にわとり小屋はおおさわぎ!
トリンピック開催中で、今は羽取り競争の真っ最中。
だれが一番早くきれいな羽をいっぱい集められるかな?
No.21
・にわとりのしっぽ(Zicke Zacke Hühnerkacke)
・Klaus Zoch作
・Zoch
・4歳から
・2羽から4羽
・時間…15分から20分
・日本語化…必要ありません。
・Spiel des Jahres : Sonderpreis Kinderspiel受賞(1998年)
このゲームは、あまりにも有名すぎて紹介するつもりはなかったのですが、親子で楽しめるゲームといったらやっぱりこれだなぁと思って出してきました。
定番といってもいいぐらいで、1号2号が通った幼稚園にも完備(笑)されてました。
まずは、たまご形タイルの絵のかいてある面を上にして輪に並べます。
そのなかに八角形のにわとり小屋タイルを裏返しにして並べます。
プレイヤーは、にわとりコマと同じ色の羽をもらって羽をさし、にわとり同士が等間隔になるようにたまご形のタイルの上に置いたらスタートです!
手番がきたら、自分のにわとりの前にあるたまご形タイルと同じ絵を、にわとり小屋タイルから探してめくります。
めくったタイルが同じ絵だったら、にわとりを1コマ進めます。
それを、間違えるまで続けます。
途中で、ほかのにわとりに追いついたら、そのにわとりの前にある絵と同じ絵を探します。
見つけることができたら、にわとりを追い越し、にわとりの羽をもらうことができます。
もらった羽は、自分のにわとりにさします。
一番最初に全部の羽をあつめたにわとりが勝ちです。
これ、要は神経衰弱(笑)なのですが、そこにレースの要素をうまく組み込んであります。
1号2号が小さい頃は、しょっちゅうさせられました。
何がつらいって…絵が似てるのです!
色使いも違うし、書いてある動物もちゃんと違う…のに、人間がいい加減にしか覚えないのを逆手にとって、たまごだけでも「ゆでたまご」「目玉焼き」「巣に入ってるたまご」「たまごから生まれたひよこ」「うさぎが色をぬったたまご」と5種類あり、「たまご」としか覚えてないとひどい目に遭います(笑)。
わたしがいつも同じ絵でつまづくのを横目に、1号2号はものすごい勢いで迫って来る…このゲームでわたしは勝った記憶ありません(笑)。
久しぶりにこのゲームを出してきて写真を撮っていたら、1号が「あ、これ…」というので「そう、2号が好きだったゲーム」と言ったら、「えー、2号は好きというより、めちゃくちゃ上手だったよね…」と(笑)。
そうでした、2号の一気抜き…わたしだけでなく1号も恐怖体験(笑)として覚えているようです。