取り、コートを着る。
それを見ていた夫、ようやく状況を理解したらしく、のそのそと布団から出る。
わたしはめんどくさかったので、裸足に靴はいたけど、夫はちゃんと靴下はいてた(笑)。

とびらに貼ってある避難経路図を確認し、部屋を出る。
廊下には、半信半疑で荷物を持って逃げる人たち…

そう、わたしたちも半信半疑(笑)。
だって、煙も火の気も全くなかったし、とにかく全然実感がなくて。

非常階段を下りていくと、下からホテルの責任者っぽい人と消防士が上がって来る…
消防士さん、片手にホースではなく、タブレットを持っていたので、あら、これから火元確認かなとふと思う。

外に出ると、先にちゃんと逃げていた1号と2号と合流。
防火扉が閉まっていたので、違う避難経路を使ったらしい。
2号「なんかさー、全然火、見えないんだけど」
1号「でも、消防車は3台来た」
派手にサイレン鳴らしてやって来る消防車…
夫「でも、どこにも煙見えないよね?」
2号「見えない。これさー、誰かが吸っちゃいけないとこでタバコ吸ったんじゃないかなぁ…」

身支度きっちりして荷物も全部持って逃げてきた人がいれば、バスローブ姿の人も。
よかったよ、シャワー浴びてる最中じゃなくて。
しばらく待っていると、入口そばの人からどんどんホテルに戻って行く。
…何の説明もないけど、戻っちゃっていいの(笑)?
よく分かんないけど、防火扉もまた元通りになってるし、部屋に戻っていいらしい…
でも、なにが起きたのか知りたいと思いつつも、疲れてたし、眠たさには勝てず、すぐさま布団に戻る(笑)。

翌日、チェックアウトの際に「昨日は何があったんですか?」と聞いたら、「あ、申し訳ありません、禁煙の場所でタバコを吸った方がいたようで、それで火災報知器が反応しまして…」
…やっぱり(笑)。
喫煙家って、どーしてルール守れないかなー。

どこの火災報知器がなったのか、そんなんすぐわかるだろうし、そうなると吸った人が罰金ですな。
まー、高い勉強代(笑)。

ちなみに、半信半疑ではあったけれどちゃんと行動できたのは、やっぱり日本で避難訓練してたからだろうなと後で思いました。
避難経路図を確認したり、非常口のマークをきちんと見つけたり、と、自分が落ち着いて行動していることに、自分で驚きました(笑)。
そーいえば、1号2号は日本の体験入学中に避難訓練を経験後、地震があったとき、すぐさま2人で机の下にもぐり込んだので、小学校の避難訓練のレベルの高さに感動したことがあります。
やってるときは「あほらし」とか思ってたけど、実際に体を動かして訓練しておくと、本当に火事になった時に考えなくても体が動くんだなと気が付きました。
いやー、日本で避難訓練しといてよかった(笑)。

そんなわけで、超寝不足で戻ってきました(笑)。
さー、年越し準備がんばるぞーっ(←まだ何もやってない…)!
今日も、読んでくださってありがとうございます。