紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

クランス(Clans)

村を作るゲーム(笑)

原始時代、5つの部族が安住の地を求めてさまよっていた。
彼らは、他の部族と共に小屋を建て始めた。
このようにして、最初の村ができたのだった。

No.549

・クランス(Clans)

Leo Colovini

・Winning Moves

・10歳から

・2人から4人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

「クランス(Clans)」は、古本屋さんで発見。
Coloviniさん作だし、おもしろそうっと購入(もちろん、安かったし・笑)。

さて、ルールは。
ボードを広げ、各地域に均等に小屋を置きます。
得点マーカーは、0のますに置きます。
各プレイヤーは、部族カードを1枚ひき、他のプレイヤーに見られないように確認します。
ボーナスチップは、時代表の指定の位置に置きます。

手番では、小屋をひとつ選んで、接する地域に移動させます。
もうすでに小屋のない地域に、小屋を移動させることはできません。
7つ以上小屋が集まった村の小屋を移動させることもできません。

村の周りの地域がすべて小屋がない状態になったら、村が完成したことになります。
村を完成させたプレイヤーは、一番上にある時代チップを1つ獲得します。
時代表の左側は村を作りやすい地域、右側は作りにくい地域です。
作りやすい地域に村が完成したら、表に書かれた得点を獲得しますが、作りにくい地域に完成したら、得点はもらえません。

村が完成したら…
1.すべての色の小屋がある場合
1つしかない色の小屋は取り除かれます。
2.作りにくい地域にある場合
最後に小屋を移動したプレイヤーは、時代チップを獲得しますが、得点はもらえません。
3.作りやすい地域にある場合
時代表にかかれた得点+その村の小屋の数の合計が得点になります。
村にある小屋の色(小屋の数は関係ない)の得点マーカーを移動させます。
4.作りにくい地域でも、作りやすい地域でもない場合
時代表の得点がないだけで、あとは3と同じです。

これを繰り返し、12の村が完成したらゲーム終了です。
得点計算を行い、得点が一番多かった色の部族カードを持っているプレイヤーの勝ちです。

ボードは、見やすい

天気のいい午後に、2号とわたしの2人でプレイ。
説明書を読んでもいまいちピンとこない。
遊んでみたら分かるかなと、2号にルール説明したけど、2号の頭の上にもでっかい?マーク(笑)。
BGGのおすすめは、2人プレイ…4人まで遊べるのに、あえて2人というところが気になる(笑)。

部族カード、わたしは青。
ということは、なるべく青が得点できるようにすればいいわけか…

何したらいいか全然見当つかないから、とりあえず緑の小屋を青の小屋の地域に移動。

まずは、青に仲間を集めてみる(笑)

2号「なんでもいいから1つ動かせばいいんだよね?」
わたし「そう、そういうことだと思う(笑)」
2号「どうすればいいのか、全然分かんないんだけど?」
同じく(笑)。

とりあえずって感じ

そう言いながら、2号も緑の小屋を動かす。

2人ともどーしたらいいのか分からないので、ほんっとに適当に、気分で小屋を移動させる。
ただし、2人とも自分の色の小屋が孤立しないように気をつける(笑)。
色バレないようにしたつもりだけど、バレバレやん…

めっちゃ分かりやすい(笑)

2人とも赤じゃないことは、判明してる(笑)。

そして、初めての村ができた!

陸の孤島(笑)?

完成させたのは、2号なので、2号がチップをもらう。
小屋の数はどの色も1つずつなので、そのまま、作りやすい地域にできたので、小屋の数プラス1点で、赤、青、緑、黒が5点ずつ獲得。

得点したけど…

2号「ふーん、なんか分かったような分からないような…」
わたし「うん、なんかぼやっとしてるよね…」

次にできた村は、なんと小屋2つ(笑)。

こちらも、かなり交通の便悪そう(笑)

わたし「2つで、作りやすい地域だから、3点」

黒、リード!

2号「黒がリードしてる」
わたし「そうだね」

ゲームが進むと、完成する村が大きくなってくる。
ようやく「あー、そーゆーことね!」とは思ったけれど、「どーすればいいか」はやっぱり分からない(笑)。
2号もしょっちゅう「どーすればいいか全然分かんないけど、動かす」と言いながら小屋を動かしてる(笑)。

にぎやかになってきた!

ギリギリ全色そろわなかったので、どの色も得点がもらえる。
赤と黄色、おいしいじゃん。

そして、とうとう5色そろっちゃった村完成!

戦いが始まる…

2号「この村、できたよね」
わたし「うん、できた。で、この村は5色の小屋全部そろってるから、1つしかない小屋はなくなります」
2号「マジ?」
わたし「…(説明書確認)うん、マジ」

追い出されちゃった…

赤、緑、黒の小屋はさようなら…
残った2色が得点。
2号「ずっりーっ」…あ、このヒト、もしかして緑か黒か(笑)。
自分からバラしてどーすんだ(笑)。

そんな感じで、淡々と進み…

終わったー!

最後の村が完成して、終了。
2号「あー、終わった」
…気持ちは、分かる…

お互い部族カードを表にする。
わたしは青、2号は緑…やっぱりね(笑)。
集めたチップをボーナス得点として、足す。

青と赤は2周目です

勝ったのは、わたし。
2号「分かんなかった。やったら、ふーんとは思ったけど、おもしろいとは思わなかった」
とのこと。

 

うーん、乾きすぎ(笑)。
ドライすぎって言うんだっけ?
盛り上がりも何もなく、ひたすら目についた小屋こまを移動させるだけで、作業って感じ。
得点計算は、そんなに難しくないけど、達成感もないし、得点できてもできなくても「ふーん、そーなんだー」(笑)。
ルールは簡単だけど、やってることはアブストラクト寄りで、アブストラクトが苦手なわたしたちは、どう楽しんだらいいのか分からないまま終わってしまいました。

これ、人数増やしても、あんまり変わらない気がします。
作りやすい・作りにくい地域を設定したり、分かりやすい表を作ったりして、プレイヤーがどっちに進めばいいのかヒントを出してくれているのは分かるのですが、それがおもしろさにつながってないと思います。
うーん、残念。

読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
今週は、月曜日は月曜日だったけど、火曜日がすでに水曜日で、木曜日は金曜日だったので、今日は何曜日なのか分かりません(笑)。
忙しすぎて、曜日の迷子になってます(笑)。