紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

スペースビーンズ(Space Beans)

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だだだ だーん だーん だだだだーーだーん…

遠い昔、はるか彼方の銀河系の豆畑で…
銀河系の豆売買冒険者たちが、スペースビーンズを探し求めていた。
何光年も地球から離れ、まだ人類が収穫したことのない豆畑にようやくたどりついた。
貴重なスペースビーンズを収穫した豆売買人が、真の豆畑宇宙の支配者となるのだ。

No.170

・スペースビーンズ(Space Beans)

・Uwe Rosenberg作

・Amigo

・10歳から

・2人から6人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

その昔(笑)オビ湾さんの紹介で一目ぼれ。
スターウォーズファンとしては絶対に見逃せなかった(笑)。

カードはよく切ります。
カードを配る人以外の各プレイヤーは、3枚ずつ手札として受け取ります(つまり、カードを配る人は手札なし)。
残りのカードは裏返しにして積み重ね山にします。

手番がきたら…

1ラウンド目
1.カードを2枚ひく(ひかなくてもよい)
2.コレクションを始める
3.手札を右隣の人に渡す

2ラウンド目以降
1.カードを2枚ひく(ひかなくてもよい。ただし手札がない場合は必ずひく)
2.コレクションを得点にする
3.コレクションに足すか、新しいコレクションを始める
4.手札を右隣の人に渡す

・カードを2枚ひく
山札から2枚ひきます。
ひくときは必ず2枚です。

・コレクションを始める
同じ種類のカードを自分の前にならべます。
1枚だけでもかまいません。

コレクションは1人2つまでです。
1つめのコレクションはカードを表にして、2つめのコレクションはカードを裏にして自分の前にならべます。
自分の裏返しのコレクションは、いつでも確認できます。

・コレクションを得点にする
コレクションを得点にするときは、コレクションした枚数と同じ数のカードを1枚残して、あとは捨て札にします。
残したカードの数が得点となります。
ない場合は0点で、すべてのカードが捨て札になります。
コレクションを得点にするときは、必ず表になっているコレクションから始めます。
表になっているコレクションを得点にして、裏になっているコレクションが残っている場合、すぐに表にします。
表にしたコレクションも得点にすることができます。

・コレクションに足すか、新しいコレクションを始める
すでに自分の前にあるコレクションに、同じ色のカードを1枚以上加えることができます。
あるいは、自分の前に1つしかコレクションがないときは、新しくカードを裏返しにして秘密のコレクションを始めることができます。
2つのコレクションは同じ色でもかまいません。

すでにあるコレクションにカードを足すか、新しいコレクションを始めることができない場合は、自分の前にあるコレクションを得点にしなければなりません(あるいは、枚数とカードの数字が一致しない場合はコレクションを捨てなければなりません)。

・手札を右隣の人にわたす
残った手札を右隣の人に渡します。
手番終了で、左隣の人の手番となります。

誰かが30点以上集めたら終了です。
1番最初に30点以上集めたプレイヤーは、ボーナスとして3点もらえます。
終了したら、全員手札をすべて捨て札にし、裏返しのコレクションがある場合はすべて表にします。
得点にできるコレクションは得点にして、計算します。
1番得点が多かった人の勝ちです。

 

天気の悪い(←もう書き飽きたけど)午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
わたしはカードを配ったので、手札がない…いきなりすごく変な感じ(笑)。

序盤は、来た手札を見て数が多いカードをコレクションしてみる。
でも、いきなり回ってきたカード3枚中2枚が同じ色…そしたら手札は増やさなくていいや…と、手札は追加せずに2枚自分の前に並べて、1号に1枚の手札をまわす。

…実は、これで1号はかなり苦しいことに。
わたしはそのあとも、2号から回って来る手札に同色そろいがあったので、手札は追加せず1号に。
1号は、当然手札を追加するけれど、同色はそろわず…1号の前はカードが1枚のコレクションが2つ(笑)。
対する2号は、赤のダースビーンズがだだーっと並んでる…わたしは、多いってだけでオレンジと黄色のカードを並べてみたけれど、そのあとが来ないっ!!

…まさかとは思うけど、これ誰かとかぶってる…?
…そう思ったときは、たいていすでに遅い(笑)。

手札を追加して出てきた黄色やオレンジを1枚ずつ追加…赤のダースビーンズをあっさり9枚集めた2号は、得点化。
…1号は…「カードおけないから、コレクション捨てる」…まさに雲泥の差。
1号の裏返しだったコレクションは、案の定黄色でわたしとかぶってた(笑)。

欲張りすぎてもきついと思い、わたしはオレンジを7枚で得点化、裏返しの黄色を表にしたら当然1号が「そこにもあんの??」…ウン(笑)。
手札を見たらグレーが2枚あったので、今度はそれをコレクションしてみる…

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またかぶってる…

初めて遊んだときは、「多いことはいいことだー」的に3人とも手番でたいてい手札を追加していたのですが、回数遊ぶと手札をとらないことで他のプレイヤーの邪魔が多少できる…と気がつき、自分の首を絞めながらも(笑)手札を追加しなくなる。
そうすると、手札が1枚しか回ってこなかったりするので、当然そこで手札追加…

こうなると、何人かで同じ色をコレクションというジレンマが生まれやすくなるのです。
手札たっぷりで回すと、回ってきた手札にすでに複数枚ある色が残っていることが多いので「なるほど、ヤツはこの色は集めていないってわけね」と分かるし、そんなこと考えなくても、回ってきた手札に同色複数枚あったらそれが欲しいと思うのが人情というもの(笑)。
でも、手札1,2枚で回ってくると、当然手札追加するし、そこで山札から出てきた色は実はもう他のプレイヤーがコレクションしている可能性もあるわけで。

このしかけに気がついた時は、やっぱりRosenbergさんは天才っと思いました。

実際、わたしが集め始めたグレーは、1号も2号も裏返しのコレクションで集めていて、全員「ブルータスよ、オマエもかっ」状態に(笑)。
これはほとんど集まらないだろうと思って得点化しようとしたら、一番小さい数字が6とかもう意地悪としか思えない(笑)。
そこでも2号がグレーを5枚そろえて得点化。
1号は…3があったのでぎりぎり得点化。
わたしは…3枚しかないのに一番小さい数が6ってどーゆーことーっ(笑)。
…このあとグレーがさっさと出てくる気が…しない…
結局、コレクションに足すこともできず、捨てることに…悔しいーっ(笑)。

そのあとも、3人とも色がかぶりまくって、特に1号はコレクション捨ててばかり。
結局スタートダッシュで逃げ切った2号の勝ち。
以下、わたし、1号。

このゲームは、ぜひ4人以上でもやってみたいです。
というのも、ビーンズの色は全部で7色。
ということは、4人以上でやればもっとかぶりやすくなるのです。
手札をくるくる回すとか、表のコレクションと裏のコレクションがあるとか、すごく不思議な感じですが、何度かやるとやみつきになります。
機会があったらぜひ遊んで欲しいです。

おまけ。
パロディですが、キャラがいかしてます。

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誰がどれだか分かります?

 

☆今日のありがとう☆
久しぶりに友達から電話が。
1時間以上しゃべりまくって楽しかった!
ボケ防止(笑)のためにももっと頻繁におしゃべりしようということになりました。
…って、要はおしゃべりしたいってことですが(笑)。