紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

四匹いるよ(findevier)

f:id:konpekino:20200727042531j:plain

どこにいるのかな?

毎晩きつねとふくろう、うさぎにはりねずみ、そしていのししが、森の小人たちとかくれんぼをしています。
動物たちは、いつも半数しか見えません。
残りの半数は、うまくかくれてしまっているのです。
しかも1匹見つかると、他の1匹がかくれてしまいます。
なので、動物たち4匹家族をみつけるのは、全く簡単ではありません!
いたずら好きな森の小人たちが首をつっこんでくると、見つけ出すのはますます難しくなりますよ。

No.114

・四匹いるよ(findevier)

Jacques Zeimet

・Steffen Spiele

・5歳から

・2人から6人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

これは、昔2号が欲しがって買ったゲームです。
パッケージが子ども心をくすぐりまくったようで(笑)。
Jacques Zeimetさんかー、記憶力試されるゲーム作る人なんだよなぁと思いつつ買ってみたら、思いっ切りそうでした(笑)。

動物がかかれた木のタイルは、同じ動物が4匹表にならないようにして、輪に並べます。
問題カードはよく切って、わきにおきます。
木のチップもわきにおきます。

まず、問題カードを表にします。
問題カードにかかれた動物の家族を探さなければなりません。
家族は全員で4匹、木のタイルで表になっていない動物の数だけチップを問題カードの横におきます。

手番のプレイヤーは、木のタイルを1枚表にします。
・探している動物が出たら、チップを1つもらい、続けてタイルをめくることができます。
4匹目の動物を見つけたら、チップと問題カードをもらい、次の問題カードを表にして手番終了です。
・探している動物が出なかったら、手番は終了です。

森の小人カードがでたら、カードを表にしたプレイヤーがどの動物を探すか決めます。

問題カードがなくなったら、終了です。
チップとカードをそれぞれ1点として、得点を数え、1番多かったプレイヤーが勝ちです。

…というのが、通常ヴァージョン(笑)。
さすが、Jacques Zeimetさん、上級者ヴァージョンも作ってくれてます。

上級者ヴァージョンのカジノヴァージョンでは…
木のチップは、各プレイヤーに均等に配り、あまりは箱に戻します。
問題カードを表にします。
木のタイルを表にして、
・探している動物が出なかったらら、手元のチップを1枚中央におきます。
・探している動物が出たら、中央からチップを1枚もらいます。
中央にチップがない場合は、他のプレイヤーから1枚奪います。
そのあと、手番を続けるかどうか決めます。
4匹目の動物を見つけたら、問題カードと中央にあるチップをすべてもらいます。

問題カードがなくなったら、終了です。
チップを1点、カードを2点として得点を数え、1番多かったプレイヤーが勝ちです。

 

天気の悪い午後に、2号とわたしの2人で通常バージョンをプレイ。
最初は当てずっぽうでめくり、偶然出たらラッキーっとチップをもらう。
えーっと、うさぎね、確かこのへん…あたり。
あと、ここらへん…あたり。
あと1匹は…ここ!(かなり自信あった)
…違ったー(笑)。
「ちゃんと覚えておかなきゃー、もう1匹はここだよ!…って、なんできつね??」と2号が言うまでがワンセット(笑)。
きつねやうさぎ、ふくろうはまだいいんだけど、いのししとはりねずみが微妙に色も姿も似てる(笑)。
もー、コレ、絶対間違えさせようとしてるとしか思えない(笑)。

f:id:konpekino:20200727042608j:plain

あとうさぎ3匹どこだろう?

そのうち位置を把握した2号が爆走…するかと思ったら、最後の1匹を間違える。
3匹まではほぼ確実なのに、なぜか最後の1匹が鬼門(笑)。
だからって、わたしが覚えているはずもなく(笑)。
もちろん、2号の勝ち。

翌日1号が、「今、時間あるけど、なんかゲームやる?」と聞いてくれたので、「やる。これやりたい」と言ったら「これ??2号とやったほうがいいんじゃ…」と顔をひきつらせる(笑)。
1号も、記憶ゲームあまり得意じゃないのです(笑)。

今回は1号、わたしの2人でカジノバージョンをプレイ。

序盤は、2人ともチップ出してばっかり(笑)。
手番を続けるかどうか以前の問題(笑)。
そのうち覚えてきたので、お互いチップをとれるようになる…ここで、1号がいのししはりねずみのわなにかかる(笑)。
「いのししね、ここでしょ、ここでしょ、で、ここで…あれ、はりねずみだった」
「いのししとはりねずみ、似てるよねー、こっちがいのし…なんではりねずみ??」
「そこじゃないよ、こっちだって…だから、なんではりねずみ??」
いのしし探さなきゃいけないのに、2人ともはりねずみばかり見つける(笑)。

きつねは3匹ならんでいたのですぐ覚えられたけれど、最後の1匹いつも間違う(笑)。
人間って、3つまでは覚えられるけど4つ目はおぼえられないとか、そういう特殊能力があるんじゃないかと言いたくなるぐらい、4匹目が見つからない(笑)。

f:id:konpekino:20200727042610j:plain

チップはたまるのに、まだ見つからない!

そのうち、チップがたまる前に見つけられるようになり、お互い相手のチップを奪い合う。
1号「なんか、むかつく」…確かに。

1号も、序盤は見つけられるけど、4匹目がなかなか見つけられず苦戦。
わたしは、1号の記憶力のあいまいさに助けられて、4匹目を見つける。
僅差でわたしの勝ち。

1号「これ、2号専用ゲームだって。にわとりのしっぽもそうだけど、記憶系は2号とやってよ」とのこと。
えー、2号の記憶力、コワイからヤダ(笑)。

要はちょっとひねったメモリーですが、大人でも充分楽しめると思います。
木のチップが本物の枝を切ったものなので、森の雰囲気を作り出してくれます。
短い時間で終わるし、記憶力を鍛えられるし(笑)、空き時間に遊ぶのにちょうどいいと思います。

 

☆今日のありがとう☆
今日は、残念ながら"Heute ist nicht mein Tag"…日本語に訳すと「わたしの日ではない」。
つまり、うまくいかなかった日という意味です。
なので、オイシイおかし食べました。
オイシイおかしが食べられた時点で、たぶんもうダイジョウブ。
オイシイおかしにありがとうです。