紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

ハゲタカまっさかさま(Geier Sturzflug)

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色も物も違うもの…

プレイヤーは、誰よりも早く全部カードを出してしまいたい!
でも、それはまさに「言うは易く行うは難し」…なぜなら、大空は大胆不敵で破れかぶれのパイロットでいっぱいだからです。
ゆえに、常に目を大きく見開いて、素早く反応しなければなりません。
でも、早すぎるのも危険なのです…そうなるとクラッシュするのは目に見えています。
3回クラッシュしてしまうと、脱落です。

No.174

・ハゲタカまっさかさま(Geier Sturzflug)

・Reinhard Staupe作

・Amigo

・6歳から

・2人から5人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

こちらも、昔ボードゲームやさんの在庫一掃セールで購入(笑)
Amigoの中箱で、泣く子も笑うStaupeさん作(ハンカチ落としハムスタートゥエンティワンなど)です。
今はやめてしまったようですが、Amigoには子ども向けカードゲームのシリーズとして、Die Gelbe Reihe(黄色シリーズ・タイトルの背景が黄色でした)というのがありました。
4,5歳から遊べるゲームもあったので、当時は黄色シリーズを目印に片っ端から遊んでいました。
その時に、よく見かけたのがStaupeさんのお名前。
なので、わたしにとって子ども向けカードゲームの大家といえばStaupeさんなのです(笑)。
※念のために書いておきますが、Staupeさんは大人向けも作ってます。

六角タイルをおきます。
カードはよくきって、各数字に2枚ずつ表にしておきます。
その際、同じ色、同じ道具が重ならないようにします。
クラッシュチップは、わきにおいておきます。

各プレイヤーは、カードを人数に合わせた枚数受け取り、自分の前に裏返しに積み重ねて自分の山札としておきます。
残りのカードは中立の山札として、わきにおいておきます。

最初は、中立の山札の1番上のカードを1枚表にします。
全員が同時に表が見えるようにめくります。
表になったカードが、どの数字の列におけるか探して、おける数字を言います。
その際…
その数字のカードの列には、表になったカードの道具も色もない
ことが条件です。

正しい数字だったら…
表になったカードを数字の列に重ねます。
正しい数字を1番早く言えたプレイヤーは、自分の山札の1番上から1枚表にします。
この場合も、全員が同時に表が見えるようにめくります。

正しくない数字だったら…
正しくない数字を言ったプレイヤーは、クラッシュチップを1つもらいます。
表になったカードは裏返しにして、中立の山札の1番下に入れます。
そのあと、クラッシュチップをもらったプレイヤーは中立の山札の1番上から1枚表にします。
この場合も、全員が同時に見えるようにめくります。

おくことができないカードだったら…
表になったカードがどの数字の列にもおけないカードだったら、「おけない」と言います。
→本当におけなかったら…
おけなかったカードは、裏返しにして中立の山札の1番下に入れます。
「おけない」と1番早く言ったプレイヤーは、自分の山札の1番上から1枚表にします。
また、おけないのに数字を言ったプレイヤーがいたら、クラッシュチップを1つもらいます。
→おけたら…
「おけない」と言ったプレイヤーは、クラッシュチップを1つもらいます。
この場合は、表になったカードは裏返しにして中立の山札の1番下にいれ、中立の山札の1番上から1枚表にします。

これを繰り返して、誰かがクラッシュチップを3つ集めるか、誰かの山札がなくなったら、ゲーム終了です。
クラッシュチップを3枚集めたプレイヤー以外全員勝ちか、山札がなくなったプレイヤーの勝ちです。

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結構長くなりました

ようやく青空が見えた午後に2号とわたしの2人でプレイ。
なんで六角形タイルなんだろうと思ったけれど、たぶんプロペラをイメージしてるのではないかと。
絵も色もすっきりはっきり見やすくて、ルールも簡単、というわけで離陸っ!

序盤は、めずらしくわたしがさくさく数字を言う。
「3」…「あ、ホントだ」
「5」…「確かに」
「2」…「うん」

…ところが、突然覚醒した2号が今度はキメてくる(笑)。
「2!」…「あ…そっか」
「4!」…「…えー、5いけたのに出遅れた…」
「6!」…「ホントだ…気がつかなかった…」

こういうゲームは、2人プレイでどちらかが波に乗っちゃうとまずいことになる(笑)。
なんとか止めようとがんばるけど、間違ってクラッシュチップをくらう(笑)。
2号の山札あと5枚ってとこで、2号がミスってクラッシュチップ。
ここからは、またわたしの独壇場(笑)。
2号はわたしを止めようとがんばるけど、なかなか止められない…

それもそのはず、なぜか1の列が極端に枚数が少なかったので、わたしはまずそこからチェックするようにしたのです。
枚数が少なければ、おける可能性も高いわけで(きったねー・笑)。

でも、2回ぐらいやったらすぐに2号に気づかれて「あ、1の列、短い!!」…バレた(笑)。
その上、次の手番ではカードが表になった瞬間に2号は「1!」と叫ぶ(笑)。
…ほんっとギャンブラー体質だよね(笑)。

残念ながら、そうは問屋が卸さず(笑)1の列にはおけないカード。
「えー、違ったー」…せめて言う前にチェックしろっつーの(笑)。

そんなこんなで、最終的にはそれでも2号がカードをなくして勝ち。
2号は「結構カード出し続けることできんだね。簡単なのに、おもしろかった!」とのこと。
わたしもおもしろかったです。

大人同士が真面目にやるゲームではないかもしれませんが、息抜きに遊ぶのにちょうどいいと思います。
衰えまくる反射神経を鍛えることもできますし(笑)。
お子さんと遊ぶ時は、ものの名前を言いながら遊ぶと語彙を増やせると思います(といっても、飛行機関連道具の名前ですが・笑)。

 

☆今日のありがとう☆
いろいろ予想外のことが起きて大変だったけど、なんとかこなせました。
無事こなせたことに感謝です。