紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

キャンディ工場(Kipp mir Saures)

久しぶりのZochです!

キャンディ工場へようこそ!
筒が倒れるまで、いっぱい詰めよう。
ほっぺたが落ちそうなキャンディを作りだそう。
どのキャンディがいつどこに出てくるかは、ゆらゆら揺れる筒の動きを上手くよんだプレイヤー次第。
さいころを入れるたびにドキドキするでしょう。
それも当然、筒はいつ倒れてもおかしくないのですから。

No.473

・キャンディ工場(Kipp mir Saures)

・Emmanuel Albisser作

・Zoch

・8歳から

・2人から4人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

「キャンディ工場」は、おもしろそうだなぁと思ったものの、なかなか見かけず、見つけたと思ったら…高い(笑)。
箱も大きいし(笑)これはスルーかなと思っていたら、実店舗で投げ売りになっているのを発見。
よく見たら、箱にÖterreichischer Spielepreisのシールが貼ってある!

ちなみに、Öterreichischer SpielepreisはWiener Spiele Akademieが2001年から授与している賞で、Spiel des Jahresのオーストリア版といった感じです。
おもしろいなと思ったゲームにÖterreichischer Spielepreisのマークがついていることに気が付いて以来、わたしは結構頼りにしてます(笑)。

…話がそれましたが、投げ売りだしÖterreichischer Spielepreisのシールついてるし、これは買いだよねっと購入したわけです。

さて、ルールは。
…その前に、工場の組み立て(笑)。
遊びたいと思って組み立て始めたのはいいけれど、思ったより大変で、思ったより時間がかかったので、その日に遊ぶのはあきらめました(笑)。

これ、Zochは、日本の紙工作出してる出版社にノウハウ聞くべきだったと思う(笑)。
1号2号が小さい頃、わたしは『め〇え』とか『たのしい幼〇園』の付録で紙工作を山のようにやったけれど、Zochの説明書不親切すぎ(笑)。
作り方自体は簡単なのに、説明と番号の割り振りが下手すぎで、大変でした。

左のチップがおもり(笑)

でも、完成したら見えなくなるおもりにもちゃんと印刷しているのは、とてもよい(笑)。

さて、工場をセットします。
製作カードはよくきって、裏返しに積み重ね、8枚表にして並べます。
ボーナスカード(スーパーミックス、ベストセラー賞)は、わきに置きます。
材料(キューブ)は、色別に分けて置きます。
各プレイヤーは、さいころセット(大中小、赤青黄)計9つを受け取ります。

手番がきたら…
自分のさいころから1つ選んで、筒の1つに入れます。
→筒は倒れなかった…手番は終了です。
→筒が倒れた!

・材料筒の場合
筒を倒したプレイヤーから順番に、出てきたさいころを1つ選びます。
選んださいころの色の材料を、出ていた目の数もらいます。
さいころは、自分のさいころとして次の手番から使えます。
出てきたさいころがすべてなくなったら、材料の数がいくつあるか確認します。
11以上ある場合は、10以下にします。

・製作筒の場合
筒を倒したプレイヤーから順番に、出てきたさいころを1つ選びます。
プレイヤーは、
→選んださいころの色の製作カードを1枚選んで、自分の前に置きます。
か、
→選んださいころの目と同じか、それ以下の材料が必要なミックスキャンディの製作カードを1枚選んで自分の前に置きます。
のどちらかを選びます。
さいころは、自分のさいころとして次の手番から使えます。

・包装筒の場合
筒を倒したプレイヤーから順番に、出てきたさいころを1つ選びます。
そのさいころを、自分の前に置かれた同じ色の製作カードの上に置きます。
必要な材料を、ストックに戻します。
これでキャンディが完成です。
ただし、材料がそろっていなければ、キャンディを完成させることはできません。
ミックスキャンディは、どの色のさいころでも置けますが、必ず1色につき1つはストックに戻します(2色だけ、あるいは1色だけでは完成させることはできません)。

これを繰り返して、誰かがキャンディを5つ完成させたらゲーム終了です。
ボーナスカードを確認し、完成したキャンディの得点(製作カードの下に書かれた数字)を足して、1番多かった人の勝ちです。

さいころと材料の色がとてもきれい!

