紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

スピードカップス(Speed Cups)

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コップをならべかえるだけなのですが…

各プレイヤーは、カップを5つうけとり、できるだけ早く問題を解きます。
速さと目の良さが重要です。
問題カードは、カップを横に並べるのか、縦に積み重ねるのかも指定してきます。
木の1番上にいる鳥はどの色で、1番下はどの色?
かべにどの順番でいろとりどりの上着がかかってる?
ならべ終えたら、すぐさまベルを鳴らしましょう。
1番早く積み重ねた人の勝ちです。

No.196

・スピードカップス(Speed Cups)

・Haim Shafir作

・Amigo

・6歳から

・2人から4人

・時間…10分

・日本語化…必要ありません

ハリガリ」で有名なHaim Shafirさん作です。
「ハリガリ」は、つめの長さ次第ではかなり危険なゲームになりますが(笑)、「スピードカップ」ならそんなに危なくないかな…と思って購入。

各プレイヤーは5色セットのカップをうけとります。
ベルは机の中央におきます。
ベルと机の間に布をひくと、机に傷がつきません(ってわざわざ書いてある!)。
問題カードはよくきって、裏返しに積み重ねておきます。

問題カードの1番上のカードを表にして、問題カードの山札の上におきます。
カードが表になったら、各プレイヤーは同時にできるだけ早くカードに書かれた順番にカップをならべます。
ならべ終えたら、ベルを鳴らします。

ベルが鳴ったら、すぐにカード通りにカップが並んでいるかどうか確かめます。
正しければ、プレイヤーはその問題カードをもらいます。
正しくなければ、2番目に早かったプレイヤーのカップを確認します。

これを問題カードがなくなるまで繰り返します。
集めたカードが1番多かったプレイヤーの勝ちです。

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順番通りにならべるだけなのに(笑)

テスト勉強の合間におやつを食べている1号をスカウトしてたら、2号がチェロレッスンから帰ってきたので、流れで3人で遊ぶことに(よっしゃー・笑)。
相変わらず寒い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。

道具を見れば、何すんのかすぐ分かるゲームだけど(笑)、一応説明。
「あー、前にやったよねー」と1号。
「横にならべるときと、縦にならべるときがあるから気を付けて」と言ったら、2号が「なんで?」
「縦にならべるときは、コップを積み重ねなきゃいけないの」
「あー、なるほどー」

というわけで、スタート。
まずは、シンプルにえんぴつ。
片目でカードを見ながら、もう片目で自分のカップを確認…できたっとベルに手を伸ばしたら「ちん!」…1号が鳴らしてた(笑)。
2号が「えー、これってカードと同じようにならべなきゃいけないんだよね?カードがさかさまだったら難しいじゃん」と言うので、「うん。だけどカードはめくってみないとどっちが上か分からないから、みんな同じように難しいよ」…そう、1枚目は偶然1号の向きだったので、2号とわたしはちょっと難しかったのです。

次、くつ下。
えーっと下はどっちだ??
で、黒…黄色…「ちん!」…1号がもう鳴らしてる。
「なんでそんなに早いのー」と2号とわたし(笑)。
次、横並びの家…偶然わたしの向きだったのでなんとか「ちん!」。
「ホントに合ってる?」と、1号はわたしのならびを確認(笑)…しっつれーだなー(笑)。

途中で思い出して、ベルの下にマットをひく。
「説明書に、机に傷をつけないために布をひけって書いてあったんだよ」と言ったら、1号は「絶対さ、『机が傷ついたー』って怒ったお母さんがいたんだと思う」…なんでそこ、お母さん限定なの(笑)?

次、電車。
片目で確認しながら、片目でカップをつかんでならべる…あ、間違った!
「ちん!」…今度は2号がさくっと完成。

次、鳥…
あっ、これ縦だっ!
だから下から緑、黒、黄色…できたっ「ちん!」一瞬早く1号が鳴らす。
くやしーと思っていたら、1号が「2号のやつ見て」とふきだす。
見たら確かにふきだした(笑)。
それがこちら。

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おしい、実におしいっ!

 縦に並べるだけでなく、位置まで合わせようとしているところがいい(笑)。
正解は、横にある縦に積み重ねてあるほうなのです、残念ながら。

それにしても、たった5つのカップを見た通りにならべるだけなのに、なんでこんなに間違えるのか(笑)。
人間の認識のいい加減さを実感…って、わたしだけだったりして(笑)。

ちなみに、2号の鳥の縦ならびで大笑いしたくせに、そのあとわたしは風船で同じことやりました。
しかも、できたっと思ってベルまで鳴らしたという…1号に言われるまで全然気がつかなかったってどんだけボケてんだか(笑)。

1号は、横ならびの問題でカードが上下逆だったら、カードと同じようにおいて最後にひっくり返すという裏技(笑)まで使ってました。
結局、こういうゲームに強い1号の勝ち。
2号とわたしは同点でした。

こんなにシンプルで分かりやすいルールで、ここまで盛り上がるってすごい(笑)。
得意不得意が出やすいゲームかもしれませんが、勝ち負けより、カードを見てその通りにカップをおく、その過程がおもしろかったです。
カードの上下確認して、縦か横か確認して、順番にならべる…たったそれだけなのに、何か忘れるし、何か間違うのです。
でも、本人はすごく集中しているから気がつかない(笑)。
あとで気がついて、笑っちゃう…それがすごく楽しかったです。

きっと、このゲームは間違うのがポイント(笑)。
間違いを笑い飛ばすのが正しい遊び方じゃないかなと思います。

 

☆今日のありがとう☆
その1
前回チーズケーキの上の部分だけ作って好評だったけど、「できれば、土台がほしい」と3人に言われたので、他のレシピから土台だけもってきて作ってみました。
思ったより簡単で、しかもうまくできました。
3人にも「うん、これはすっごくおいしい!」と言ってもらえてうれしかったです。
その2
狙っていたゲームが、セールにかかってたー!
もちろん、即購入(笑)。
遊ぶのが楽しみです。