紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

クルー ファミリー(Die Crew Family)

優雅な船旅が、悪夢に…

本来ならば、最高の休暇になるはずだった。
すばらしいスポーツイベントに参加するために、南の海を移動していたはずなのに、トラブル発生!
ヨットは海賊に襲撃され、なんとか救命ボートで逃げ出し、ヘトヘトになりながら孤島に上陸する。
もし、ここから脱出したいのなら、全員協力しなければならないのだ…

No.613

・クルー ファミリー(Die Crew Family)

・Thomas Sing作

・Kosmos

・8歳から

・3人から5人

・時間…15分

・日本語化…和訳シート(カードに書かれた名前)が必要です

「クルー」も、3作目になりました。
実は、1作目も2作目も持ってますが、まだ遊んでません(汗)。
それでも懲りずに3作目も買っちゃいました…いや、だって、ファミリーって言うぐらいだから難易度低いんじゃないかなーと思って(爆)。
ウチの環境だと、難しいゲームを何度もプレイするのは難しいしぃ(言い訳完了)。

さて、ルールは。
各ラウンドで課題が出され、それをクリアするように各プレイヤーがカードを出していきます。
課題は、どのカードを出すか、どの順番で出すか、何枚出すか、などです。
カードは、同じ色か同じ数字なら出せます(ウノと同じ)。
出せない時は、ハンモックチップを裏返しにします(ハンモックチップのないラウンドもあります)。
さぁ、無事孤島から脱出できるか?

開始!

くもり空の午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ルールを説明するけど、「ウノみたいなもん。出せるカードの枚数とか、どのカードを出すのかとか、決まってるから、それに従うの」と言ったら、だいたい分かる(笑)。

スタートプレイヤーは、ヤシの実カード(緑の3)を持ってる人…あ、わたしだ(笑)。
1ラウンド目は、出せるカード4枚で、その中にタイタニア号(船)とスネーク(海賊のひとり)が含まれていること。
…4枚ってことは、わたしに2回手番がくる…けど、わたしはタイタニア号もスネークも持ってないっつーの。
あ、でも、ハンモックは4枚あるから、それでこらえろってことか(笑)。

タイタニア号もスネークも青なので、ここは青で流すのがいいだろうと…

航海の必需品、三味線!

三味線(なんでだ??)を出してみる。
でも、なんで船に三味線積んでんの?
誰か弾けんのかな(笑)?

そして、ボードの三味線の上に島のこまを置く。
最初は、なんでボードがあるんだ?と思ったけれど、どのカードが何かが一目で分かるし(課題の指示は、色と数字ではなく、名前が書かれてる)、島のこまを置けば次にどのカードが出せるのか(縦か横にあるカード)がすぐ分かる。
しかも、今回必ず出さなければならないカードの上にはチップを置くので、目標も分かりやすい!

伝わってる、伝わってる(笑)

2号は、わたしの作戦を理解してくれたようで、波(青の5)を出す。
わたし「これで、2枚目。あと2枚で、スネイクとタイタニア号出さないといけない!」
1号「出さないとどーなるの?」
わたし「…もう1回やり直す…」
2号「1ラウンド目でやり直しって…」
わたし「…そう思う…」

やった!!

1号、スネークを出す!
わたし「すごい、ちゃんと持ってんじゃん!!…だけど、わたし持ってないんだよね」
1号「そういう時はどーすんの?パスできんの?」
わたし「ハンモック使って、1回休み」
1号「なるほど」

海辺でハンモックとは贅沢だな…

ハンモックで休憩させていただきます(笑)。
わたし「で、2号は…」

よっしゃー!

2号「だんっ!!」
わたし「やったーっ!!」
これで、1ラウンドはクリア(笑)。

…1作目、2作目を未経験なわたしは、これだけで充分楽しんでしまった(笑)。
ピタッとおさまると、カイカンじゃーんっ!