天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっと説明するけど、このゲームは説明聞くより、やってみたほうが分かりやすいと思う。

まずは材料だけど…

製作カードは、こんな感じ。
2枚ずつ出てて、やりやすそう。

スタートプレイヤーは、わたし。
まぁ、まずは材料集めなきゃしょうがないよなぁと、材料の筒にさいころを…あ、そだ、なかなか倒れないように1番大きいさいころ入れちゃおっと(笑)。

1号も2号も、よく分からないまま始まってしまったので、適当に入れる(笑)。
うん、それでよい(ホントかよ)。

わたしがせっせと材料筒にさいころを入れたので、1番最初に倒れたのも材料筒(笑)。

材料ができたらしい…

わたし「あ、倒れた。わたしの時に倒れたので、わたしからさいころを取ります。んで、取った色の目の数、材料がもらえんの」
1号「そーゆーことね」
さいころは全部で5個出たから、わたしは2個もらえるはず…うーん、青が1個だから青にしとくか…

確かに「できたー」って気分になる(笑)

さいころの色と材料の色が同じなので、すごく分かりやすい。
でも、青いアメってなめた後、舌が青くなりそう…(笑)

1号も2号も1つずつさいころを取って、材料をもらう。
2回目、わたしは、赤の4のさいころを取る。

かなりおいしそう(おいっ)

これでちょうど10個。
この材料、ほんっとおいしそうでつい口に入れたくなる…(何歳児?)

そして、その次に倒れたのが包装筒(笑)。

ムダに作っちゃった…

わたし「包装筒なので、わたしたちは何もできません」
2号「なんで?」
わたし「包装するには、製作カードが必要で、製作カード誰ももってないから」
2号「あー、そういうことかー、だいぶ分かったかも」
うん、このゲームは絶対「習うより慣れろ」(笑)。
3人とも無言で、さいころを取る。

当然、3人とも製作筒にさいころを入れまくる(笑)。
そう、物事には順番があると学んだ(笑)。

出てきたけど…4つ…

大きいさいころ入れすぎたのか、4個で倒れる。
運よくわたしの時に倒れたので、ミックスキャンディ狙いで黄色の6を取る。

…そして取ってから気が付く、わたしはまだ青と赤の材料しか持ってないことに(笑)。
ちゃんと確認しろとあれほど…
運よく2回目に残ったさいころが青だったからいいけど、これで黄色だったら全然製作できないっつーの(笑)。

そして、次は3人とも包装筒を狙う(笑)。
…あ、でも、わたし青いアメしか完成できないじゃん!
材料筒にもさいころを入れなきゃ…

包装筒は、2号が倒す。
順番で行くと、わたし3番目なんだけど運よく青いさいころが残ってた!!

やったーできたー!

カードの上の方に4と書かれているので、青い材料を4個出して、さいころをのせる。
これでアメ1つ完成っ!
2号も1つ完成させたけれど、1号は材料が足りなくて完成できず…
1号「材料足りなかった…」

このあたりから全員思惑が一致せず、バラバラになる(笑)。
わたしと1号は材料を集めたいけど、2号は製作カードが欲しい(笑)。

材料筒が倒れたと思ったら、わたしが欲しい黄色は1つ…マジっ?
1個しかもらえないのっ???

出てきたけど…

わたし「背に腹は代えられぬ…黄色の1、もらいます」
2号「じゃ、青の6もらうっ!」…あー、なんかむかつく(笑)。
1号「いいじゃん、まま、とりあえず3色そろってるんだから」
そーだけどぉー(笑)。

材料は欲しいけど、10個の上限が結構きついことに気が付く。
2号「せっかくもらえても、10越えちゃいけないっての、キツいね」
わたし「なんか、思うように集まらないよ、これ」
1号「集まってるだけマシじゃん…」
…あら?1号は上限にひっかかって…ない?(笑)

筒は、思ったより簡単に倒れるので、どんどん進む。
製作カードも追加して、満を持して包装筒が倒れる!

おっしゃーっと思ったのにっ(笑)

わたし「4個だけ?倒れんの、早すぎない?」
2号「4個か…」
1号「しかも、赤と青だけ…」
2号「もうちょっとバランスよく入れて欲しいよね」…他人事にするなっつーの(笑)。

でも、ここでわたしは念願のミックスキャンディを完成させる!

どうだっ!!

