むかしあるところに謎めいた童話の本がありました…
3つの章からなるその本は、魔法の力で結び付けられていました。
No.616
・3 Chapters
・Joe Houi作
・Amigo
・10歳から
・2人から6人
・時間…30分
・日本語化…カードの和訳が必要です
「3 Chapters」は、2024年SPIELの新作です。
…と言っても、実店舗では前から販売されていましたが(笑)。
SPIELのScoutaktionで4位(Duck & Cover、The Gangと同位)入賞、最終日には売り切れていました。
さて、ルールは。
第1章・カードのドラフト
カードを1枚選んで、隣のプレイヤーに渡す、隣のプレイヤーからカードを受け取って、1枚選ぶ…と繰り返して、手札を集めます。
第2章・トリックテイキング
選んだ手札から1枚出して、1番大きい数のカードを出した人が、星を1つ獲得。
全員出し終わったら、それぞれのカードの効果を確認し、ハートやクリスタルを獲得する。
出したカードと獲得したチップは、自分の前に置く。
これを手札がなくなるまで繰り返す。
第3章・カードの効果
手札がなくなったら、今度は自分の前に並んだカードでカードの効果を確認し、チップを獲得する。
チップ(星2点、ハート1点、クリスタル2個で1点)を計算し、1番多かった人の勝ち。
天気の悪い日に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
ざっと説明するけど、詳しいことはカードに書いてあるって感じ(笑)。
言語依存が高いと、ルール説明はラクなのよね。
説明書を読んだ時点で「これは最低2回はやらないと分からないだろうな」と思ったので、2人に「1回だけ遊んでも分かんないと思うから、最低2回は遊ぶよ」と先に断っておく(笑)。
第1章はドラフト。
3人だと、ドラフトのやり方がちょっと特殊なので注意。
3人とも初プレイだし、すべてのカードの効果説明を読むので、多少時間がかかる。
1号「えっと、これってどういう意味?」
2号「これは、こういうこと?」
限られたカードの面積で充分な説明はムリなので、説明書の補足を3人で確認。
分かればどってことないけど、初回は多少手間取る。
カードが決まったところで、第2章トリックテイキング。
わたし「第2章は単純、数が大きければ星1個もらえる。ただし、そのあと場に出たカードで効果が使えるかどうか確認するよ」
2号「あー、そういうことか、このカードの説明って」
わたし「そう、で、第3章では自分のカードで効果を確認すんの」
1号「なーるーほーどー」
そう、このゲームやってみたら拍子抜けするほど簡単(笑)。
筋が通ってるからとても分かりやすい。
というわけで、トリックテイキング開始(笑)。
わたし「えーっと勝ったのは、1号ね」
1号「うん」
わたし「で、そのあとこの場に出たカードでそれぞれの効果を確認する。1号は…王冠シンボルないからダメ、わたしは第3章でしか使えない効果だからダメ、2号は…あ、魔法の杖のシンボル2つあるから、クリスタル2個」
2号「やった!そうか、こうやってもらえるのか」
わたし「で、第3章でも自分の手札に魔法の杖のシンボルあったら、もらえるよ」
2号「なるほどね」
1度やってみればどういうことかすぐ分かるので、そのあとはサクサク進む。
…って、ゲームに集中しすぎて写真撮ってなかった言い訳なんですけどね(爆)。
ここも1号が取る。
1号「よく分かんなかったからさー、ドラフトの時、とりあえず数の大きいカード取ったんだよね…」
あっそ(笑)。
3人プレイなので、第2章でカード効果が有効になることはあまりない。
これ、4,5人だったら何かしらあって、もっとおもしろいんじゃないかなぁ…
そんなこんなで、第3章。
全員、自分の前の手札を確認。
計算してみると、第2章でコンスタントに勝ち続けた1号の勝ち。
以下、わたし、2号。
2号「分かったかも。これ、もう1回やりたい」
わたし「でしょ(笑)」
というわけで、そのまま2回戦。
だいたいの流れが分かったし、第1章は全員カードを吟味。
大きい数のカードは、トリックテイキングには勝てるけど、第3章では役に立たないことが多いと理解してから本番(笑)。
というわけで、第2章1ラウンド目。
意外にもわたしが勝った(笑)。
1号のカードは、1と最弱なんだけど、シンボル全部のせで、第2章、第3章で大活躍できるやつ。
わたしのカードは、場に王冠シンボルが少なくとも1つあればハートがもらえ、2号のカードは自分のカード以外で子どものシンボルがあればハートがもらえる。
1号のカードさまさま(笑)。
でも、これ、第3章では1号の他のカードに大貢献することになる(笑)。
次。
2号が勝ったけれど、美女はいなかったのでハートはもらえない。
1号は、魔法の杖1つにつきクリスタル1個。
わたしは、1から9までのカードがあれば、1枚につきハート1個。
…カードの効果が分かってくると、このゲームますますおもしろくなってくる!
