紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ドラゴンレース(Drachenstark)

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HABAの小箱です

ドラゴンの子どもたちは火で遊ぶのが大好き!
火山が吐き出す火の粉と踊りながら、火山のまわりを走りだしました。
誰が一番早いか競争です。

No.52

・ドラゴンレース(Drachenstark)

・Wolfgang Dirscherl作

・HABA

・5歳から

・2人から4人

・時間…15分ぐらい

・日本語化…必要ありません

こちらは、1号2号が小さい頃よく遊びました!
ドラゴンというテーマは、男の子にはたまらないらしい…最初はなんで?と思っていた母親もいつのまにか「あら、かわいい」と思うようになるから不思議(笑)。

火山タイルを並べます。
へこみがあるタイルとないタイルを交互に並べて輪にします。
へこみの部分には、洞窟タイルをよくきってからおきます。
ドラゴンタイルはよく混ぜて、火山の中に裏返しにしておきます。
各プレイヤーは、ドラゴンのコマをもらって、同じ色のドラゴン洞窟タイルの上におきます。

手番がきたら、自分のドラゴンが立っているますにかいてある動物(昆虫?)を火山の中にあるドラゴンタイルのなかから見つけて表にします。
表にしたタイルに同じ動物がかいてあったら、ドラゴンはタイルにかいてある動物の数(1匹から3匹)だけ時計回りにすすみます。
表にしたタイルはそのままにして、すすんだますにかいてある動物をドラゴンタイルのなかから見つけます。
もし、違う動物が出てきたら、そこで手番は終了です。

また、ドラゴン海賊(がいこつ)のタイルが出てきたら、がいこつの数だけ後ろにさがります。
がいこつのタイルが出てきても、手番は終了にならず、続けたかったらタイルをめくることができます。

一番最初に自分の洞窟に戻れたドラゴンが勝ちです。
でも、洞窟にはぴったりの数でなければ帰れません。

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黄色=2号、緑=1号、白=わたし…


雨降りの午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
最初はみんなどこになにがあるか分からないので、そろそろと動き出す。
洞窟から出てくると、できるだけ3匹いるタイルをめくりたい…でもすすんだ先も同じ動物だと同じ動物の他のタイルをめくらなければならないわけで。
1号は洞窟から出てすぐドラゴン海賊のタイルを2回連続でめくり、後進出発(笑)。
それ見て笑ってたけど、わたしは後進はしないけど前進もしない…めくるたんびに「ままっ、さっきそこめくったってば!めくってないのをめくるの!」と1号2号に言われる…言われるけど、どれをめくってないのかすでに分からない(笑)。

そうこうするうちに、1号がわたしに追いつく…焦ってがんばるものの、ほぼ団子状態。
四苦八苦しつつ、なんとか1号の洞窟を通過し…たと思ったら、1号洞窟にゴールで終了(笑)。

これはやっぱりおもしろいってんで、すぐに2戦目。
1号2号が「ままは遅いから、ままの前はあけないようにしよう」と言って、わたしの洞窟をずらしてくれました。
このゲームは4人用なので、3人でやると誰かの前が大きくあくことになるのです。
偶然それがわたしの前だったのですが、今度は1号の前が大きくあくようにして、わたしは2人の後に。

…それでもあんまり効果なく、やっぱり1号に追いつかれそうになるわたし(笑)。
しかも「ままー、それさっきめくったよね?」とまた言われる…記憶ゲーム2回も続けるとロクなことがないと知っているのに、おもしろさに負けて2回目をやることにしたわたしがバカだった(笑)。

2回目は1号とわたしが団子になっているあいだに、2号がすっと抜けて洞窟にゴールでした。

これ、やっぱりおもしろいです。
ひっさしぶりにやりましたが、正直「こんなにおもしろかったっけ?」と思いました。

システムは、にわとりのしっぽ(Zicke Zacke Hühnerkacke)とほぼ同じです。
にわとりのしっぽが進むますの絵を探すのに対し、ドラゴンレースは今コマがあるますの絵を探します。
ゆえに、にわとりのしっぽは1ますずつ進みますが、ドラゴンレースはめくったカードによって1ますから3ます進むことができます。
また、にわとりのしっぽは追い抜くことでしっぽをもらって、全部のしっぽを集めた人が勝ちますが、ドラゴンレースは追い抜き禁止になっていて、洞窟に戻った人が勝ちです。
ドラゴンレースはドラゴン海賊タイルも、よく効いています。

どちらも要は神経衰弱、メモリーなのですが、こんなに違うゲームになるのか!と感動しました。
記憶力がなく、1号2号にぼこぼこにされても、やっぱりおもしろいと思えるのがうれしいです(笑)。
ちなみに、3人ともドラゴンを正しく立てず(1号にいたっては寝かせてる・笑)、3人とも「これ、ドラゴンっていうより、うさぎじゃない?」…ちゃんと立てたらドラゴンに見えますってば!

 

☆今日のありがとう☆
今日は眼科の予約があり、ちょっと迷ったのですが行ってきました。
他にも用事があって、それをこなしたら、チェロを練習する時間がないー!
「あー、もう、チェロの練習ができないー」とつぶやいたら、2号が「えー、だってまま今日眼科に行ってきたじゃん。しょうがないよー」とさらっと。
なんか、そのひとことがすっごく気持ちを救ってくれました。
2号、ありがとね!