紺碧のSpielplatz

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ロビンフッドの冒険 第7章・暗黒の時(Die Abenteuer des Robin Hood 7.Die dunkelste Stunde)その3

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三度目の正直となるか?

ロビンフッドの冒険」も、最終章に入りました…が。
どーしてもラスボスが倒せませんっ!
1回目は逃げられ、2回目は見つけ出すことすらできず…3度目の正直、なるか(笑)?

できるだけネタバレしないように書きますが、写真はのせてあります。
知りたくない方は、ここでストップしてくださいね。

ロビンフッドの冒険
紹介はこちら
第1章はこちら
第2章はこちら
第3章・その1はこちら その2はこちら その3はこちら
第4章・その1はこちら その2はこちら
第5章・その1はこちら その2はこちら
第6章はこちら
第7章・その1はこちら その2はこちら

前回の失敗をいかして、今度こそっ!
ここまで来ると、黒幕が真剣に憎たらしくなってきてます(笑)。

さて、今回の布陣(ユーロ見すぎ・笑)は…封蝋が味方になってくれたようで、ロビンフッドがベストポジション確保。
「でもさー、ここ、ギズボーンのガイに1番近いんだよねぇ…」
「そしたら、マリアンにおびき寄せてもらおうか」
「あと、今度は1人じゃなくて2人以上で城に入るんだよね」
「そのほうがいいと思う。物々交換は、ロビンフッドだよね、やっぱり」
「そうしよう。でも、ギズボーンのガイに気を付けて」
…というわけで、スタート。

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ロビンフッド、いい位置からスタート!

…と思ったのに、いきなり出たのが赤いチップ。
「えー、またー?全然動いてないのにー」…確かに。
これ、かなりやる気をそぐんだよねぇ…
「でもさ、この後は出てこないってことじゃん」
「そうか、少し余裕あるかな?」
…気を取り直して、ロビンフッドは物々交換、リトルジョンは森の奥から城をめざす。
マリアンは、ちまちまとギズボーンのガイに近づいてゆく。

いきなり出鼻をくじかれたけど、そのあとのチップの出方はいい感じで、ロビンフッドは目的の物を手に入れ、リトルジョンとマリアンもロビンフッドのもとへ走る…こまをならべていると、本当にそういう気分になるのがすごい!
…まぁ、マリアン、足遅いけどねっ(笑)。

マリアンは、ギズボーンのガイをひきつけ、ロビンフッドはお城に忍び込む。
「リトルジョン、あんまりギズボーンのガイに近づかないでよ。せっかくおびき寄せたんだから」…獲物か(笑)?

前回の経験から、今回はある人が捕まらないようにするのを意識しないことにする。
「これ、意外になんとかなるよね」
「うん、そう思う。それよりさっさと保安官やっつけたほうがいいよ」
そんなわけで、ロビンフッド戦いを挑む…まぁ、紫しか出ないよね(笑)。
「ほとんど戦ってないし、こうやって紫を減らすしかない…にしても移動するってのが腹立つな」
「たぶん、次の手番でリトルジョンもそこ行けるから」
相談しつつ、移動しつつ、戦う(笑)。

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挟み撃ち!

追いついたリトルジョンとロビンフッドは、ダブル攻撃(笑)。
マリアンは…2人がお城に入ったのを見計らって、橋に逃げ込む。
橋の上にいれば、ギズボーンのガイからは見えない!

そして、ロビンフッドとリトルジョンのダブル攻撃、ようやく成功!
門を開けさせることにも成功したけど、「えー、今度はこっち行くのー?」
「でも、ここなら長いこま使わなくても行けるんじゃない?」
「じゃなかったら…ついでにこの人も聞いてみる?」
「何すんだっけ、この人」
「あんまり関係なさそうだけど、ちょうどいいし」…そういう理由で聞かれるのも迷惑だと思うけど(笑)。

ところが、これが大当たり。
その人に聞いておかないと、黒幕に対峙できないようになってた(笑)。
「よかったね、聞いといて」
「ホントだ」

とうとう黒幕、ジョン王の隠れ家発見。
まずは…扉を壊す。
「5つひいて、白を出さないとダメ」
「これは、何とかなるんじゃない?マリアン、毎回体力温存してるし…てかしなきゃいけなかったし(笑)」
…予想通り、さくっと白が出る。

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ジョン王と対峙!

