紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ジンクス(Jinx)

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さいころが運命を決める(笑)

さいころの出た目と同じカードをとって、3ラウンド終了時により多く得点を集めることができるのは誰でしょう?
さいころ運がないと、すっからかんになりますよ。

No.298

・ジンクス(Jinx)

・Klaus Altenburger作

・Piatnik

・6歳から

・2人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

「ジンクス(Jinx)」は、Piatnikのサイトで発見。
シンプルだけど、おもしろそうだなぁと思って購入。

カードは、数字カードをラッキーカードに分けてよくきって裏返しに積み重ねます。
数字カードを表にして4×4の形にならべます。
スタートプレイヤーは、さいころをふります。
さいころは1回だけふり直すことができます。
出た目の数字と同じ数字カードを1枚選んで、自分の前におきます。
あいた場所に、数字カードは補充しません
これで手番は終了です。

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数字カード

これをくりかえして、出たさいころの目と同じ数字のカードが場にない場合、ラウンド終了となり、得点計算します。

プレイヤーは集めたカード(前のラウンドで集めたカードも含む)の色を確認します。
場に残されたカードと同じ色の数字カードがあれば、すべて場に戻します。
また、ラウンドを終了したプレイヤーは、手元に残ったカードのなかで1番数字の大きいカードを場に戻します。
手元にカードが1枚もなければ戻せませんから、戻しません(笑)。
場にあるカードは、すべて捨て札になります。

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ラッキーカード

ラウンドを終わらせたプレイヤーから順番に、手元に残ったカードを好きな枚数ラッキーカードと交換することができます。
カードが残らなかったプレイヤーは、当然交換できません。
手元にあるカードは、すべて表にしてて自分の前におきます。

これを3ラウンド行い、手元にある数字カードの数を足して1番多かったプレイヤーの勝ちです。

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4×4にならべます

ようやく天気が良くなった午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルール説明、めっちゃ簡単…簡単すぎて不安になるぐらい(笑)。

まずは、2号から。
さいころふって…「なるべく少ない色の数字をとればいいんだよね?」…早速のご理解ありがとうございます(笑)。
3人とも初めてだし、序盤はふり直すこともなく、出た数字をとるという感じ。

中盤になると、今まで取った色を場からなくしたくなる(笑)。
でも、ふり直してラウンド終了は避けたい…
ここまではさくさくすすんだけれど、徐々に悩ましさが増える(笑)。

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意外にとれました

残り3枚で、2号が取れず。
場に残った黄色、緑、黒のカードが、すべて捨て札…がーん、わたし、黄色も緑も持ってた!!
2号は、それに加えて1番数字が大きいカードを捨てる…手元に残ったのは、1号2枚、2号3枚、わたし3枚。
「残り3枚までいけるんだね。もっと早くに終わると思った」と言ったら、「それでも、カードいっぱい捨てなきゃいけなかった!」と2号は不満そう(笑)。

そして、希望者(笑)はラッキーカードと交換。
「これさぁ、普通のカード残しといても、次のラウンドで同じ色が場に残ったら、捨て札になるんだよ」と言ったら、「え、次のラウンドで捨てなきゃいけなくなるかもしれないの?」と1号。
「そう、確実なものは何もない」…って、こんなところで悟ってどーする(笑)。
1号は1枚、2号は2枚、わたしも2枚ラッキーカードと交換。

2ラウンド目。
多少コツがつかめた気がするけど、コツがつかめたってさいころの出目まではどうにもならない(笑)。
2号は早速「もう1回さいころをふる」ラッキーカードを使う。
1回ぐらい多くなっても焼け石に水じゃ…と思ったのに、これが威力発揮(笑)!
さいころふるのが2回目まで気楽というのは、かなり大きいみたい。

そして、序盤はカードを選べても、中盤以降は終了させないことに集中するから、選ぶ余裕はなくなる(笑)。
終了させると、最高点のカードを捨てるというルールがキツイのなんのって…
でも、それがなければ、自分の集めたカードの色が場になくなったところで、終了させようと思えば終了できるかもしれないわけで。
このルール、よく考えてある!

今回は、5枚残して1号が終了させる。
場に残った色を捨て札にしたら…1号1枚、2号4枚、わたし3枚残る…全然増えないんですけど(笑)。
残ったのが1とか2と小さい数だったので、わたしはまた2枚ラッキーカードと交換。
もらったのは、+1と1,2,3から選べるカード。

3ラウンド目。
思い通りにならないさいころを、ラッキーカードで補いながら狙いのカードを集めていく。
2号は、1回多くさいころをふるカードをガンガン使って、狙いの出目を出す。
1号は、1回しか使えない4,5,6カードで6をとる。

わたしは、いい感じに黒が集まって来る!
よし、次の手番で1,2,3から選べるラッキーカードを出して、場に残る黒の3をもらったら黒は安泰!

