サンシャインは、世界最大のミュージックフェスティバル!
世界のトップミュージシャンたちが集うことで、とても有名です。
1968年から毎年世界中の観客が集まります。
フェスティバルでは、ほぼ全ジャンルの演奏が行われるため、サンシャインが開催される週は、世界の音楽の震源地とすら言われているのです。
あなたのバンドは、次のフェスティバルに招待され、最高の演奏を行う準備をしてきました。
リハーサルを行い、ファンクラブを作り、世界最大のイベントで注目されるまで、あと1年しかありませんよ。
No.550
・On The Road
・Gabriele Bubola , Leo Colovini作
・Helvetiq
・8歳から99歳
・2人から4人
・時間…30分
・日本語化…必要ありません
2023年Spielの新作。
説明書を読んでもピンとこなかったけれど、Coloviniさん共作ということと、Spielの会場で他の人が遊んでいるのを見たら、遊びたくなったという…グラフィックに負けました(笑)。
さて、ルールは。
タイルを指定のように並べます。
スタートには、物置タイル、ゴールには会場タイルを置きます。
チケットは順番に置き、トイレタイルをわきに置きます。
場所チップは、場所別にして置きます。
各プレイヤーは、色を選んで、その色のツアーバスとファンを受け取り、バスは物置タイルの上に、ファンは3個袋に入れます。
カードはよくきって、3枚ずつ配ります。
手番では…
1.カードを1枚出して、バスを走らせる。
出した数、前に進みます。
ただし、やじるしがついたタイルからスタートするときは、
・通常通り出した数、前に進む。
・出した数の2倍、前に進む。
・出した数、後ろに進む。
のいずれかを選んで、バスを走らせます。
到着したタイルにかかれた場所チップを1枚獲得します。
今まで獲得した同じ場所チップの数を数え、その数のファンを袋に入れます。
2.カードを1枚手札にします。
手番終了時には、手札が3枚あるか確認してください。
3.コンサートを行います。
もし、バスが街に到着したら、コンサートを行います。
今まで獲得した♪のチップの数を数え、袋からその数のファンをひきます。
→自分のファンだった!
会場の席に座らせます。
→他の人のファンだった!
トイレに置きます(笑)。
これを繰り返し、バスが会場に到着したら、ツアー終了でカードはすべて捨て札にします。
♪のチップを獲得し、♪チップの数、袋からファンを引きます。
それを、会場がいっぱいになるまで続け、1番ファンの多かった人の勝ちです。
天気の悪い…午前中に1号(緑)、2号(黄色)、わたし(赤)の3人でプレイ。
ざっとルールを説明するけど、これはまさに一手番やってみたら、かなり理解できるタイプ。
なによりこのツアーバスで、3人ともテンション上がる。
いかにもって感じがとてもいい!
スタートプレイヤーは、わたし。
カードを1枚出して…
なるべくチップを集めたほうが有利だろうとよんで、のろのろスタート(笑)。
1つ進んで着いたところは、湖。
湖畔でコンサートだったら、かっこいいなー。
湖チップ獲得。
当然だけど、湖チップ1枚なので、ファンを1人袋に入れる(笑)。
次は、2号。
2号「これ、最初はゆっくり行きたいけど、行けなーい」
3のカードで、3つ進んで森。
森のチップもらって、ファンを1人袋に入れる。
1号も1のカードを出すけど…
1タイルにバスは1台なので、わたしのバスを追い抜く(笑)。
雪山(じゃないと思うけど・笑)チップをもらって、ファンを1人袋に入れる。
その後、街でコンサートをやりたかったのに、カードの数が合わず、通過してしまうわたし(笑)。
2枚目の雪チップもらったので、袋にファンを2人入れる。
カードのまわりがあまりよくなくて、3人とも高速で走らされる感じ。
街に止まってコンサートやりたいけど、通過ばかりさせられて、ひたすら場所チップが集まってくる…♪チップも取れないし、袋にファンを送り込むだけ(笑)。
ようやく2号が初コンサート、♪チップが2枚あったので、2つひくと…
2号の黄色は出なくて、緑と赤(笑)。
2号「むかつくー、この2人はトイレ行きでいいんだよねっ」
はい、そーでーっす(笑)。
その後、2号も1号も街でコンサートやるのに、わたしだけできない(笑)。
ひたすらドサまわりかよっ(笑)。
場所チップがどんどんたまるので、袋の中は当然わたしのファンが多いらしく、1号2号がコンサートすると、わたしのファンが出てくる(笑)。
わたしのファン、トイレに並んでばっか(笑)。
1号とわたしは、♪のタイルでバックして、どうにか街に止まろうとがんばる(笑)。
2号もバックしたけど、後半は大きい数ばかりまわってきたらしく、ものすごい勢いで走る(笑)。
そして、わたし、念願の街のコンサート!
