紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

シミロ フェイブル(Similo Fables)

4つめのシミロだったりします(笑)

今度のシミロは、寓話編。
さて、どんな登場人物が出てくるでしょう?

No.447

・シミロ フェイブル(Similo Fables)

・Hjalmar Hach, Pierluca Zizzi, Martino Chiacchiera作

・Horrible Guild

・7歳から

・2人から

・時間…10分

・日本語化…しなくても遊べますが、カードに書いてある人物の特徴説明が分かるともっとおもしろいと思います

シミロ アニマルから始まって、ワイルドアニマルヒストリーときて、これで念願の2組セットで遊ぶ!が達成されるかと思いきや。
2022年のEssenのSpielで、Board Gameバージョンが出ると聞いたら答えは一つ…「欲しい!」(笑)

メッセ会場で、いそいそとガイドに書かれたブースに行ってみると。
店員さん「あ、Board Gameバージョンは、他のゲームを買ったらもらえるんだよ」
…うっそ(笑)。
店員さん「シミロは他にもあるよ?」
わたし「でも、アニマルもワイルドアニマルもヒストリーも持ってるの…それに、これ英語版?」
店員さん「うん、でもきみ、英語しゃべってるし、もう1つ足したらどう?」
…ちくしょー、1日英語聞いてたら、英語になってたっ。
ここまでドイツ語版でそろえてきたのに…でも、背に腹は代えられぬ(笑)。

そんなわけで、シミロシリーズ初の英語版購入(爆)。
物語の登場人物なら英語でもどうにかなると読んで、フェイブルを選ぶ。

…でも、なんでフェイブル?
日本語題、「寓話」とか「童話」じゃダメなの(笑)?

そして、先日早速遊ぼうとBoard Gameバージョンを開封したら…
…ダメだこれ、マニアックすぎ(笑)。
新作の宣伝もかねてるから、かなりのゲーマーじゃないと成立しない気がする(爆)。
なので、フェイブルで遊ぶことになりました(笑)。
買っといてよかったね、わたし(笑)。

さて、ルールは。
アニマルとまるっきり同じです。
知りたい方は、アニマルで確認してください(笑)。

天気のいい午後に、2号とわたしでプレイ。
わたし「シミロ。今度は、物語の主人公です」
2号「あー、あれね、このあいだままが派手に間違ったヤツ」…そうでしたね(爆)。
ついでに、ボードゲーム屋さんでもらったプロモカード(ロビンフッド)も入れてみる。
ロビンフッドだけドイツ語だけど、なんとかなるでしょ(笑)。

というわけで、わたしから。

悪そうな顔ぞろえ(笑)

わたしの極秘人物は、白雪姫の女王(魔女)。
このシミロは女王が多いので、顔で覚える(笑)。

1枚目は気楽

まぁ、まずはフェアリーゴッドマザー(シンデレラに出てくる魔女)をタテに出す。
2号「ってことは、女の人以外がはずれってことだな」
そう言いながら、迷わずフック船長を選ぶ。
わたし「そうです」

次は、アラジンをヨコ。
あんまりヒントになってないけど、最初のうちは取り除くカードの枚数も少ないし、これで充分。
2号はさくっとシンデレラの王子(プリンスチャーミングという名前だったとは知らなかった!)とブリキの木こりを取り除く。

よーするにターゲットは女性ってこと

そのまま、今度は赤ずきんちゃんのオオカミをヨコ。
これで動物を取り除く作戦(笑)。

そして、動物でもない

2号、ネコ2匹とブタ3匹つかまえる(笑)。
そして、4枚目のヒント…ここが難しい。
しかも手札には、男の人ばっか(笑)。
これヨコに出したって、なんのヒントにもならないな…

ちょっと悩んで、人魚姫をヨコに出してみる。
こう、なんというか若くないとか、完全に人間じゃない(笑)ってところで、分かってもらえないかなぁ…

若くなくて、人間じゃない(笑)

2号、しばらく考えて赤ずきんを取り除く…そうそう、若い人枠ね(笑)。
それから、シンデレラ姫…若い人枠(笑)。
んで、ティンカーベル…人間じゃない枠(笑)。

あと1枚…というところで、2号、極秘人物である白雪姫の女王(魔女)を選んでしまう!

