紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

チェロやってます。

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PIAといいます


今回はまた寄り道で。

実は、チェロやってます。
完璧なレイトスターター(レイトスターターといいながら、実は子どものころやったことがあったって人、多すぎ…)で、数年前あるきっかけで始めました。

そのきっかけは…

1号がヴァイオリンをやってまして、1号のヴァイオリンの先生とわたしのチェロの先生がご近所さん同士で、「もうすぐクリスマス!じゃあ、生徒集めてクリスマスコンサートしましょうよ!」と思いつきでコラボすることに(笑)。
そのコンサートは、チェロ4台ヴァイオリン4台のアンサンブルだったのですが、とても素敵でした。
子どもたちのレベルがかなり似ていて、しかも高かったのだと思います。
それを聞いて「あぁ、いいなぁ、こんな風に弾けたらいいなぁ」と(ありがち)。

もともとチェロは、わたしにとってそんなに遠い楽器ではありませんでした。
大叔父がチェロを弾いていて、遊びに行くとよく見せてくれたのです。
あるときはわたしが弓を持ち、大叔父が弦をおさえてくれて、小さな曲を弾いたこともありました。

…でもだからって「やりたい」とは思わなかったんですよね、あのころは。
チェロってなんか気をつかいそうだし、めんどくさそうとか思ってました(笑)。

でも、そのクリスマスコンサートの1年ぐらい前から何か音楽やりたいなぁとは思っていたのです。
子どものころ、ピアノはやったけれど全くモノにならず(できるようになったのは、音符を読むことだけ・笑)、でも1号のヴァイオリンの先生に「弦楽器はいいわよー、音符1度に1つしか弾かないから!」と言われたこともあって、「弦楽器、いいかもなぁ」とは思っていました。

とはいうものの…実際始めるには至らず…先生探すとか、なにより実際始めても練習できるのかなとか、そんなことぐずぐず考えてました。

ところが、クリスマスコンサートのあと、とても楽しそうに弾いていたチェロの先生になんとなく近づいて「あのー、チェロの先生ですよね?」と話しかけると…
先生「はい、そうですけど…」
紺碧「生徒さんに教えてらっしゃるんですよね」
先生「そうです」
紺碧「あの、チェロって…40歳過ぎでも始められますか?」
先生「もちろん!わたしの最年長の生徒さんは63歳で始めましたよ」
紺碧「それまでチェロに触ったことなくても?」
先生「もちろん」
紺碧「チェロも持ってないんですけど」
先生「…あなたがチェロやってみたいんでしょ?午前中ならわたしは時間があるから、1度いらっしゃいよ。チェロもあるから」

…と、とりあえず先生は見つかった!
それでも、実際に連絡するまでまた悩みました。
始めても、わたしに毎日練習する時間はあるのかと思ったら、さーっと腰が引けてしまって。
日常生活まわすのに精いっぱいなのに、そんな時間どこにあるんだ?と。

すると、プロの音楽家の友人が「何言ってんの、とりあえず始めなよ!始めたら、練習できなくても、週1回レッスン行って練習することになるのよ。それでもできるようになると思う。だって、始めなかったら全然できないまんまだし!」と思いっ切り背中を押してくれて。
彼女は、先生もやっているので「ホントは、練習してこない生徒って困るんだよね…でも、始めなきゃできるようにならないと思うからね」と後で言ってましたが、それを聞いて、翌日チェロの先生に連絡(単純…)。
その3日後にお試しレッスンして、その帰り道にチェロのレンタルに行ったという…

縁があるってこういうことなのかなと思っています。