3 Chaptersとは言いえて妙!
2号が勝って、勝ったらハートがもらえるカードで、ハートももらう。
1号は、王冠シンボルがあればクリスタルだけど、全然なかった(笑)。
わたしは、このトリックで誰かがハートをもらったら、もらった数わたしももらう…2号がもらったので、わたしももらう…ラッキー(笑)!
そんな感じで、第2章は終了。
おそろしいことに、第2章2号が4勝、わたしは3勝、1号は1勝…これは勝負あったな、と思ったんだけど。
第3章のカードの効果を確認すると…
わたし。
結構ハートを稼げたかな。
1号。
第2章は1勝だけ。
でも、なんと1号魔法の杖のシンボルを集めまくり、全カード魔法の杖付き(笑)。
なぜなら、魔法の杖がついているカード1枚につき、ハート1個獲得できるカードを確保していたから。
そのカードで、一気にハート7個集めるって、すげー。
2号。
第2章で4勝して、一気に行くかと思いきや、第3章では割と普通(笑)。
計算してみると、なんと1号の勝ち!
1点差で2号とわたし。
そう、3人ともほぼ同じ点数だった!
1号「これ、おもしろい!人数もう少し多い方がいいな」
2号「1回目より2回目のほうがおもしろかった!すごいアイディアだと思う」
とのこと。
うん、これはすごい!
めちゃくちゃおもしろかった!
Scoutaktion納得(笑)。
最初は、「またトリックテイキングかぁ」とか思ってゴメン(笑)。
やってることは、目新しいこと何もないんだけど、遊んでみたらその組み合わせから生まれるおもしろさがあって、すーごく楽しかったです。
カードの構成が分かってくれば、もっとおもしろくなると思います。
ちなみに、2人用のルールもありますが、どこまでおもしろくなるかなという気はします。
これ、できれば4,5人で遊びたいです。
3人だと第2章のトリックテイキングが単調に感じるんですよね。
もちろん、そこでもカードの効果は有効なんですが、3枚だと有効にできないことも多くて、大きい、小さいだけで終わってしまうのが物足りない。
でも、場に出るカードが多くなればもっと盛り上がるんじゃないかと思いました。
カードも安定のAmigoクオリティだし、なによりグラフィックがとてもいい!
本をデザインした箱といい、本の中に迷い込んでキャラクターと遊ぶという感じで、わたしはとても気に入りました。
ぜひまた遊びたいです。
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
☆今日のありがとう☆
その1
今日は、朝はくもりだったけど、午後は晴れる!
…相変わらず湿度が高くて、洗濯物は乾かないけど(笑)。
その2
そのせいか、ちょっと風邪気味…セキが止まらないのです。
もしかしたら、明日以降ブログお休みになるかもしれませんが、必ず復帰しますのでよろしくお願いします。
その3
さぁ、今日も張り切ってゆきましょうっ!
今日もHappy!