紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ゲット オン ボード(Get on Board)

バスで街を駆け巡る!

ロンドンとニューヨークで、最高のバス路線をつくろう!
お客さんを運ぶために路線を改善し、ライバルの路線が渋滞に巻き込まれるよう画策しよう。

No.440

・ゲット オン ボード(Get on Board)

・Saashi作

・iello

・8歳から

・2人から5人

・時間…30分

・日本語化…しなくても遊べますが、地名が日本語だと遊びやすいと思います

Saashiさん作で、UK Games Expo Best Boardgameを受賞したとなるとこれは遊びたい!と目をつけてました。
ネットで見つけたので、早速注文!

さて、ルールは…と、いきたいところですが、その前に。
説明書が、分かりづらいったらありゃしないっ!
カラフルだし、図もいっぱい入ってるのに、ここまで分かりづらいってある意味スゴイ(そーいえば、神奈川沖浪裏もひどかったーっ・笑)。
ielloは、もう少しましな説明書を書けるようになって欲しいと思います。


…気を取り直して(笑)。
人数に合ったボードを表にします。
各プレイヤーには、シートと鉛筆、同じ色の路線と信号を配ります。
各シートが、すべて違うものであることを確認してください。
スタートプレイヤーは、スタートプレイヤーマーカーを受け取ります。

人数に合わせた切符カードをよくきって、各プレイヤーに決められた枚数配ります。
目的地カードもよくきって、各プレイヤーに配ります。

プレイヤーは、切符カードにかかれた番号をスタート地点として選びます。
その場所に信号を置きます。

切符カードはすべて回収して、よくきり、指定の場所に置きます。
ボーナスカードはよくきり、指定の場所に置きます。

スタートプレイヤーマーカーを持っているプレイヤーから始めます。
切符カードを1枚表にし、全員シートにかかれたそのカードの数字をチェックします。
それが、今回走る路線です。

スタートプレイヤーから順番に路線をひきます。
その際
・シートにかかれた数と形を守ります→形が守れない場合は、マイナス得点のますにしるしをつけ、希望の形に路線をひきます。
・路線を置いた区間が、1.渋滞地域だった場合 2.すでに他の路線が走っている場合 は、渋滞ます1つにしるしをつけます。
・路線は、その前のラウンドで止まった位置から続けてつなげます。
・路線が輪になってしまったら、その時点で脱落です。
・走り終えた先に信号があったら、もう1区間走ることができます。
・走り終わったら、今回線路をひいた区間のシンボルにしるしをつけます。
乗客…順番にしるしをつけてゆきます。
学生…順番にしるしをつけてゆき、大学にとまったら、大学にもしるしをつけます。
ビジネスマン…順番にしるしをつけてゆき、ビルにとまったら、その時点で乗車しているビジネスマンの人数によって得点がもらえます。
観光客…順番にしるしをつけてゆき、観光地にとまったら、その時点で乗車している観光客の人数によって得点がもらえます。
ことに注意します。

スタートプレイヤーが終わったら、時計回りに次のプレイヤーが路線をひきます。
全員路線をひいたら、ラウンド終了です。
スタートプレイヤーマーカーを左隣の人に渡します。

これを切符カードがなくなるまで続け、得点を計算します。
一番得点の多い人の勝ちです。

グラフィックのテイストは好きなんだけどなー

天気のよい午後に、1号(緑)、2号(黄色)、わたし(水色)の3人でプレイ。
ざっと説明するけど…ルールはごちゃごちゃした印象。
まぁ、やってみればわかるでしょう、でいつものように見切り発車(笑)。

わたしの目的地カードは、ejnを結ぶというもの。
切符カードは、2と5…うーん、5は中間だから、やっぱりここは2かなと2に信号を置く。
1号と2号もそれぞれ信号を置いて、スタート。

スタートプレイヤーは、わたし。
1枚目の切符カードを表にすると、9…9ってことは、わたしは2区間で直線かカーブ。
なんとなくカーブにして走ると、信号に到着。

手探り状態(笑)

わたし「偶然だけど信号に着いたので、もう1区間走れます」
2号「信号だと、もう1つ走れるのね」
わたし「そう」

まぁ…まっすぐだよね…

これで、わたしは止まる。
んで、走ってきたところのシンボルを確認。
学生と、ビジネスマン。
シートにチェックをつけて、わたしの手番終了。

次は、2号。
2号「2区間で直線だから…」

直線で出発

2号「…まっすぐ走って、信号」
わたし「そしたら、もう1区間走れる」
2号「じゃあ、こっちに行く」

身動き取れなくなる前に方向転換(笑)