わたし「やったー、できたー」
1号「分かったから」
…あ、冷たい…

…この時点で、わたしは完成することが目的になってしまい、点数まで気がまわってない…(って、いつもだよっ!)

その後も、ちまちまと材料を集め、製作カードを並べて、アメを作る。
製作カードと、集めた材料が上手く一致しなくてもたもたしたけれど、気がつけばわたしはリーチ!
2号「あ、まま、あと1つできたら終わりじゃん」
わたし「ホントだ」
1号「気が付いてなかったでしょ」
わたし「気が付いてなかったよ」
…これだもん(笑)。

そして、運よく(結果的には運悪く)青いアメが完成で、わたし5個。
残りのさいころを分けて、ゲーム終了。

黄色と赤のボーナスは、2号、青とミックスのボーナスはわたし。

わたしのアメ。

あら?点数低めじゃない?

作っているときは、完成させることに集中してて気が付かなかったけど、4点とか3点とか…点数低いね…

1号のアメ。

…あまり聞かないでおこう(笑)

「なんか、上手く回せなかった。いつもなんか足りないって感じだった」
各色1個ずつで、色はきれいなんだけど…

2号のアメ。

油断もスキもあったもんじゃない!

こいつ…高い点数ばっか集めてる?
黄色と赤だけ狙って、しかもそのボーナスもかっさらってる…

計算してみると。
なんと1点差で2号の勝ち、以下、わたし、1号。
わたし「1点差で2号の勝ち」
2号「え、2号が勝ったの?ままじゃなくて?」
わたし「ままじゃなくて」
1号「2号、ちゃんと高い点数のカード取ってたもんなぁ…」
くーやーしーいーっ(笑)!

1号「悪くない…てか、おもしろかった。思い通りにならなかったけど、出てくる筒によって、さいころの見方が変わるのはおもしろかった」
2号「みんな一緒にやってくってのが、楽しかった!」
だそうです。

 

うん、楽しかった!
単純にいつ倒れるかとハラハラするのは、やっぱりおもしろいです(笑)。
しかも、出てくる筒によってさいころの目が大事だったり、色が大事だったりで、見立てがとても楽しい!

最初のうちは、えーっと何をどう見るんだっけ?と戸惑いますが、慣れたらテンポよく進みます。
見た目ほど選択肢は多くないので、長考するヒマもないし、長考する必要もありません(笑)。

製作カードの得点と材料の数字が多少紛らわしいけれど、それ以外はデザインも分かりやすくて遊びやすいです。
製作カードの上の部分は、包み紙を広げたデザインになっていて、かわいい!
また、さいころのサイズを変えたというのは、アイディアだなと思います。
わたしたちは途中から、さいころの入れ方にこだわったりしてました(笑)。

これは、アナログゲームならではのおもしろさだと思います。
絶対リベンジしたいです(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日も飽きずにくもり。
雨は降らなかったし、そんなに寒くなかったからよしとしよう。
注・コピペではありません(笑)。

その2
クリスマスに友達からもらったチョコレート、これがおいしいのなんのって!
近所のパン屋さんで作ってるんだけど、マジでおいしい(笑)。
もったいないので、なかなか食べられなかったけど、元日から夫と2人で1個ずつ食べてます。
ある時、夫「…ねぇ、もう1個食べたい…」
しょーがないなーと言いつつ、わたしも2個目をパクっ(笑)。
以来、1日2個になりました(笑)。

その3
次の映画何観る?という話になり、夫が「ニキータがいい!」
わたし「えー、お正月だし、なんかこうもっと平和な、血が飛ばないやつがいいなぁ…」
夫「じゃあ、いいよ、他ので」
わたし「でも、夫、ニキータ好きだね?」
夫「オネーサン、カワイイカラ」
わたし「はいっ??」
夫「ア、チガウ、カワイクナイ、カワイクナイ」
…なんでそういうことだけ、日本語で言うんだ(笑)?

その4
…という話を2号にしたら、爆笑した後、「でもさ、パパの日本語って、かわいいよね」
…確かに(笑)。

その5
そういえば、1月6日は三人の博士がキリストに会えた日ですね(なんつー大雑把な…)。
12月25日にキリストが生まれたと星が知らせて、それから必死に旅を続けて会えたのが1月6日だったという話だけど…長旅だったんだね(笑)。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