紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

プルンプザック ハンカチ落とし(Der Plumpsack geht um)

f:id:konpekino:20200816042543j:plain

ずた袋のプルンプザックくん

プルンプザックのところにあるものは何でしょう?
かさ?時計?バケツ?
その3つ隣にあるのは…くつ下?机?えんぴつ?
ちゃんと覚えてられるかな?

No.127

・プルンプザック ハンカチ落とし(Der Plumpsack geht um)

・Reinhard Staupe作

・Amigo

・5歳から

・2人から5人

・時間…15分

・日本語化…必要ありません

先日、トゥエンティワンでReinhard Staupeさんのお名前を出したにもかかわらず、彼の作品はまだ紹介していませんでした(汗)。
なので、今回はReinhard Staupeさんの代表作(とわたしが勝手に決めた・笑)プルンプザックです。
プルンプザックは、子ども向けカードゲームの定番といってもいいと思います。
1号、2号が小さい頃は本当によく遊びました。

カードはよくきって、裏返しにして積み重ねて山札にします。
そのまわりにカードを8枚表にして、ぐるりと輪におきます。
数字とやじるしの部分が輪の外側になるように並べます。

各プレイヤーは、約30秒で何がかかれているか覚えます。
すべてのカードを裏返しにします。
スタートプレイヤーを決め、その右隣のプレイヤーが、カードを1枚選び、その前にプルンプザックをおきます。

スタートプレイヤーは、プルンプザックがおかれたカードにかかれたものが何か答え、カードを表にします。

答えが間違っていたら…
残念!
カードは裏返しにして、手番終了です。

答えが合っていたら…
カードを表にしたまま、やじるしの向きに数字ぶんプルンプザックをすすめ、そこのカードに何がかかれているか答えます。
それを繰り返し、すすんだ先のカードが表になっていたら、そのカードをもらって自分の前に裏返しにおきます。
これで手番は終了です。

誰かが6枚カードを集めたら、ゲーム終了です。
6枚あつめた人の勝ちです。

 

暑い夕方に2号とわたしの2人でプレイ。
箱(ウチのは缶箱ですが・笑)を見るなり「うわー、久しぶりー、これよく遊んだよねー」と2号がいうほど、ホントによく遊びました。
今回改めて見ると、ウチのプルンプザックくんのカードは、結構よれよれ。
貫禄たっぷりでした(笑)。

記憶力ゲームでは負けなしの2号と、記憶力ゲームはなるべく避けたいわたしの勝負ですから、しょっぱなから勝負度外視(笑)。

2号は「めがねでしょ、ここは…とんかち、こっちはお日さま、でくつ、で、あ、お日さまだ!」とさくさくとあてて、すぐにカードもらう。
お日さまに補充されたのは…うきわ。
…で、2号がプルンプザックをおいたカード…なんだっけ?
「えーっと、えーっと、えーっと…何も思い浮かばないですけどー」と言ったら、2号爆笑。
「えーっと、今日のご飯で食べたよ」とヒントをくれるやさしい2号(笑)。
「えー?はさみ?」…はぁ?はさみは食べてないよねぇ?
…正解はきのこ。
確かに今日のご飯にきのこあったわ…てか、なんではさみなの?
自分の脳みそが心配になる(笑)。

2号はまた1枚とって、わたしの番。
「えーっと、ここは…とんかち…こっちは…お日さま…」
…あー、ここ、うきわだった…そうだ、うきわの前は確かにお日さまだったけど、変わったんだった…残像かよっ(笑)。

f:id:konpekino:20200816042552j:plain

まだ序盤…

2号が3枚とるあいだに、わたしはようやく1枚という感じで、全然勝負にならず(笑)。
でも、続けて行くと2号も記憶が混乱するらしく、ついその前においてあったカードを言い、「あ、違った、ここ新しいカードだった」(笑)。
とったカードは裏返しにしておくというルールが、意地悪(笑)。
確認したいのにできない…

3枚ぐらい続けて当たると、緊張も高まる…最短で2枚当てればカードがもらえることもあるけれど、たいてい3,4枚は当て続けなければなりません。
5枚ぐらいになると「もー、ここまで覚えてたんだから、いい加減1枚ちょうだいー!」という気分になります(笑)。

6枚でゲーム終了とありましたが、おもしろすぎてわたしたちは2号が17枚とるまで続けてました(笑)。
え?わたしの枚数?…聞かないでください(笑)。

子ども向きだなんてもったないほど楽しいゲームです。
むしろ、子どもも楽しめるカードゲームというほうが正しい気がします。
誰かがカードをとると、新しいカードが補充されるというのが、憎たらしいほど効いています。
たった1枚新しくなるだけなのに、「あれ?さっきここ取ったんだっけ?あれ?あっち?」と混乱するし、残っているのは間違った記憶だけ(笑)。
記憶力のいい2号でも混乱していたし、記憶力のあやしいわたしは混乱以前の問題(笑)。
でも、2人とも「あー、おもしろかったー」と思えるゲームなのです。

ちなみに、子どもたちが小さい頃は意識してものの名前を日本語でいうようにしていました。
さすが子ども向け、モチーフが身近にあるものばかりなので、語彙を増やすのにもちょうどいいと思います。
何より遊びがメインで、語彙がついてくるなんて、理想的です。
小さなお子さんが身近にいるなら、ぜひ遊んでください。
そして自分の記憶力にがっくりしてください(道連れ・笑)。

 

☆今日のありがとう☆
迷える子羊(でかいけど)をみちびく羊飼い(夫)。
2人ともがんばってます。
そのがんばりに感謝です。