2号、シートの観光客2人にしるしをつける。
手番終了。

そして、1号。
1号「2区間でカーブだから…」

1号も出発

1号「こうかな?」
乗客と大学にしるしをつける。
これで、1ラウンド終了。
分かったと言えば分かったけど、なんだかまだ視界は晴れない(笑)。

2ラウンド目。
2号がスタートプレイヤー。
切符カードを表にすると、8…わたしの8はカーブ…うーん、まっすぐ行きたいとこなんだけどなー。

2号は、3区間で2回カーブという一番やりにくいやつ。

バス路線ってこんなにジグザグだったっけ?

2号「これ、めっちゃ走りづらい」
でも、止まった先が信号だったので、もう1区間
大学、観光客、乗客にしるしをつける。

1号は、2区間直線で、直進。
まっすぐだと走りやすいよね。

わたしは…

目的地が遠い…

eに行きたいので、カーブで下がる(笑)。
1号と近くなってきたので、警戒…渋滞にならなきゃいいけど…
乗客にしるしをつけて終了。

次は、1号がスタートプレイヤー。
切符カードは、5…うぉー、3区間で直線っ!!

1号は、1区間で直線…となると、直進するのみ(笑)。
わたしは…直進したいけど、eに行かなきゃいけないのよね…
わたし「直線だけど、地図から出ちゃうので、曲がります。マイナスにしるしつけます」

なぜここで直線…

…まぁ、止まったところが信号だからいいか(よくない)。
もう1区間走って、終了。
走ったシンボルにしるしをつける。

そして、わたしがスタートプレイヤー。
切符カードは2。
うわっ、また2区間カーブっ(笑)。
ロンドンのバスって蛇行好きなの(笑)?

わたしの次の目的地はj…街の反対側に行きたいんだけど、ここまで下がっちゃうとどこ走っても渋滞なんだよなぁ。
なるべく渋滞を避けたいけど、どっかで入るしかない…そう思いながら、徐々に下がってみる。

すると、2号ため息をつきながら、わたしが走った路線を走る!
2号「もうままが走っているから、渋滞にしるしつけるんだよね?」
わたし「あ、そう、そうです」
2号「…まぁ1つめはまだマイナス点じゃないんだね」
わたし「ホントだ。よかったね」…ってフォローになってないか(笑)。

で、次は1号…と思ったら、1号もため息をつきながら、わたしが走った路線を走る!
1号「1歩遅かったんだよね…渋滞だよ」

ちょっと待って…わたしも渋滞に突入?!

うわっ、並走…1号渋滞にしるしつけてるけど、これ、よく見なくてもわたし次は絶対渋滞ってことだよね。
だって、輪になっちゃいけないから、1号は直進するしかない。
わたしも目的地は直進…しかも、次のラウンドではわたしの手番、1号のあと…
…2重渋滞…まさかね??

次のラウンドのスタートプレイヤーは2号で、手番は、2号、1号、わたしの順番(笑)。

沼を走る気分…

案の定、1号が先に走って、わたしがついていく形に。
…その次のラウンドまで、わたしはまるで沼を走ったかのような気分(笑)。
どっち行っても渋滞、しかも2重渋滞まであるってどーゆーことーっ(笑)!
とにかくjまで行けたけど、もう全く思い通りに走らないバス(笑)。

こんな路線あるかっつーの!

次の目的地は…どこだっけ(nです・笑)。
もうね、目先の区間しか考えられないからっ(笑)。
1号と2号も「まっすぐ走って欲しいわ、このバス」「こんなぐにゃぐにゃ走るなんてありえない」(笑)。

とりあえず終わった(笑)

全員暴走するバスをなんとかコントロールという感じで(笑)、ゲーム終了。
バスの運転ってこんなに大変なの?

得点を計算すると…てか、得点計算が、これまためんどくさい(笑)。
しかも、シートの見通しが悪くて、足すのを忘れたり引くのを忘れたり。
これ、グラフィックはかわいいけど、プレイの足引っ張ってるよね…

何度か計算し直して、勝ったのは2号。
1号とわたしは、同点2位でした。
1号「最初はごちゃごちゃしてて分かりづらかったけど、後の方になっておもしろくなった」
2号「目的地を達成しても、走り続けるのがヘンな気がした」…それは、「チケットトゥライド」で遊びすぎだからでは(笑)?

