紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ザ・マインド・ソウルメイト(The Mind Soulmates)

心を合わせて、カードを順番に出せるでしょうか…

ひとりが予言者となる。
予言者は、より多くのことを知っている。
カードを何枚か見て、重要なヒントをチームにもたらす。
すべては、秘密裏に行われる。
それぞれの思考だけで奇跡を起こすのだ!
決して忘れることのないゲーム体験となるであろう。

No.530

・ザ・マインド・ソウルメイト(The Mind Soulmates)

・Reinhard Staupe(Soulmates)、Wolfgang Warsch(The Mind)作

・NSV

・8歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「ザ マインド ソウルメイト」は、「ザ マインド」の続編です。
説明書を読んでも、これ、ゲームとして成り立つのか?としか思えなかった「ザ マインド」ですが、遊んでみたらおもしろいのなんのって!
あのめちゃくちゃ濃度の高い時間は、そうあるもんじゃない(笑)。
1号と2号も気に入ってくれたので、「ザ マインド ソウルメイト」が出たら、問答無用で購入となりました。

さて、ルールは。
「ザ マインド」とほぼ一緒。
ただ、各レベルでひとり予言者となり、指定の枚数のカードを見て、指定のヒントをボードに書くことが許されます。
他のプレイヤーは、そのヒントを頼りに昇順にカードを裏返しに出していきます。

全員出し終えたら、予言者はカードを確認し、昇順だったらレベルクリア、昇順でなかったらレベル失敗で、ライフが1つ減ります。
失敗した場合は、同じカードを使い、予言者はヒントを1つ加えて、プレイします。
ライフがすべてなくなる前に、最終レベルを成功させることができたら、プレイヤーの勝ちです。

ウサギのキャラ、健在!

天気のよい午前中に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
2人とも「ザ マインド」を覚えていたので、ルール説明は早い。
しかも、レベルカードがめちゃくちゃ分かりやすいので、「ザ マインド」をプレイしたことある人なら、一目瞭然!
すばらしいっ!

というわけで、まずわたしが予言者。
カード4枚、見ていいのは3枚、予言は1つ…
一番小さい数を書こうかなと思って、ふと考える。
見てない1枚がもっと小さい数だと、混乱する…かな?

中途半端なほうがいいかな?

そう思ったので、3枚のうちの真ん中の数を書く。
見なかった1枚を加えてよくきり、配る。
1号「…で、一番小さいっと思う人から順番に出していけばいいんだよね」
わたし「そう」
わたしのカードは、よりによってヒントで出した22…これより小さいのは1枚か、2枚か…

…しばしの沈黙。
お互い相手をきょろきょろと見て…2号が出す。
ここで、1号に動きがなかったので、わたしが出し、1号が出し、最後に2号。
2号「合ってるかな」
1号「合ってる気がする…」

表にすると…

やたーーーーーーーーーっ!!

全員「やったーっ!!!」
…たった4枚と言うことなかれ。
この達成感は、そうあるもんじゃない(笑)。

レベル2。
予言者は、2号。
18と45ね…

小さい数と大きい数…なのかな?

わたしのカードは33…うーむ、微妙…だな。
「じゃあ、スタートね」
…そう言った瞬間に、2号がカードを出す。
1号とわたし、とまどうけれど、あ、たぶん一けたのカード!と気が付く。
1号がカードを出し…なんとなくわたしって気がして、わたしがカードを出し…2号が出し…1号が出し…

その間全員無言。
無言なんだけど、こう、なんというか、空間ではものすごいやり取りしているような、そんな感じ(この文章、あやしすぎ・笑)。
表にしてみると…

これは、これは、これは…来たね(笑)

2号「やった、そろってる!!」
1号、わたし「やたーーーーっ!」
33と35、間違えずに出したって、すごくない??
いや、マジでこれ、最高じゃんっ(笑)!

レベル3は、1号が予言者。
1号、何も考えてなかったらしく、一番小さい数を書いてしまい、1回目は失敗。
2号「えー、失敗?」
1号「うん、失敗…ヒント、悪かったかなぁ…」
わたし「ふーん」

失敗すると、ライフが1つ減る。
でも、同じカードで再チャレンジできる…つまり、予言者はどのカードがあるのか知ってる状態!
11と書いた予言ボードに、24と書く1号。

スタート!と言ったものの、全員慎重。
2号が出し、1号が出し、2号が出し…あ、なんかわたしって気がするっという理由でわたしが出し…出した後、なんとなくわたしは遅すぎた気がするんだけど、どーなるんだろう…

1号が出されたカードを手に取り…「あったりー!」
2号、わたし「よっしゃーっ!!」

インターバルが短いカードを上手く出せると、すごくうれしい!

わたし「ちょっと、これ、すごくない?20、23、24と正しく出てる!」
1号「23と24が続いてたから、24って書いたんだよ」
2号「いいヒントだった!!」

そんな感じで、どんどん進む。
途中、スタートと言った瞬間に2号がカードを出すと、1号が「あー、あれ1だね(笑)」と冷静にコメントしたり、2枚まとめて出すので、思わず1号とわたしがフリーズしたら、2号「推定では、この2枚はつながっている」と言い出したり、で笑いながらのプレイで、めちゃくちゃ楽しい!

結局、わたしたちはレベル6までクリアできたものの、レベル7で失敗。
それでも、ものすごい充実感(笑)!
1号「これは、おもしろい!ヒントを出すのに、すごく悩んだ」
2号「いい、これ。なんとなく分かるのが、おもしろい!」
だそうです。

 

めっちゃおもしろかったー!!
これは、あっぱれ!
予言者がいることで、ぐっと遊びやすくなりました。
「ザ マインド」は、懐中電灯なしで洞窟探険に行くって感じですが、「ソウルメイト」は懐中電灯とおおまかな地図持参で行くって感じです(分かります?このたとえ・笑)。
予言のおかげで、多少見当が付けられるので、気持ちを合わせるのがよりやさしくなったと思います。

そして、レベルカードの分かりやすいこと!
一目瞭然なので、テンポが全く落ちません。
順番に出せていい気分のノリで続けられるというのは、すごく楽しかったです。

あと、NSVは安定のMade in Germany!
Faber Castellのペンを使ってるのって、NSVぐらいじゃないでしょうか。

キレイに書けて、キレイに消えます!

ちゃんとオリジナルになってる(笑)。
こういうこだわり、わたしは好きです。

時間は短いけど、遊んだって気持ちになるいいゲーム!
リベンジで、次回はレベル12までいきたいです。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日は、いい天気!
暖かかくて(注・暑くて、ではない・笑)、気持ちよかったです。

その2
いい天気だったので、当然のようにはだしにサンダルで出かけました。
靴下も靴もいらないって、なんて解放感っ(笑)!

その3
いろいろ準備したいんだけど、例のごとく、「準備するための準備」に忙殺される(笑)。
はやく「準備」したい(笑)。

その4
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