紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

テイク イット イージー(Take it Easy!)

定番の1つ

最上級のタイル並べゲーム!
スタート時は、全員全く同じ。
個人ボードは空っぽで、タイルはボードに置かれるのを待っている。
最初の1枚目は、置くのも簡単。
しかし、ゲームが進むにつれ、はじからはじまで同じ色で結ぶというのが、どんどん難しくなってくる。
そして、ゲームの終盤になると、置きたくないタイルすら出てくるのだ。

No.517

・テイク イット イージー(Take it Easy!)

・Peter Burley 作

・Ravensburger

・10歳から99歳

・1人から6人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

なんとなーく、遊びそこなっていた「テイク イット イージー」。
でも、こういう定番もちゃんと遊んでおきたいなーっと思っていたら。
近所のフリマで、積み重なったボードゲームの山から発見(笑)。
これがあるから、フリマ巡りはやめられない(違っ)!

さて、ルールは。
全員個人ボードと、同色のタイルセットを受け取ります。
ひとりはタイルすべてを裏返しにし、それ以外はタイルは表にしておきます(番号で分けると、プレイしやすいです)。

タイルをすべて裏返しにしたプレイヤーは、1枚選んで表にします。
そのタイルを、他のプレイヤーに見せ、他のプレイヤーは同じタイルを自分のタイルから探し出し、全員同じタイルを自分のボードに置きます。

その際…
・数字の上下が正しくなるように置く。
・次のタイルが表になったら、すでに置かれたタイルの位置を変えてはいけない。
・タイルは必ずボードに置く(パスはできない)。
に気をつけます。

すべて置き終わったら、ゲーム終了です。
はじからはじまで同じ色の線でつなぐことができたら、その数字×枚数が得点になります。
途中で違う色が混じったら、その線は得点0です。
得点が1番多かった人の勝ちです。

ひとりだけ、タイルは裏返し

天気の悪い午後に、2号とわたしの2人でプレイ。
タイル並べゲームだし、人数関係ないだろうということで2人で遊ぶことに。

まず、わたしはタイルを裏返しにする。
2号は、タイルを表にして並べる。

タイル、整列っ!

説明書には「2,6,7で分ける」とあったので、それに従う。

1枚目。

左がわたし、右が2号

 

真ん中が9だったので、ますが多いところに置こうと真ん中に置くわたし。
2号は、手堅くはじから始める。

次。
わたし「えっと、2だ。真ん中が5で、あと8」
2号「…最初においたタイルと全然同じ数がない…」

うーんと、こういう場合はどうすれば…(笑)

わたし「…ということは、最初のタイルにくっつけては置けないよね。でも、斜めも違う数だから…」
2号「全然関係ないとこに置かなきゃいけないってことか」
…ホントだ(笑)。

でも、次はちゃんと同じ数字が出た!

つながった!

わたし「つながると、かなりうれしい」
2号「でも、これ、結構厳しくなる気がする…」
…確かに(笑)。

次のタイルは、2,1,3…

2号1本つないだ!

2号、見事に2の列を完成させる。
わたしは2の列にリーチだけど…ここにピッタリのタイル、来てくれるかなぁ…

そして、7,5,4…

だんだん選択肢が減っていく感触(笑)

わたし「これさ、縦の線の数字だけじゃなくて、斜めの線の数字もチェックしなきゃいけないって、結構頭使うね」
2号「うん、1つ合ってるからって置いたら、実は他の線の色も自動的に決まっちゃう…」
わたし「これ、最後の方、苦しくなりそう…」

2号は、サクッと2本目完成。

わたしは、まだ1本もできてない…

わたし「いいなぁ、2号はもう2本も完成してる…わたし、まだ1本もできてない」
2号「でも、もうかなり苦しいんだけど?」

そんな話をしていたら…

やたっ!

なんと、3本全部合うタイルが出て来てくれた!!
やった…これは、ものすごい達成感…って、ただの偶然なんだけどね(笑)。

満足(笑)

ぴったり!

