紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

名探偵ナーゼ インスペクターナーゼ(Inspektor Nase...löst jeden Fall!)

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Nase(鼻)というより、Auge(目)ではないかと…

きみたちは、優秀な捜査チームの一員で、どんな事件でも協力し合って解決します。
何が盗まれたのか?
誰が犯人か?
犯行現場はどこか?
きみたちのひとりが名探偵ナーゼとなり、ヒントを出します。
チームのメンバーは、そこから推理します。
簡単なルールながら、わくわくします。
少し訓練したら、きみたちも頼りない探偵から、名探偵になれますよ!

No.297

・名探偵ナーゼ インスペクターナーゼ(Inspektor Nase / Inspektor Nase...löst jeden Fall!)

Reinhard Staupe

・NSV

・7歳から

・2人から5人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

「名探偵ナーゼ」は、泣く子も遊ぶ(笑)Staupeさん作だし、NSV出版だしってんで購入(笑)。
でも、しっかりKinderspiel des Jahresの推薦リスト入りしてました。
さーすがStaupeさん&NSVコンビっ(笑)!

やじるしカードをおきます。
他のカードをよくきって、25枚を積み重ね、山札にします。
残りのカードは、箱に戻します。
やじるしカードの横に、山札からカードを5枚ならべます。
表裏、どちらの面でもかまいません。

スタートプレイヤーが名探偵ナーゼになります。
番号カードをひき、やじるしカードから数えて同じ番号のカードが探し出さなければならないカードです。

さいころを5つ適当に選び、ふります。
出た目のなかで、探し出すカードのヒントになりそうな目を1つだけ選び、やじるしカードの上におきます。

他のプレイヤーは全員で相談し、どのカードが探し出すカードではないかを推理します。
探し出すカードではないと思われるカードをわきによけます。

・探し出すカードではなかった!
よくできました。
ナーゼは、すでにふったさいころ4つにまだふっていないさいころ1つを足して、またふります。
そのなかから、探し出すカードのヒントになると思う目を選び、やじるしカードにおきます。
他のプレイヤーは相談して、どのカードが探し出すカードでないかを推理し、そのカードをわきによけます。

これをくりかえします。
その際、ナーゼは常にさいころを5つふることに注意します。
4回くりかえして、探し出すカードのみが残ったら、ラウンド終了で4点もらえます。

・探し出すカードだった!
探し出すカードをわきによけてしまったら、ラウンド終了です。
それまでにわきによけたカードの枚数が、得点となります。

ラウンドが終了したら、場に残ったカードはすべて箱に戻します。
新しく山札から、5枚のカードを並べます。
スタートプレイヤーの左隣のプレイヤーがナーゼになります。

5ラウンド行い、点数が多ければ多いほど優秀な探偵ということになります。

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番号はこの順番

ようやく青空が見えた午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
さいころふって、自分のカードのヒントになりそうな目を選ぶの。で、あとの2人はさいころの目と1番関係なさそうなカードを選ぶの」と言ったら、2号はなんとなくわかったみたいだけど、1号はきょとん(笑)。
やってみたら分かるだろうと、とにかく始めてみる。

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口紅とペロペロキャンディが似てるかな…

まず、わたしがナーゼ。
番号は3…ということは、口紅(あ、リップスティックって言うのかな・笑)。
ごろごろっとさいころ5つふる…出たのは、なわ、つえ、斧、注射、おしゃぶり。
…なわとつえ…関係ないよね。
斧…もか。
注射…違うよなぁ…
おしゃぶり…まぁ、かなりムリヤリだけど、口関係(笑)ではある(笑)。

おしゃぶりのさいころを選んで、カードにおくと。
2号「なるほどー、これと全然関係なさそうなのを選べばいいんだよね?」…さすがゲーマー、理解が早い(笑)。
1号は「じゃあ、口紅とペロペロキャンディは絶対違うね」…いい推理じゃ(笑)。
「…一番関係なさそうなのって、この穴あけかな…」…そうだよね。
「うん、そう思う」
ということで、2人は穴あけを選んだので、「うん、それじゃないでーっす」(笑)。

…このあたりはちょっと表現が難しい(笑)。
違うカードを選ぶという事は「違いまーす」が正解なんだけど、「違いまーす」だと不正解って意味と勘違いしそう…(笑)

次は、見事に全然関係ない目しか出てこない(笑)。
「口紅は化粧品で、お化粧して写真を撮る」とこじつけて、カメラを選ぶ(笑)。

1号と2号、戸惑ったようだけど、2号は「さっきおしゃぶりで、今度カメラでしょ…それと一番関係ないのって、とうもろこしと灯台かな?」と推理。
前ラウンドのさいころまで考慮にいれているところがさすが…わたしなんて、そのとき出た目しか見ないよ、きっと(笑)。
1号は、とうもろこしを選び「はい、それじゃないでーっす」。

その次は…口に関係あるってことで、わたしはホイッスルを選ぶ。
2人ともそれで「灯台じゃないね、口紅かペロペロキャンディだよ!」と気がついてくれる。
これは、ナーゼとしてもうれしい(笑)。
ただ、口紅とペロペロキャンディという差別化が難しいものをどう差別化するか…

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香水瓶!

