紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド スイス・その7(Zug um Zug / Ticket to ride Switzerland)

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まれに見る僅差の戦い

家族で遊ぶ日(53)。
今回は1号が出かけていなかったので、3人…黙っていたら、夫が「スイス…だよね?スカンジナビア…イヤだよね?」と。
…イヤじゃないけど、スカンジナビア(北欧の国々)は、なんというかこう…心の準備が必要(笑)。
今日は準備してないから、ダメかな(笑)。
2号に「スイスでーっす」と言ったら、「だと思ったー」(笑)。

というわけで、今回はスイスです。
遊び始めたのは他のマップと比べて遅めだったのに、スイスマップももう7回目…不良債権の嵐も乗り越えてがんばっていますので、「またスイスかよっ」と思わず、どうかお付き合いください(笑)。

チケットトゥライド スイス
その1はこちら
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その6はこちら

さて、今回のわたしのチケット。
Zürichから4か国とGenève-Bern、Genève-Basel、Zürich-Brausio…うぅぅぅぅぅぅー悩むっ!
Genève発の2枚は重ねてZürich経由でBasel…Zürich4か国はGenèveからフランスに入れば7点は取れる…

…問題はZürich‐Brausio。
Brusio-Churは、夫とかちあって痛い目にあったことがあるんだよなぁ…でも、ここでうまくイタリア行けたらZürich4か国が最高点の11点になる…
…最近結局イタリアに行かなきゃいけなくなることが多かったし、行くなら最初から行ったほうがいいよな…

…などなど、取らぬ狸の皮算用(笑)。
結局わたしは5枚全部残す。
夫と2号は、1枚ずつ戻してさぁ出発!

序盤は、いつものように電車カード集め。
スイスでは、オープンになったジョーカー(機関車)も通常通り取れるので、出たらすぐに取る…スイスではトンネルでしか使えないけど、あると安心できる気がする(笑)。

…と、動き出したのは夫。
イタリア‐Brusio…

…はいぃぃぃぃぃ???
なんで?
どうしていきなりそこ?
え、ちょっとまって、心の準備がー…と動揺しながら山札3枚めくると、追加で緑1枚。

…夫、持ってた。
ちっ。
イタリアが…はかない夢となって…消えた…「でも、まま、Davosからだって行けるよ」ととっても親切な2号。
そうだけどっ!
Davos経由かよっ!

夫がイタリア‐Brusioを走り終えると、今度は2号は「今回はみんなここなんだねー」と言いながら、にこやかにSagans-Vaduzを走る…お、おまえもかよっ(笑)!
わたしはChur-Brusioを走りたかったけど、同色5枚はまだない…仕方がないからChur-Sagansをおさえる。

…横で息が止まった方1名(笑)。
それでも、夫はChur-Brusioを走る…やつは5枚そろっていた…追加で出さなきゃいけなかったけど、ジョーカーも持ってた…ちくしょーっ(笑)。

どうしようとパニくってんのに、2号はすました顔で「じゃー、今度はSagans-Davos走る」…えぇーっ!!
「え、でも、Chur-Davosは走んないからダイジョウブ」って何がどうダイジョウブなんだか全然分かんないんですけどっ!

あーもう、こんなことならZürich-Brusioは戻しとけばよかったーっ!
…まさに後の祭り(笑)。

もういいわよ、だめならだめで。
カードそろってないし、Brusioはあとまわしっ!
その代わりZürichは取る!
ついでにいうと、Genève-Zürichは誰にも渡さん(笑)!!

ということで、Sagans-Pfaffikonを走る。
すると2号がZürich-Zugを走る…当然並走。
Zug-Luzernを走る…もちろん並走。
「どこまでついてくんの?」「どこまでも」「やめて」「確かに」(笑)。

タマ切れを起こした2号は放置して、わたしはZürich-Badenをおさえ、Luzernから一気にGenèveを目指す。
どうやら他は誰も狙ってなかったようで、快適な旅(笑)。

夫はわたしにジャマされたので、ChurからWassenを目指す。
トンネル…追加で2枚…キツっ!

…と思ったら、わたしもBaden-Baselのトンネルで追加。
それ見て笑ってた2号も、Vaduzからオーストリアで追加。
「トンネル1台で、追加2枚とかありえない!」…確かに(笑)。

今回は、3人ともトンネルは追加ばかり。
いつからトンネルは追加込みでがデフォルトなの?
出血大サービスなんてこんなとこでしてくれなくていいのにー。

どうにかこうにかわたしはGenève-BaselをZürich経由で完成させ、Genèveからフランス、Baselからドイツもおさえる。

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Brusioの熱い戦い(笑)

…残りは、トンネルっ!
ChurからDavos経由でBrusio…できれば、Davos経由でイタリアにも行きたい…
何がきついって、ChurからDavos経由でBrusioにすると、色指定がある。
紫と青…じゃなかったらジョーカーっ…と必死に集めていると、2号があっさりと「じゃあ、Davosからイタリア」…今回はほんっとイタリアに嫌われた…

がっくりしているわたしを横目に、2号はせっせとZürichからLuganoを目指す…だれもジャマしない(笑)。
夫は、ひたすらアルプスにトンネル掘りながらMartignyへ…ほぼ毎回カード追加にも関わらず、もぐら真っ青の掘りっぷり(笑)。

まず2号、それからわたし、そのあと夫と、チケット追加。
おおっ、Basel-Bern!
ちゃんと結んでありますよー…って3点ですけどね(笑)。
それから、Lausanne-Interlaken…Bern-Interlaken結べばよし。
さっき集めまくった青が残ってるから、行ける!!

そして、もう一回追加。
やたっ、Luzern-Zürich!!
これもできてるよー…って2点、ですけどね(笑)。
そして、オーストリア発3か国…オーストリア…あーっ、Davos経由で行けるじゃん!!
しかも色指定なしのトンネル!!

キツかったけど、Brusio-ChurをDavos経由にしたのがここで報われる。
トンネル完成させたところで、2号の電車がなくなり終了。

電車得点は夫、チケット得点はマイナスチケットが2枚もあったにもかかわらず2号、なんと、夫と2号が同点で勝ち、1点差でわたしというめちゃくちゃ僅差な勝負でした。

いやー、おそろしく濃度の濃いプレイだった!
おもしろさがはちきれんばかりにパンパンでとても楽しかったー!
これだからZuZ(チケットトゥライド)はやめられないっ(やめるつもりもないけど・笑)!

 

チケットトゥライド スイス その8はこちら

 

☆今日のありがとう☆
今日はちょっと真面目にチェロ練習…最近自分の音が気に入らなくて、つい「もうやめどきかなぁ…」とつぶやいたら、1号が「そういうときってあるある。でもやめない方がいいんじゃない?また絶対楽しくなるからさ」と。
5歳から始めたバイオリンをやめずにがんばっている1号が言うと説得力がありました(笑)。
励ましてくれてありがとね。