わたし「やった、やっとコンサート!ここは赤2つっ」
出したっ!
2号「ずりー、まま、袋の中見たでしょーっ」
わたし「見てないって、だって、ファンいっぱいいるんだもんー」
…言っててむなしい気もする(笑)。
2号、さっさと会場に到着。
1号「え、もう着いたの?」
わたし「早っ!!」
2号「だって、カード大きい数字しかないんだもん」
そのくせ、2号は♪チップをすでに3枚も集めていて、会場でもう1枚もらえるから、毎回4つファンをひける!
え、これ、もう決まったでしょう…
そう思ったら、1号もかっ飛ばして会場に乱入。
…序盤あんなにあった大きい数、全く出てこなくて、わたしはちまちまと走るしかない!
2号は、自分のファンを入れるチャンスが少なかったため、4つひいても…
…人のファンばっかり引く羽目に(笑)。
2号「なーんーでー、赤と緑ばっかり出てくんだー」
1号とわたしは爆笑(笑)。
そんなわけで、バランスよく進めた1号が、会場到着後にさくさくと自分のファンをひいて、1号の勝ち。
会場に到着すらできなかったわたしは論外、ですな(笑)。
1号「雰囲気はよかったんだけど、バスの速度を調節できないのがつまんなかった。やる前に終わっちゃったって感じでおもしろくない」
2号「テーマはおもしろいと思ったけど、バスが勝手に走ってちゃって、なかなか戻れなかったのがつまんない。ゴールについたらひたすら引くだけだし…」
とのこと。
うーん、おしいって感じ。
アイディアもテーマも雰囲気もあるけど、満足度がない。
個人的には、典型的Helvetiqゲームという感じです。
話はちょっとそれますが、ドイツ語の先生が生徒の作った文章を読んで、「うん、文法は合ってる、合ってるけど、塩コショウが足りない」と言って、ちょこっと単語を足すと、あら不思議、ドイツ語としてとても自然になったってことが何度もあるのですが、Helvetiqのゲームって塩コショウが足りないことが多い印象です。
すごくがんばって作ってるんだけど、最後の詰めが甘いというか。
がんばりがおもしろさにつながってない気がします。
今回も、一つ一つのルールは自然で分かりやすいのに、遊んでみるとやりたいことはほとんどできなくて、プレイヤーは楽しむ前にあっさり終わっちゃう。
カードすごろくなのに、数字のばらつきがありすぎで、さいころで遊ぶのと大差ないと思いました。
さいころだったらしょうがないと思うけど、カードだから自分でコントロールできそうな気がするのに、実際はほとんどできないという…行きたくないところにばかり行ってるって感じで、そりゃつまらないですよね。
グラフィックもきれいなのに、ホントもったいない。
これ、大きい数字の枚数減らしたら楽しくなるかなぁ…あ、ホントもったいない!
↑それほど、雰囲気がよかったのです…
読んでくださって、ありがとうございます。
☆今日のありがとう☆
去年のアドベントカレンダーブック(笑)発見。
2号に「去年のやつ、見つけた」というと。
2号「…もしかして、最後までやってないの?」
わたし「…うん…実は…」
2号「えー、なのに次買ったの?去年のやつやればいいのに」
わたし「だって、去年のやつ途中までやってるもん」
2号「途中までって、半分ぐらい?」
わたし「うん…あ、もうちょっと少ないかな…」
2号「……」
わたし「今年、まとめてやればいいじゃん!今年のやつは、ちゃんと2日分やったよ?」
2号「去年だって、2日目ぐらいまではちゃんとやってたんじゃないの?」
…くっそーっ、言い返せない…(笑)
今年は2冊まとめてやっつけてやるーっ(笑)!