通常はったりをかますゲームでは、プレイヤーがはったりをかますタイミングを選ぶことができます。
でも、チャオチャオでは選べないのです…
No.149
・チャオチャオ(Ciao Ciao)
・Alex Randolph作
・Drei Magier Spiele
・10歳から
・2人から4人
・時間…25分から30分
・日本語化…必要ありません
先日みーさん、ひーさん家族から「最近、いただいたチャオチャオで遊んでるのー!」と連絡ありました。
なんでもひーくんがハマったらしい(笑)。
うれし~!!
そうだ、ウチにもチャオチャオあるじゃんっ!と、出してきました。
ウチのチャオチャオは旧版なのでデザインが違いますが、ルールは同じです。
箱の中身を全部だして、箱に橋をかけます。
橋のゴール側に、階段をおきます。
各プレイヤーは、同じ色のこまを7つもらい、1つを橋のスタート側におきます。
手番がきたらさいころをふります。
筒の中でふって、他のプレイヤーにさいころは見せません。
出た数を宣言して、自分のこまを進めます…
が。
さいころにはXマークもあります。
Xマークが出たら、ウソの数を言わなければなりません。
当然1から4までの数が出た時も、ウソの数を言ってもかまいません。
ただし、他のプレイヤーに「ウソ!」と宣言されたら…
・筒の中のさいころを見せます
→ウソではなかった(正しかった場合)
手番のプレイヤーは「ウソ!」と宣言したプレイヤーのこまを「チャオチャオ」と言いながら、橋から落とします。
→ウソだった
「ウソ!」と宣言したプレイヤーは、手番のプレイヤーのこまを「チャオチャオ」と言いながら、橋から落とし、自分のこまをウソの数ぶんすすめます。
いずれの場合も、こまを落とされたプレイヤーは、手元のこまを新たにスタート地点におきます。
他のプレイヤーに「ウソ!」と宣言されなかったら…
・宣言した数、こまをすすめて手番終了です。
それを繰り返して、
・誰かのこまが3つ階段に到着
・全員のこまが、階段に到着するか、橋から突き落とされる
となったら、ゲーム終了です。
階段にこまを3つ到着させたプレイヤー、あるいは、階段に到着したこまの得点が1番多かったプレイヤーの勝ちです。
天気の良い午後に2号とわたしでプレイ。
まぁ、序盤は2人ともおとなしくすすむよね…と思ったのに、いきなり出てくるX(笑)。
ウソつくとろくなことがないのは分かっているけど、Xはウソつかなきゃいけない(笑)。
なるべく正直にっと思ってたのに、いきなりこれだもん(笑)。
2号もわたしも、Xが出た時は一瞬数字を言うのが遅くなる(笑)。
もう、最初から言う数を決めたらいいと思いついて「あやしくなさそうな数字…」と思いながら考えていたら、わたしの口から出たのはなぜか「5」(注・さいころに5はない)。
爆笑しながら2号が「ウソ!!」と叫んだけど、わたしでも叫ぶわ(笑)。
あぁ、ランドルフ様はやっぱり天才(笑)。
たったこんだけのルールで、こんなに笑えるなんてホントすごい。
とにかくXが秀逸(笑)。
2号は2号で、ワンテンポどころかツーテンポ遅れたので、数字を言う前にわたしが「ウソ!」と叫ぶ。
「もー、だってXだもん…」と大笑い。
Xにいいように遊ばれるわたしたち(笑)。
順調に階段にゴールしても、ゴールするのが遅いほど得点が多いというのも、このゲームにピッタリ。
なんかもう…てのひらの上でころがされるとはこのことか。
結局2号のこまは、全部谷底に落ちて肉食植物に食べられる(笑)。
肉食っていうか…こま食(笑)?
わたしのこまはかろうじて2つだけ、階段にたどり着く…でも、結果より道中笑いまくっていたのがめちゃくちゃ楽しかった!
このゲーム、昔1号ともよく遊んだのですが…ウソついてもいいっといわれても、人間そう簡単にウソつけるものではなく(てか、そうであって欲しいけど)。
ウソつきたくないのに、適度に出てくるXがホント憎らしい(笑)。
さいころふって、筒の中を見た瞬間にウソかどうか分かるようになると、お互い笑いが止まらなくなります。
どうやったら勝てるかとか、王道を見つけるとか、作戦を考えるとか、そういうの、一切通用しません(笑)。
でも、こんなに笑えるゲーム、めったにないと思います。
難しいこと言わないで、楽しむ…まさにゲームの王道をゆくゲームです。
ちなみに、チャオはCiaoと書くとイタリア語で、Chaoと書くとスペイン語、イタリア語では「こんにちは」「さようなら」どちらでも使いますが、スペイン語では「さようなら」だけだそうです。
☆今日のありがとう☆
お気に入りの毛糸が大安売り!
思わず買いだめてしまいました…編む時間あるのか(笑)?