 

おもしろいと思いました。
ただ、ルールもシートもごちゃごちゃしすぎ。
アイコンで表示してるけど、直感で分かるアイコンじゃないから、説明書で調べることになるし、またその説明書がごちゃごちゃ…こんなにカラフルなのに、ここまで分かりにくいってなんでなの?
ついでにいうと、ドイツ語版はミスプリントがあって、訂正の紙が入っていたんだけど、それも見にくい(笑)。
ホントに分かってほしいと思ってる?ってレベルでした。

ついでに言うと、こまの色が似すぎ(左の2つ)。

なんでこんな色合わせにしたんだろ

わたしたちは、分かりやすい3色を選べたけど、最大の5人でやるなら光の加減次第では、かなり遊びづらいことになるのではないかと思います。
切符カードに穴があいていたりとポップいデザインでかわいいと思ったけど、それが遊びやすさに全くつながっていないどころか、ジャマしてるってめっちゃ残念。

ゲーム自体は何回か回せば、難しいことはないけれど、最後の点数計算がまた分かりづらくて、げんなりしました。
ゲームのシステムはおもしろいと思ったけど、このデザインはいただけない。
もったいないなぁと思います。

ニューヨークマップもあるので、また遊びたいと思ってますが…どうなるかなぁ。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日は雨。
午前中は降り続いたけれど、お昼前にやんでくれたので、大急ぎで週末の買い出し。
ぬれずにすみました!

その2
2号のコンサート。
今回は、トリオ(ピアノ、バイオリン、チェロ)で。
これが…とにかく大変でした。

このトリオは、夏休み前に結成、フランスのコンサートツアーで弾いたグループなんだけど…ピアノの子が問題アリ。
時間は守れない、約束も守れない、ドタキャンの連続で、バイオリンとチェロは振り回されまくり。
それでもツアーに出れば、否応なしに練習できるけど、夏休み明けに今回のコンサートが決まり、あわててリハーサル。
3人の時間を合わせて部屋の予約を取ったのに、ドタキャンが続き、2号だけでなく2号のチェロの先生も、バイオリンの子のバイオリンの先生もブチ切れ(笑)。
ピアノの先生に苦情を言ったら、ようやくリハーサルできたものの、練習不足丸見え(笑)。
2号も「もうね、出るのやめた方がいいと思う」とまで言ってて、どーなるかと思ったけれど、当日になりピアノの子真っ青になって練習(笑)。
本番は…3人の底力でカバーしたって感じでした。
よくがんばったね、2号。

その3
でも、ここまでもめまくっても、先生方は「このトリオは続けよう。週1でレッスンしよう」とか言い出しているらしい(笑)。
2号は「絶対嫌だ。上手くいくわけがない」と言ったけど、わたしもそう思う。

楽家って、人間として問題あっても演奏が上手かったらすべてチャラって思ってるフシがあるけれど、冗談じゃない(笑)。
特に子どもは、音楽性うんぬんかんぬんよりも「その子と友達になれるか」「その子と一緒に弾くのが楽しいか」のほうが100万倍ぐらい重要。
どんなに上手くても、ドタキャン繰り返したり、一緒に練習しているはずなのに一人で勝手に弾いちゃったり(ピアノの子)、そんな人と一緒に弾きたいとは思わないし、弾けるとも思わない。

子どもに続けさせたいと思うなら、テクニックがどーのこーのではなく、子ども同士の相性を見極めたほうがいい。
子どもたちが「友達」「仲間」になったら、自然に練習していくし、自然に上達していくんじゃないかと思う。

その4
…って、ちょっとかたい話になりました。
先生にしきりに誘われているらしいけど、2号は「あの子とはやりたくない…てか、できない」とはっきり言ってて、残念だけどわたしもそう思うと言ったら、ホッとした顔をしてました。
むかーし「音楽って音を楽しむって書くのよ。音を楽しみましょう」とピアノの先生に言われたっけ…
2号が音を楽しめる環境を作りたいと思っています。

その6
コンサートの帰り道、2号「やっぱ、恥ずかしい、さっさと帰りたい」というので、「なんで?ままと一緒に歩いてるから?」と言うと、「違う、チェロ背負って歩いてるし、ズボンがコンサート用でカッコ悪いし…まぁ、ままと一緒に歩いてるってのもあるけど、でもそれはいつもやってるし」
ありがとう、ホントは恥ずかしいだろうに(そういう年頃)フォローしてくれて(笑)。

その7
MIBを見てます。
…すっごく有名でタイトルは知ってたけど、ちゃんと見てなかったかも(笑)。
こんなストーリーだったのね(笑)。

その8
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
るんるん♪♪♪