紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

バンディーダ(BANDIDA)

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相変わらず脱獄を狙っているらしい…

バンディーダは、こりもせずまた脱獄しようとしています。
みんなで彼女の脱獄を阻止するか、いっそのこと脱獄の手助けをしましょうか!

No.139

・バンディーダ(Bandida)

・Martin Nedergaad Anderson作

・Helvetiq

・6歳から

・1人から4人

・時間…15分

・日本語化…必要ありませんが、カードのアイコンの訳は必要です

バンディードの新作(?)が出たとは聞いていたけれど、なかなか手に入らず。
ようやく買えたので、バンディートも出してきてやる気満々(笑)。

バンディーダは、バンディードの妹分みたいな感じで、単体でも、あるいはバンディードと一緒でも遊べます。

ルール自体は、バンディードと同じです。
カードをよく切って、各プレイヤーは3枚手札にします。
スタートカード(トンネルが6つか5つ)をおき、手番がきたら手札から1枚選んで、おきます。
その際、すべてのトンネルがつながるようにおかなければなりません。
カードを出したら、山札から手札を補充してして手番終了です。

山札がなくなる前にすべてのトンネルをふさいだら、プレイヤー全員の勝ちです。
トンネルをふさげなかったら、バンディーダ脱出成功で、プレイヤー全員で負けです。

特殊カード
・アラームカード
アラームカードをひいたら、手番が終わっていてもすぐにアラームカードを出し、その指示に従います。
・リュックサック
リュックサックのついたカードを出したら、以後手札を補充する際に1枚多く(1枚ではなく2枚)ひくことができます。
ただし、他の特殊カードによってその効果がなくなることもあります。
・ダイナマイト
ダイナマイトのついたカードを出したら、もう1枚手札を出すことができます。
出し終えたら、手札を2枚補充します。
・壊れたシャベル
手札をすべて出します。
出し終えたら、山札から3枚手札にします。
・地図
机の上のカードから3枚選んで、取りのぞきます。
その3枚は隣同士である必要はありませんが、トンネルが途切れないように取りのぞきます。
つまり、トンネルの先端部分から取りのぞくことになります。
・水筒
このカードを出したプレイヤーの次の手番が来るまで、全員話をしてはいけません。

 

いい天気の午後、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
バンディーダで遊ぶ前に、バンディードを復習しておいたのでばっちり!

…と思いきや、特殊カードに振り回される(笑)。
いきなり2号が水筒を出し、3人沈黙…そんなにしゃべってプレイしているつもりはないけれど、しゃべってはいけないとなるとすっごく違和感(笑)。
特に用がなくてもしゃべっている2号には拷問だったらしい…自分の手番が回ってきたら「はぁー、苦しかった…」…だろうね(笑)。

次はアラームで、全員手札が2枚になる…「えー、これじゃートンネル増やすしかない!」「ムリっ!」「どうする、困った…」…ゲームの最初のほうだったので、3人とも四苦八苦。
選択肢が2つしかないとなると、トンネル2本をなんとか1本にしたのに、また2本に増えちゃうとか、それで止まればいいけど、それぞれ2本増えるとか…まさにねずみ算式。

1号が「これ、いつまで手札2枚なの?」と聞くので、「リュックサックが出てくるまで。でもリュックサックが出てきたら、毎回手番終了のときに2枚ひけるよ」と言ったら、「リュックー、出てこーい」(笑)。

ところが、頼みのリュックサックは出てこないで、壊れたシャベル…ここは手札が2枚なのがさいわいし、1号がきれいにまとめたけれど、次は地図…

「トンネル壊さないようにって、要は1本になってるとこしかとれないんじゃない?」
「うん、たぶんそういうことになると思う…」
「あ、でもそうなら、ここは?」と2号が指したのは、ちょうど2本に分かれたところ。
「じゃあ、ここの3枚とって…」
「まぁ、マシになった…かな?」
地図のカードを出した時、水筒ラウンドじゃなくてよかった(笑)。

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くっやっしーっ(笑)!

このゲームは、序盤で終わらないと、まず勝てない。
終盤になったら、まさに破れかぶれになるので、序盤より出口が多くなってたりするし(笑)。
今回は、序盤にアラームで手札は減るわ、山札減るわで、頼みの綱のリュックサックがなんと終盤にしか出てこなかったので、結局トンネルをふさぐことができずに終了。
バンディーダ、どこからでも脱出可能となりました(笑)。

「すっげー悔しいんですけどー」と言ったら、1号が「ハイハイ、もう1回ってことね」…よくご存じで(笑)。

で、すぐさま再戦。
「序盤が勝負だから」
「うん、最初にふさげなかったら、まずふさがらないから」
「わかった」
…三人三様に気合いをいれる(笑)。

…すると。
手番3回で終了(笑)!
正確には、1号と2号は3手番、わたしは2手番で終了(笑)。

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こういうこともあります(笑)

まさに両極端な結果でしたが、どっちも楽しかったです(笑)。
みんなでここはどうする、増やすな、こっちはまかせろ、そこはダメ、と相談しながらやるのが、ホントにトンネルふさいでるみたいでおもしろいのです。
今回のバンディーダで道具を投入したのは、アタリだと思います。
特に水筒…しゃべらないってだけで、全然違う雰囲気になります(笑)。

ルールは簡単で分かりやすいので、普段あまりゲームをしない人でもとっつきやすいと思います。
ただ、場所はとるので広い場所でやってください。

次回は、(たぶん)禁断のバンディード&バンディーダで遊ぶ予定です。

 

☆今日のありがとう☆
ようやく遊べたバンディーダ!
調べたら、バンディードはこのブログで初めて書いたボードゲーム(正確にはカードゲームですが)でした。
こうやってブログを続けられるのは、読んでくださるみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。