紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ヒッポ(Hippo)

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浮き輪をぷかぷか

自分の浮き輪をカバのヒッポに預けることができた人は、安全です。
ヒッポで、数学的、戦略的思考と先読み能力を鍛えることができます。

No.155

・ヒッポ(Hippo)

・Martin Nedergaad Anderson作

・Helvetiq

・6歳から99歳

・2人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

Helvetiqの小箱シリーズ。
絵がかわいくて即買い(笑)。

各プレイヤーは、同じ色の浮き輪を12個受け取り、自分の前におきます。
プールカードは数字の順に並べます。

手番がきたら、さいころ3つをまとめてふります。
さいころの目が出たプールに浮き輪を1つおきます。
1つのさいころにつき、1つ浮き輪をおくことができます。

あるいは、さいころの目を足すこともできます。
2つ足しても、3つ足してもかまいません。
ただし、さいころの目はすべて使わなければなりません。

浮き輪をプールにおく時は、一番下のレーンにおきます。
一番下のレーンにすでに浮き輪があったら、その浮き輪を上のレーンに移して、自分の浮き輪を下のレーンにおきます。

その際、一番上のレーンの浮き輪が押し出されたら、その浮き輪は持ち主のプレイヤーに戻されます。
ただし、押し出された浮き輪が押し出したプレイヤーの浮き輪だったら、そのレーンにある浮き輪は全部、押し出したプレイヤーに戻されます。
自分の色以外の浮き輪があるプレイヤーは、手番がきたら自分の色以外の浮き輪からプールにおきます。

ボーナスとして、さいころ2つ、あるいは3つの合計が7になったら、浮き輪をヒッポのいる水遊びコーナーにおくことができます。
水遊びコーナーは制限がないので、いくつでも浮き輪をおけます。
ヒッポが見張っていてくれるので、押し出されることもありません。
また、7に浮き輪をおいたら、もう1手番行うことができます。
3つのさいころをふって浮き輪をおきますが、その際にまた7が出ても、追加の手番はありません。

一番早く自分の前の浮き輪をなくした人が勝ちです。

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7出なかった…(笑)

お昼ご飯の後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
セッティングしながら2号が「ヒッポくん、結構かわいいね」…うん、確かに憎めないかわいさがある(笑)。
全員浮き輪を受け取って、さぁスタート。

序盤はそんなに悩むこともなく、適当に浮き輪をおいてゆく。
3人だし、そんなにすぐにはいっぱいにならない。
2号はあえて大きい数にして、浮き輪をおく作戦。
1手番に最高で3つ浮き輪がおけるけれど、大きい数にすると2つか1つしかおけない…さっさと全部おきたいけれど、小さい数は戻って来る可能性も高い、というジレンマに早速悩まされる。
一番安泰(笑)なのは、7出してヒッポくんに預けることだけど、6や8は出るのに7が出なーい(笑)!

最初に7を出したのは、2号。
追加手番でも、しっかり大きい数に浮き輪を預ける。
その次に7を出したのは、1号。
追加手番でも7を出して、思わず「ずっるーい」と叫ぶわたし(笑)。
あっという間に、1号の浮き輪あと1つ!

「やばいじゃん、1つじゃん!」というわけで、2号さいころ運を炸裂(笑)。
1号の浮き輪を2つ押し出すことに成功!
「すごーい!!」と感心している場合ではないけれど、わたしはやっぱり7もでなければ、押し出しもできない(笑)。
2号は次の手番で7を出し、追加手番でも7を出して、あと浮き輪3つまで迫る!
ところが、1号も7を出し、浮き輪を全部プールに浮かべて勝ち!
2位は2号、ダントツでわたしはビリ…結局7出なかった(笑)。

短い時間でジレンマをたっぷり味わえるゲームです。
小箱とはいえ、遊ぶ場所は必要ですが、さいころを3つにしたことで、いろんな組み合わせができて、ホント悩ましい。
自分の浮き輪は押し出したくないけど、人のは押し出したい、7が出たら安泰だけど、残りの数字で自分の浮き輪を押し出すことになる、などなど「あちらを立てればこちらが立たず」状態連発(笑)。
さいころゲームでありながら、最後までダレずに遊べます。
あまりゲーム慣れしてない人でも、すぐに楽しめると思います。

 

☆今日のありがとう☆
気になるテーマをやっている博物館へ行きました。
今のしあわせ、みたいなのを感じました。
本当にありがとう。