くやしい…

わたし「あー、それだよー、極秘人物!」
2号「え、そうなの?最後のヒントは分かりづらかった…」
わたし「ごめん、でも人魚姫で若くなくて人間じゃないを表現したつもりだったんだけど…」
2号「なるほどね、若いは分かったけど、人間じゃないは気がつかなかった…てかさ、魔女って人間なの?」
わたし「…そこまでは考えてなかった(笑)」
人間っていっちゃー、人間だけど、魔女は魔女、だよねぇ…

というわけで、気を取り直して今度は2号。
ちろっと極秘人物を確認して、カードを並べる。

2号の極秘人物は…

2号、まず巨人をヨコ。
…ってことは、男の人じゃないってことか。
わたしは、フック船長を選ぶ。
2号「それじゃないです」

1枚目からは外せない(笑)

次は、ジャックと豆の木のジャックがヨコ。
要するに、男の子じゃない(笑)。
わたしが考えていると、2号はカードのJack(And the beanstalk)を読む。
2号「これって、何の話?」
わたし「ジャックと豆の木、じゃないの?」
2号「英語だからわかんなーい(笑)」
わたしは、ピーターパンと猟師を取り除く。

男の人じゃない(笑)

次のカードは、ドロシー(オズの魔法使い)がヨコ。
ははぁん、これは極秘人物は動物と見た…あ、動物なら極秘動物か(笑)。
わたしは、女の子を片っ端から取り除く…白雪姫、赤ずきん、ハートの女王、これは迷わない!
2号「そうそう、それそれ」

女の人でもない

2号「次は…4枚取るんだっけ?」
わたし「えーっと、うん、いま3枚取ったから、4枚取る」
2号「4枚にちょうどいいのは…」
そう、こう考えられるようになると、当たる確率がかなり高くなる。
もちろん、手札にちょうどいいカードがあったら、の話だけど(笑)。

しばらく悩んだ2号が出したカードは、3匹のこぶたをタテ。
…ってことは、やっぱ動物は残すのか…って、動物はあと2枚じゃん!
そしたら、動物以外を全部出せる!
わたしはゆっくりと、ピノキオ、ティンカーベル、アラジン、マンジアフオーコ(ストロンボリ…ピノキオに出てくる)を取り除く。
2号「そうそう、いい感じ!」

ターゲットは動物っ!

そして、動物同士の一騎打ち(笑)!
2号が出したカードは…なんと赤ずきんのオオカミをヨコ。
…オオカミがヨコ…オオカミがヨコ…オオカミがヨコかっ!!!!
わたしは、キツネとネコを取り除く!
2号「大当たり!!」
わたし「やった、長くつをはいた猫が極秘動物なの??」
2号「そう!」

2号、お見事っ!

あー、これは2号のヒントの出し方が上手かった!
さすが、伊達に回数こなしてない(笑)。
わたし「2号、ヒントの出し方がすごく分かりやすかった!」
2号「何枚出すのかを考えて出したら、やりやすくなったんじゃない?」
なるほどね。

 

いい加減2組で遊べと言われそうだけど、1組でもおもしろいんだからしょうがない(笑)。
ただ、人間バージョン(笑)を2つ遊んで気がついたのが、人間バージョンだとみんな悪人に見えちゃう(笑)。
この画風、動物にはすごく合ってたけど、人間にはあんまり合ってない気がします。
だって、全員悪人ぽいって、ちょっとねぇ(笑)。
動物が人相悪いのはいいけど、人間だと気になるってのも勝手ですが。

でも、システムはよくできてるなと思います。
相手が出すヒントを想像し、それが合ってるとうれしいし、ヒントを出す方も当ててもらえるとうれしい、という、遊んでいてとっても楽しいゲームです。
年齢も関係なく楽しめるのではないかと。
2号「動物の方が好きかな。ただ、フェイブルの方が簡単だった」とのこと。

次回は…いよいよ2組チャレンジするか、あるいは無謀にもマニアックなBoard Gameバージョンに行くか…どうなるでしょう(笑)。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は、くもり空。
時々雨がぱらついたけれど、それでも寒くなかったのでよかったです(笑)。

その2
頼まれていたこと、ようやくできましたっ!
すっごくうれしいです。

その3
普段はスーパーマーケットで買うけれど、通りかかった市場でおいしそうなニンジンを発見。
買ったら、お店のおじさんオマケしてくれました。

その4
お店のエレベーターで、おばさま2人と一緒になりました。
わたしがマスクしていたら、お二人もマスクを取り出して着用。
お一人が「電車だけでなく、屋内でもマスクした方がいいわよねぇ」と言うと、もうお一人も「わたしもそう思うわ」…思わずわたしも「そう思います」と言ったら、お二人ともニッコリしてくれました。
マスクしててよかった(笑)。

その5
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