そして、いよいよ逃げまくっていたジョン王と戦う!
「げー、白3つ出せって…」
「全部白ってこと?」
「でも、ここで赤いチップでるとヤバいよ。希望もうないから、砂時計一気に2つなくなるもん」
「えー、あと誰のチップが残ってる?」
…運よく、赤はすでに出ていて、白とリトルジョン、ギズボーンのガイのチップが残っている…はず。

どきどきしながらチップをひくと…「ごめんっ、紫…」
「あーあ、また紫増えたよ…」…だからゴメンって言ってるじゃん(笑)。

その次は…リトルジョン。
「いけー、リトルジョンー!」
いきなり紫…「でも、紫1こ減った」…あくまでポジティブ(笑)。

そして、白いチップ!
まず、ロビンフッド
体力温存してるから白を1つ入れて、挑戦…白っ、紫っ…あー、せっかくいれた白が…(笑)。

次は、リトルジョン!
「白いっぱい入ってると思えばいいんだよ」…ホントかよ。
1つめ…白っ!
2つめ…白っ!

「ここで、紫だしたら、ムダに白を減らしたことになるよね…」…不吉なことを言うなー(笑)。

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いやったー!!

そして、3つめ…白っっっ!!
「やたーっ!!!!!!」
ロビンフッドたちは、見事ジョン王を破り、リチャード獅子心王が帰還。
シャーウッドの森には、再び平和が訪れました…

 

…とにかくすごかったです、最後の最後まで!
ここまで飽きさせずに次から次へと変化を見せるゲーム、わたしは初めてです。
しかも、ルールがシンプルで分かりやすい!
少ない上に、理にかなっているのですぐ覚えられるし、ゲーム中「これどうすんだろ?」ってことがほとんどありませんでした。
おかげで、ゲームの世界にどっぷり入り込めて、すごく濃厚なゲームの時間を過ごせます(笑)。

また、「ロビンフッドの冒険」には、ちゃんとルールのまとめもついてきているので、しばらく遊んでなくてルールを忘れたとしても、すぐ調べられるようになってます。
図も使ってあるから、見てすぐ分かるようになってるし、そこここに「ゲームを思いっ切り楽しんでください」という心遣いが感じられて、ファーストクラスのゲームだなと思いました。

もし、難癖をつけるならば、ボードのクオリティです。
何度か遊んでいるうちに、紙がよれてきます。
わたしはあまり気になりませんでしたが、気になる人はすーごく気になるレベルかもしれません。

結局引き運じゃん!っていう見方もあるかもしれませんが、むしろわたしはアナログゲームでここまで「冒険」を再現したことがすごいと思います。
家族で、あるいは友達同士で、いつのまにかシャーウッドの森を自由自在に走り回る気分になります(笑)。

ちなみに、ネットでは続編がダウンロードできます。
早くやってみたいけど、どーせならちゃんと本になってるのがいいなぁと思っていたら、ちゃんと発売予定(笑)。
すっごく楽しみです。

〇追記〇2021年9月18日
出版社に問い合わせたところ、ギズボーンのガイにつかまって長いこまをとられるのはその章(冒険)のみで、次の章から再び長いこまは全部使えます。

 

☆今日のありがとう☆

その1
今日の献立に必要な気がしてカラーピーマン(黄色)を買ったのだけど、レシピを確認したらいりませんでした(笑)。
でも、入れちゃおうかなーと思っていたら、2号が「いや、入れないで。そのまま食べるから」…ふーん。
ステック状にして、コップにさして置いといたら…夕飯ができあがる前に、全部なくなってました(笑)。
2号だけでなく、1号もポリポリやってたらしいです(笑)。

その2
とうとうドイツ登場!
…前半20分でオウンゴール…マジっすかー!
がんばれーっ!(って、ありがとうでもなんでもないやん・笑)