…と思った矢先に、1号終了させる!!
うっそーっ!!
「ちょっと、やめて、なんで…」…わたしは絶句、1号は無言、2号大笑い。
ここまで三者三様の反応だと、逆に笑うしかない(笑)。

たんまりためた黒4枚全部捨て札…くっそー!
勝ったのは2号、以下わたし、1号…

おもしろい&悔しいので、すぐさまもう1回(笑)。
すぐには終わらないということが分かったから、じっくり…

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7枚も残ってるんですけど…

…と思ったのに、1ラウンド目は7枚(!)残して終了。
終わらせたのは…わたし。
「もうおしまい?」と1号。
「ごめんっ、でも出なかった…」とわたし(笑)。
「ちょっとー、1枚しか残らないんだけど?」と2号。
なんと手元に残ったのは、全員1枚(笑)。
出だしからつまづいてるし(笑)。

1枚残したところでどーにもならんっと、全員さっさとラッキーカードと交換。
もらったのは、1度しか使えない1,2,3カード…2号は根性(笑)でまた1回多くさいころをふるカードをもらう…ずりー(笑)。

2ラウンド目。
なんと今回は、たった1枚までがんばった!
そして、終わらせたのはまたわたし…これはしょうがないよねっという感じ。
というより、1枚までいけたってほうがびっくり(笑)。
残ったのが1色だったので、1号と2号が1枚ずつ捨て、わたしは1番大きい数字のカードを捨てる。
…当然だけど、場のカードが少ないと手元に残るカードが多くなることに気がつく(よーやく)。

そして、3ラウンド目。
今度こそ(笑)。
ラッキーカードは、同色2枚以上を足して出目にすることができるカード…これは使えるかな?
いきなり5が出たので、ラッキーカードを出して緑の2と3をもらう。
…あ、これは便利だわ。
場のカードが一気になくなる!
そして、6で場に唯一の青をもらい、これは安泰!と思った矢先…わたしが終わらせる!!
「ちょっと、タンマ、なんでわたしばっかり終わらせちゃうの?」と言うと、1号も2号も爆笑。
くっそー、こんなことならスタートプレイヤーになるんじゃなかった(爆)。

1号は、オレンジとピンク、2号は緑だけ献上、わたしは場にあるカードはもってなかったけど、よりによって最後にとった青の6を献上…あぁ無常(笑)。
結局、やっぱりぶっちぎりで2号が勝ち、1号とわたしは同点…納得いかないっ(笑)!

これ、楽しいー!
思ったよりずっとおもしろかった!
さいころ運の加減が絶妙で、遊んでいて楽しいです。

悩むといっても、場にあるカードは16枚で、しかもどんどん減っていくのでサクサクすすみます。
それに、思ったより場にあるカードがとれる(笑)!
説明書を読んだときは、「これ、あっという間に場のカードがとれなくなって、始める前に終わるタイプなんじゃないかなぁ」なんて生意気なことを考えてましたが、そんなこと全然ありませんでした。

あと、ラウンドを終わらせた人は、手札の1番大きい数のカードを捨てるというのが効いてます!
これがなかったら、自分が集めた色が場からなくなったら、ラウンド終了にしたほうが得点になるのです。
でも、これがあるために、3人とも「もう終わってもいいんだけど…6は捨てたくない(笑)」と続けてました(笑)。
ムダがなく、すっきりしたルールでとっても遊びやすかったです。

「ジンクス」なら、お酒飲みながら、おしゃべりしながら、遊んでも楽しいと思います。
…でも、まずはコロナをやっつけないと(笑)!
早くみんな一緒に遊びたいですね!!

 

☆今日のありがとう☆

その1
天気がいい!
ようやく5月っぽくなってきましたっ(って、5月終わるけど・笑)!

その2
となりのトトロさんも、ワクチン接種1本目終了したそう。
「じゃあさ、2本目終わって2週間したら…ゲーム??」とメッセージ書いたら、「やろうやろう!きみたちとやりたいと思って、ゲーム買ったんだよ!」とのこと。
もう今からすっごく楽しみ!
でも、何を買ったんだろう(笑)?