紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

勝利への道(Verflixxt!)

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勝利への道は厳しいのです…

ありえない!
勝利への道は、呪われたかのように、また情けないマイナスタイルをとらなければならない。
でも、落ち着け、ゲームはまだ終わっていない。
ここでは、最後のタイルがものをいうこともあるのだ。
ゲームが終わってから計算するのだから。
誰が1番か見てみようじゃないか。
「最後に笑う者の笑いが最上」、まさにその通り!

No.153

・勝利への道(Verflixxt!)

・Wolfgang Kramer und Michael Kiesling作

・Ravensburger

・8歳から

・2人から6人

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

このゲームも昔よく遊びました。
3人でも遊びましたが、ママ友とそのお子さんの5人でも遊び、笑いまくり(笑)。
要はすごろくなのですが、KramerさんとKieslingさんのコンビ作(アプルクセン)ですから、しっかりひねりが加えてあり、おもしろいです。

スタートタイルとゴールタイルをおき、そのあいだに説明書の図にあるようにタイルをならべます。
番人(ナチュラル色のこま)は、よつばのタイルの上におきます。
各プレイヤーは、人数に合わせて同じ色のこまを受け取り、スタートタイルにおきます。

手番がきたら、さいころをふります。
必ず出た目ぶん、自分のこまか、番人を動かします。
番人は、同じタイルに自分か他のプレイヤーのこまがのっているときのみ動かすことができます。
こまも番人も必ずゴールの方向に動かします。
こまも番人もゴールについたら、あまった数は切り捨てます。

自分のこましかいないタイルから移動する場合は、そのタイルをとり、自分の前におきます。
自分のこまを移動させても、番人かほかのこまがタイルの上にのっている場合は、タイルはとりません。

緑のタイルはプラス点、赤いタイルはマイナス点ですが、よつばのタイルはゲーム終了時にそのプレイヤーが持っているマイナス点のなかで一番大きい点をプラスに変えてくれます。
2枚以上持っている場合は、2枚以上プラスになります。
1番点数の多いプレイヤーの勝ちです。

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さぁ、スタート!

天気の悪い午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「あー、昔やったよねー」と1号。
多少は覚えているらしい(笑)。

前にやったときは、スタートダッシュかけた1号が勝ったはず…じゃあ、スタートダッシュかけてみる?
…と思ったものの、出るのは4とか3とか2とか…ダッシュになってないっつーの(笑)。
なので、マイナスをとらないですむように、他のこまも待ちぶせしつつ、マイナスがすくなかったらタイルもとってみる。

2号は、スタートダッシュをかけてる…と思ったのに、よつばタイルの前で急ブレーキかけて、1とか2とかちまちま出す(笑)。
1号は、さいころが思うようにならず、こま1つはよつばタイルを一気に通過してしまう。
わたしは、序盤のたくたしてたのに、よつばタイルにかかったあたりでいきなり6を連発(笑)。
いやだー、ここは徐行運転でいいのにーっ(笑)。

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よつばタイル争奪戦(笑)

そして、みんなよつばタイルにこまをいくつかとめたので、我慢比べ開始(笑)。
大きい数が出たら、みんな番人を動かす…番人大移動(笑)。
そのうち番人はよつばタイルからいなくなる…残るはお互いのこまのみ。
動きたくない、動かしたくない、でもいう事聞いてくれないさいころっ!!
まず1号が脱落し、よつばタイルのあとのプラスタイルを狙う。
…番人たっぷりのっかってるから、どかすの大変(笑)。

わたしのこまは1つよつばタイルを通過してしまったけれど、残りの2つでがんばる(笑)。
すでにマイナスタイル2枚あるから、よつばタイル2つは欲しい…なーのーにー6を出すさいころ…何の恨みがあんのよー(笑)。
仕方がないから、先に進んだこまをもっと進ませる…がーん、マイナス決定…

2号は出目に恵まれて、よつばタイルに居座り続ける(笑)。
結局根負けしたわたしは、それでもよつばタイル2枚とって進む…でも、1号がかっさらっていったあとのプラスタイルは小さい数しか残ってない!!

3人とも番人を動かしまくったので、最後のマイナスタイルの6まで番人が到達してる(笑)。
最後まで大きい目ばかりでた1号はさっさとゴール。
よつばタイルに居座った2号は、なんとよつばタイル4枚も集め、ゴール直前のマイナス10も集める…しっかりプラス10…

当然、2号が47点でぶっちぎりの勝ち、2位は17点でわたし、3位はマイナス10点の1号でした。

これ、ほんっと思い通りにならない(笑)!
最初にマイナス、次によつば、そのあとプラスで、ゴール前にまたマイナスタイルという順番が憎たらしい!
序盤でとったマイナスをカバーしたくてよつばタイルとれたっ思ったら、最後にどーんとマイナスタイルの道って、どんだけ意地悪なの(笑)?
作戦立てたって、さいころは勝手に我が道行っちゃうし(笑)。

でもそれも含めておもしろい!
ちょっとの運と、その運をどう使うか…悩むといったって、自分のこまは3つなので長考するヒマもない(笑)。
さくっと楽しめるゲームです。

ちなみに、説明書はほんっと分かりやすいです。
図が必要なところに分かりやすく入れてくれているし、さすがRavensburger、文句なし!
あと、タイルにかかれた絵がとってもおかしいです。
1号も2号もゲーム中、ふきだしていました。

 

勝利への道 拡張セット1はこちら

 

☆今日のありがとう☆
今日は、ドイツ語の先生とご飯食べに行きました。
いっぱいおしゃべりできて楽しかったー!
楽しい時間をありがとうございます。