2ラウンド目。
出すカードは4枚で、救命ボートと波が含まれていること。
ハンモックは減る。

スタートプレイヤーは、2号。

ふーん…

なぜか、Riku…あえてピンクなのはなんで?
意図が読めない…

緑に来たっ!

すると、1号はMaiteを出す。
緑に移動ってわけね…これは、ありがたい!

…とくれば、これでしょ!

というのも、わたしはターゲットの救命ボートを持っているから!
緑の列にしてくれたので、さくっと出す。
これで、もし2号が波を持っていなくても、ハンモック使えば1号が出せる!

やったーっ!!!

…と思ったら、2号があっさり波を出す!
わたし「できたー!すごいねー、誰が何持ってるか分かってるみたいー!」
わたしはコーフンしてるけど、ワカモノは冷静で「さ、次行こ、次」的態度…何この差(笑)?

でも、ワカモノも充分おもしろいらしく、3人でせっせと先に進む。
時間があったら、たぶん一気にやっちゃうぐらいには集中してた(笑)。
時間切れで9ラウンドまでしかできてないけど、これは最後まで完走したい!

 

おもしろかったです!
なるほどなー、ウノもこうしたら協力ゲームになるんだーと思いました(笑)。

遊び始めは、なんでボードがあるんだろうと思いましたが、このボードがいいアシストしてます。
「クルー ファミリー」は一応ストーリーがあって、ラウンドごとに話が進むんだけど、それとカードの名前がリンクしてるのです。
単純に「緑の3」とか「青の7」ではなく、「ヤシの実」「タイタニア号」とあるので、それを色と数字に変換するとき、ボードがめっちゃ役に立ちました。

ただし、1作目、2作目を経験している人には、単調で簡単すぎるかもしれません。
わたしは、初めてのクルーだったので楽しんでますが、難易度はたぶん3作のなかで一番下。
なので、今までのクルーに慣れている人、あるいは今までのクルーを求めている人には、肩透かしに感じるのではないかと。
わたしは、1作目、2作目を飛ばしてファミリーだったので、「なるほどねー、クルーの人気が分かるわー」と思いました(笑)。

ファミリーは、ゲーム慣れしてない人用、トリックテイキング未経験者用と考えたほうがいいかもしれません。
あるいは、友達とのんびりお酒を飲みながら楽しむ…そんなゲームだと思います。
1作目2作目の続編を期待している人は、がっかりしちゃうかも…

読んでくださって、ありがとうございます。

 

☆今日のありがとう☆
その1
今日も雨…降ったりやんだりを繰り返し、じめじめ度高すぎ。
これじゃー、みんな機嫌悪くなってもしょーがないよなぁ…

その2
スーパーのレジの列についていたら、棚のわきに折り畳み傘を見つける。
あー、忘れ物だなーと思いながら、店員さんに「忘れ物みたいです」と渡すと、おねーさん「あー、また…」。
また、なんだーと思ったのが顔に出たのか、おねーさんレジのわきを指さして「今日だけでもうすでにあんなにカサが忘れ物になってるんですよ」…そこには、長傘と折り畳み傘、5,6本はあったかな(笑)。
思わず「あー…これはすごいですね」と言ったら、おねーさん吹き出してました。

その3
その帰り道、タイミングよくバスが来たので飛び乗る。
ラッキーと席について、ぼー…きっとこれがよくなかった(笑)。
停留所で降りて、あ、カサ!と思った時はすでに遅し、カサはバスと一緒に出発しちゃった!
えーっと、あのバスどこ行くんだっけ…

その4
運よく、そのバスは折り返し運転で、わたしが降りた停留所に戻ってくるはず。
カサないけど、停留所でしばらく待つ…1本目のバスにはない。
2本目のバス…わたしが座った座席にちまっと置いてあるカサ!
もう、ひとりで無賃乗車しないでよっ(違っ)。

その5
無事、カサと帰宅。
夫に選んでもらったお気に入りのカサだから、見つかってよかったです。

その6
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
今日も、Happy!