そして、最後…霧吹きに見えたけど、よく見たら香水瓶にも見えなくもない(笑)目を選ぶと、2人とも「あ、これで決まったね」とペロペロキャンディを選ぶ。
「全問正解!!」
「やたーっ!」と思わず歓声(笑)。

次は2号がナーゼ。
問題はこれ。

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見事につながりがない(笑)

2号は、まず長靴を選ぶ。
「長靴かー、全然関係ないのって…ピザか指輪?てか、腕輪?」とわたしが言うと、1号も「うん、そう思う。じゃー、ピザにする?」2号「正解です」。

次は…さいころをふると「えーっ、これから選ぶのー??全部関係ないんだけどー!」と2号が悲鳴を上げる(笑)。
わかるー、関係ないときは見事に関係ないよね(笑)。
悩みつつも、選んだのはハチミツ。
「ハチミツ?…じゃあ、指輪か貝、かな?」
「たぶん…どっちにする?」
「指輪かな?」
「正解です」
おーっ(笑)。

残りは、かめとレタスと貝…2号が選んだ目は柵。
「あ、分かったかも!絶対貝じゃないね」
「うん」
2号、「正解です」。
おしっ。

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杖!

2号が次に選んださいころは…杖。
杖?
「杖かぁ…どっちも関係ありそうな気がする」とわたしが言うと、「そーかなー、レタスは関係ないんじゃない?」と1号。
「でも、かめって杖と関係ある?」
「うーん…」
散々悩んで、結局レタスを選ぶと…「正解です!」
うぉーっ、やったー!
めっちゃ快感(笑)。

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探し出さなきゃいけないのはカメでした(笑)

「でも、なんで杖なの?」と2号に聞いたら、「だって、他にいいやつなかったし…それに、カンフーパンダに出てくるかめ、杖持ってたじゃん」…そーきたか(笑)。
同じ知識の共有、すごく重要(笑)。

そんな感じですすんでいき、5ラウンド終えた結果は16枚で「秘密探偵」だそうです(笑)。

巨大な連想ゲームで、脳みその体操って感じです(笑)。
カードもさいころも「なんでこんな絵を描こうと思ったんだ?」というようなものがいっぱいあるのですが、それでもどうがんばっても関連付けが難しいときがあります。
で、こじつけで選んだら、他のカードの大ヒントになってしまい、いきなり目的カードを捨てられたり(←実際におきました・笑)。
自分の目的カードだけに集中していると、ちゃんと落とし穴があるのがすばらしいっ(笑)。

ゲーマー2号は自然に「今まで出たさいころを通しで観察する」とか「ナーゼが選ばなかったさいころもチェックする」をやってましたが、1号やわたしはどちらかというと「この人だったら、何を連想するか」「どう連想するか」を考えていたと思います。
そういう意味では、気心知れた人と遊んだほうがおもしろいのかもしれません。

いずれにせよ、人間の「こじつけ能力」はスバラシイ!と思いました(笑)。
ちなみに、made in Germany、安定のクオリティです。

 

☆今日のありがとう☆

その1
駅の前で、「あのぅ、すみません…」と話しかけられました。
駅周辺は妙な人が多いので、たいてい無視するのですが…なんとなく足を緩めて振り返ると…お年を召したおばさま。
「…あ、あのー、この辺に詳しいですか?」と聞かれて、「まぁ…多少は…」と答えたら、「あの、スーパーマーケットはどこにあるかしら…」…なんか、あまりにも平和な質問で、思わずにっこり(笑)。
「こっちの方向に3分ぐらいまっすぐ歩いたらありますよ。道の反対側です」と答えたら、ものすごくうれしそうに「ありがとう!ホントにありがとね!」と言われました。
たったそれだけだけど、とてもうれしかったです。

その2
今日は2号がご飯を作ってくれました。
とってもおいしいピザでした!

その3
天気がいい!
すごくいいことです(笑)!