数字を高く積み上げます。
数字は大きければ大きいほど、おく場所は高ければ高いほどいいのです。
ただ、思わぬ空間ができてしまうと、高く積み上げることができません。
得点にならなくても土台はきちんと作らないと、すぐに行き詰ります。
No.92
・ナンバーナイン（NMBR 9）
・Peter Wichmann作
・Game Factory
・8歳から
・1人から4人
・時間…20分ぐらい
・日本語化…必要ありません
見た目がカラフルでかわいい、しかもルールが簡単ときいて購入。
ところが、確かにルール簡単だけど、なかなか遊ぶ機会に恵まれず積みゲーのひとつになっておりました（笑）。
発売は2017年ですから、いつもよりはマシ（何が？）でしょうか。
数字タイルは箱に入れたまま、机のまんなかにおきます。
数字カードはよく混ぜて裏返しにして積んでおきます。
まず一番上の数字カードを1枚表にします。
各プレイヤーは、そこにかかれた数字タイルを受け取り、自分の前におきます。
90度、あるいは180度角度を変えてもかまいませんが、裏返しにはできません。
全員がおき終わったら、次の数字カードを1枚表にします。
そこに書かれた数字タイルを受け取り、今までにおいた数字タイルと少なくともます目1つぶんのへり（数字タイルにはます目がかかれています）同士がくっつくようにおきます。
角のみをくっつけておくことはできません。
数字タイルは、重ねておくこともできます。
ただし、重ねておいたタイルの下に空間ができてはいけません（こういうゲーム、あったような…）。
重ねておいたあとも、他の数字タイルを直接机の上におくこともできます。
一度おく場所を決めたら、そのあとはもう数字タイルを動かすことはできません。
これを数字カードがなくなるまで繰り返します。
数字カードがなくなったらゲーム終了です。
得点計算は、まず机に直接おかれた数字タイルを0階とし、その上に重ねておかれた数字タイルを1階、その上を2階、3階…とします。
その階数を、おかれた数字タイルの数字にかけると得点になります。
たとえば、0階のタイルは得点になりませんが、1階にあるタイルは×1で、数字がそのまま得点となります。
2階にある数字タイルは、×2で得点が2倍になります。
すべての得点を合計し、1番多かった人の勝ちです。
お昼ご飯を食べた後、2号とわたしの2人でプレイ。
すごくパズルっぽいけれど、2号もわたしもパズルは好き（ロックダウン中に2000ピースを2つ仕上げました）なので楽しめるのではないかと期待しつつスタート。
次に何がでてくるか分からない以上、悩んでもしょうがない、と思ったのはわたしだけでなかったようで、序盤はサクサクと進みます。
やってみて気がつきますが、結構ピタッと来ない（笑）。
どっかこっかに空間ができるのが、パズラー（っていうの？）はとても気になるのですが、どうしようもない…
すきあらば、重ねたいとは思うけれど、それも空間のせいで難しいのです。
数字タイルをくるくる回しながら、どこかにはめこもうと頑張るけれど、見つからないので、しょーがない、でまた0階におくことに。
気持ちは上に行きたいのに、面積だけが広がる（笑）。
あと、使えないのが0…真ん中ぺろっと空間って…（笑）
どっちにしろ得点もできないし、もっぱら0階で土台になってもらいましたが、ほとんど役に立たず（笑）。
途中から重ねたくても重ねられず、ひたすら0階を広げることになった2号は「これ、絶対ムリ。0とかどーすればいいのさー」とぶつぶつ。
結局、僅差でわたしが勝ちました。
…が、爽快感…ありませんでした。
思わぬ場所にうまく重ねられるとってもうれしいのですが、それも一瞬で、ほぼ「あー、これもだめー、あれもだめー」という感じ…少なくともわたしには（笑）。
あとパズラーとしては、ぴたっとはまることが少ないのも欲求不満になりました。
これ、パズルをやらない人なら別に気にならないのかもしれませんが、なんかあちこちに空間がある状態が落ち着かないというか、なんというか…
重ねる時も、下の空間をチェックしつつなので結構時間かかるし…
「ま、こんなもんでしょ～」とゆるーく積み重ねて楽しむタイプのゲームなのかもしれません。
どーでもいいことくっちゃべりながら、とか、お酒飲みながら、とか（笑）。
そしたら楽しいかも！
ルールは簡単なので、普段アナログゲームをやらない人でもすぐできると思います。
☆今日のありがとう☆
今日初めて出会った人なのですが、なんと日本に留学経験がおありでした。
わたしが日本人と知ったら、「もう忘れちゃったんだけど」と言いながら一生懸命日本語を話してくれて。
初対面なのにこんなに親しみを持ってくれるのは、きっと留学中に多くの日本人がとっても親切だったから。
その人たちのおかげで、わたしは今日とても素敵な出会いがありました。
日本人と日本にありがとうです。