でも、ぴったり感はここまで(笑)。
ここから、取捨選択が始まる(笑)。

ここはダメ、あっちもダメ、そっちもダメか…

タイルが表になった瞬間から2人とも黙り込み、ひたすらなるべく合うますを探す。
…でも、もうそんなますないっつーの(笑)。
仕方がないから、より点数が少ない方、あるいは完成させるのが大変そうな方はあきらめる…うー、厳しい(笑)。

でも…

おっしゃーっ!

終盤にぴったりタイルが出ると、ものすごくうれしい!
2号「もう、全然合わないんだけどー?」
…うん、気持ちは分かる(笑)。

最後は「げー、ムリ」「どこに置いても、ジャマしかしない…」「合わないっつーの」と大騒ぎ。

一生懸命作っても、破壊するのは自分という(笑)

完成。
得点計算すると…僅差でわたしの勝ち。

これはおもしろいってんで、今度は2号のタイルを裏返しにしてプレイ。

1回プレイして、2人ともそれなりに理解したせいか…

実は同じ展開

4枚目までは、上か下かの違いだけ(笑)。
わたし「これじゃあ、ダメだよねぇ…」
2号「でも、すでにある数字が出たら、そこにつなげて置くよねぇ…」
…それが自然というもの(笑)。

6枚目で、ようやく変化(笑)。

ようやくばらける

1回目は、すでにある数字がなかなかでなかったので、バラバラになったことが分かった(笑)。

そして、分断(笑)が起きる(笑)。

あー、崩れていく…

わたし「また合わなくなってきたよ…」
2号「あー、こっちもダメ、あっちは…あ、これもダメだ…」
苦しくなってきた…(笑)

でも、ここで2号がミラクルの1枚!

やった!

2号「やった、ぴったり!」
わたし「ここで、ぴったりはいいなぁ…」

でも、そのあとは2人で悲鳴上げてたけど(笑)。
そんなこんなで終了。

ハマるわ、これ…

わたしは、前回より点数を伸ばしたけれど、2号は伸び悩む。
勝ったのは、わたし。
2号「最初は、キレイに置けて楽しいんだけど、途中から合わなくなるのが苦しい。使わなかったタイルに、欲しかったタイルがあるんだろうなぁと思うとすごく悔しいっ」
とのこと。

 

うん、納得の「定番」
何度も再販されているのもわかります。

まず、ルールはこの上ないほどシンプル。
表になったタイルを置くだけ(笑)。
数字を合わせるように置いて、はじからはじまでつなげたら得点…なんだけど、そうは問屋が卸さない(笑)。
ラインが3本ってのは、うまいなぁと思いました。

しかも、タイルの上下が決まっているので、長考できない(笑)。
これは、「テイク イット イージー」の長所と言っていいと思います。
上下が決まってるから、選択肢が少なくなり、いいペースで遊べるのです。

序盤は、ぴったり置けるのに、中盤以降はどんどん自分で破壊(笑)することになり、悩ましいったらありゃしない!
でも、だから3本ぴったりのタイルをが置けたら、すーごくうれしいです。

適正人数は、たぶんありません(笑)。
1人から6人まで遊べるという懐の深さも魅力だと思います。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日もいい天気でした!
日なたは暑いくらいです。
やっぱりもう夏(笑)?

その2
夏休み前に、日本に帰る前に、片づけておきたいことがてんこ盛り…まぁ、いつものことなんですが。
ぎりぎりにドタバタするのはいやだ(でも、毎年確実にそうなる・笑)と思って、まず始めたことが「レインコートの洗濯」「ボードゲームの整理」…だったことに、自分で爆笑。
あのー、それって、夏休みとか帰国とか関係なく、さっさとやっとけばよかったことなのではないかと…(返す言葉はない)

その3
でも、ちゃんと両方ともやった!
やったんだから、いいことにしよう…(脱力)

その4
しかも、今年はなぜかお誘いが多い…夏休み前に会っておきたい人も多い…ヤバいなぁ…

その5
やることは多いけど、ひとつひとつ片づけていくしかない。
イライラしないで、がんばります。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