紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

お先に失礼しま~す!!(I will go home first!)

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残業は絶対イヤっという強い意志が必要です(笑)

朝イチゲーム・その2(笑)。
予告通り1号の登校時間が遅くなったので、今日も朝イチでゲームです。
とはいうものの、あまり時間はないので短く簡単にサクッと遊べるもの…で思いついたのが「お先に失礼しま~す」でした。

No.148

・お先に失礼しま~す!!(I will go home first!)

・Philippe des Pallières作

メビウスゲームズ

・8歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「お先に失礼しま~す!!」は、皿洗いゲーム(Who is going to do the dishes?)として1991年に発売されたゲームのリメイクです。
こっちでは、汚れたお皿の代わりに残業を押し付け合います(笑)。

キャラクター面(キャラクターの顔だけがかかれた面)を表にして、よく混ぜます。
各プレイヤーは、各キャラクターごとに1枚ずつ(2人でプレイする場合は、2枚ずつ)自分の前にならべます。
3人でプレイする場合は、残ったタイルを箱にしまってください。

手番がきたら、次の2つのうち1つ選んで行います。
・自分の前のキャラクター面が表になっているタイルを1枚裏返して、仕事面(キャラクターが仕事をしている面)を表にします。
・自分の前にあるすでに仕事面になっているキャラクターのタイルを
すでに仕事面になっている同じキャラクター

すでに仕事面になっていて同じ仕事をしている
タイルの上に重ねます。

相手のタイルの上に重ねても、あるいは自分の前にあるタイル同士を重ねてもかまいません。
相手のタイルに重ねる時は、「ついでにお願いします」と声をかけましょう。

すべてのタイルが仕事面になって、もう重ねられない状態になったらゲーム終了です。
自分の前におかれたタイルが一番少ない人の勝ちです。

 

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序盤から熱い読み合い…わたしを除いて(笑)

朝ごはんの後、1号とわたしでプレイ。
何度か遊んだことがあるけれど、ルールが少ないのでいつでもすぐに遊び始められる。
これは、大きな利点。

序盤は…まぁ、仕事面にするよね。
1号が表にしたキャラじゃないキャラを表にしてみる…キャラが一致しないようにしたつもりなのに、仕事が一致しちゃう(笑)。
なんとなく2人とも、一致したタイルが出るとすぐに重ねたけれど、途中で「これ…ためてから押し付けたほうがよくね?」と気がつく…たぶん、1号の方が早く気がついた(笑)。
同じ仕事やキャラが出てきても、1号はあえて重ねない…わたしはあやしいと思いつつも重ね続けて…「あ!」
…そこからは2人でガマン比べ(笑)。
自分のところでためて相手に押し付けるつもりでも、相手に押し付けられるタイルを上においておかないといけない。
ということは、逆に自分が押し付けられる可能性もあるわけで。

途中、1号がかなり悩んでから重ねる…ここでたぶん勝負アリ。
1号の前にこんもりたまったタイルが、怒涛のようにわたしの前に押し付けられる…押し付け返そうにも一致したタイルはもうないっ!
もちろん1号の勝ち(笑)。

まだ時間あるし、もいっかい!ということで、すぐに2戦目。
今度は、わたしも序盤からためる作戦…1号のほうに重ねられるタイルがガンガン出たけれど、じっとガマン…1号もわたしのほうに重ねられるタイルが出たけど、涼しい顔でおいておく…

…ガマンできなくなったのはわたし(笑)。
自分のところでためたのを、どーんと押し付けていい感じ~!と思っていたら、1号は藤井くん並みに長考に入る(笑)。
わたしもそこで先読みしときゃーよかったのに、どーんと押し付けられたのがうれしくてうかれる(まさにキリギリス)。

動き出した1号、手際よく自分の前のタイルを集め、最後にどーんとわたしに押し付ける…

…全然歯が立たない(笑)。
でもぉ、わたしぃ、先読みするの苦手だしぃー(言い訳にならないっつーの)。
1号あっさり2連勝(別名・わたし2連敗)。

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そして押し付けられる残業…

めっちゃおもしろいってんで、夕方1号、2号、わたしの3人で再プレイ。
このゲーム、何度も遊んだことがあるけれど、もしかしたら3人で遊ぶのは初めてかも…

まず、手元のタイルが少ないのに戸惑う…戸惑うというか、一手の重要度が爆上がりで、めずらしく3人とも結構考える…
どのキャラが残っているかは分かるけど、仕事の内容は表にしないと分からないのがミソ。
表になっているキャラは他にいないという理由で表したのに、仕事は重なって、しかもそれがこんもり山だったりすると悲鳴が上がる(笑)。
最後の1枚で、1号にてんこ盛りになったタイルを押し付けられ、わたしがダントツでビリ(笑)。

もー、1度ぐらい勝ってみたい!とそのあと2回遊びましたが、どちらも1位にはなれず…1号が2勝、2号が1勝…全然勝てる気がしない(笑)。

たぶん、今までわたしはこのゲームで勝ったことありません(開き直って自慢)。
重ねられるのを適当に重ねるので、勝てるはずもなく(笑)。
1号のようにきちんと先読みする人が勝つゲームかもしれません。

でも、勝てなくても遊んでいておもしろいです。
こうやってああやってそうすると…わーい、相手に押し付けたー!っていうのがたまらなく楽しいのです。
また、2人プレイと3人プレイでは、全然違います。
人数が多い方が全体的に締まった感じで、緊張感漂っておもしろいです。
読み切れるとすっごくうれしい…らしい(←読んだことない人)。

あと、オリジナルの皿洗いのほうが雰囲気には合っていたかなと思います。
タイルが重なっていくのが、お皿が重なっていくのとよく似ています。
仕事でコピーは重なるとしても、電話や伝票整理は視覚的には重ならないし、なにより最近はメールで済ませると考えるとちょっとムリがあるかも。

でも、しっかりしたタイルだし(made in Germany!)クオリティは文句なし。
プレイ時間も短いし、ついつい「もいっかい!」と言ってしまうゲームです。

ちなみに、1号は2号にルールを説明するとき「最初っから押し付けない方がいいよ。これ、カルマになるから。最後に押し付けたほうがいい」と言ってました(笑)。
…そうか、残業ってカルマなんだ(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
街で偶然ドイツ語の先生に会う!
お互いびっくり(笑)。
元気そうでよかった!