紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

フィンカ(Finca)

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集めて運んで大忙し!

プレイヤーは、マヨルカの農家になります。
レモンやオレンジ、オリーブやアーモンドを作っては、ロバの荷台に乗せて村に運びます。
誰が1番たくさん運べるでしょうか。

No.120

・フィンカ(Finca)

・Ralf zur Linde & Wolfgang Sentker作

・Hans im Glück

・10歳から

・2人から4人

・時間…45分

・日本語化…必要ありません

このゲームは昔よく遊びました。
くだものを集めて運ぶというテーマで、ウチではなぜかいつも2号が勝利してました。
さすが買い物好きなだけあるな(笑)。

ボードを広げ、風車を作ります。
風車の真ん中にロバタイルをおきます。
くだものタイルは裏返しにしてよく混ぜます。
10枚の山にして各村におき、1番上のタイルを表にします。
フィンカタイルも各村におきます。

フィンカハウスは人数に合わせて準備します。
くだものは種類別に分けておきます。
各プレイヤーはアクションタイルと農民こまをうけとります。
ボーナスタイルは1番大きい数字を上にして積み重ね、ボードわきにおきます。

各プレイヤーは、マヨルカの農家となり、くだものを収穫しては村の注文に合わせて配達します。

各プレイヤーは順番に農民こまを風車の羽根の上におき、おいた羽根のくだものを1つもらいます。
全員のこまがおかれたら、スタートです。

手番がきたら、以下の3つから1つ選んで実行します。

・農民を動かす
風車の上にいる農民を動かします。
農民こまがいる風車の羽根にいる農民こま(自分のこまも数える)の数を数え、そのぶん時計回りに風車の羽根をすすみます。
すすんだ先の羽根にかかれたくだものをもらいます。
すすんだ先の羽根に農民こまがいた場合は、自分のこまも含めた数ぶん、くだものをもらいます。
自分のこまだけならば、1つです。

また、風車の羽根をすすむとき、境界線を越えたらロバタイルがもらえます。

・くだものを配達する
くだものが村の注文通りに集まったら、ロバタイルを出してくだものを配達します。
配達できたら、くだものはストックに戻し、くだものタイルを自分の前に表にしておきます。
配達するときはロバタイルが必要ですが、ロバは1度に6つまでしかくだものを運べません。

とったくだものタイルがその村の最後のタイルだったら、各プレイヤーはその村のフィンカタイルにかかれたくだものをいくつ配達したかを数え(つまり自分の前にあるくだものタイルにかかれた数)、1番多かった人がフィンカタイルをボーナスとしてもらえます。
そのあと、その村にフィンカハウスをおきます。

くだものタイルを、1から6まで集めると、ボーナスタイルがもらえます。

・アクションタイルを使う
4種類あるアクションタイルは、1手番につき1つだけ使えます。
使ったタイルは箱に戻し、もう使えません。

最後のフィンカハウスがおかれたら、ゲーム終了です。
集めたくだものタイルの得点、フィンカタイルの得点、使わなかったアクションタイルは1枚につき2点、ボーナスタイルの得点を合計して、1番多かった人の勝ちです。

 

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どのこまをどう動かして何をもらうか…

ようやく天気が良くなってきた午後に、1号、2号、わたしでプレイ。
「昔よく遊んだよねぇ」と言ったら、「覚えてない」と2号。
あんだけ勝っておきながら、なにを言う(笑)!!

さて序盤は、せっせとくだもの集め。
くだものタイルがいきなり5だの6だので、3人黙々と集める。
あ、このこまを動かすと3こももらえるーっと質より量(笑)で動かし、ボードをよく見たら、今は集めてもしょうがないくだものだったり(笑)。
あと、レモンが欲しい…と思ったのに、わたしのこま、レモンの近くにいない(笑)。
そして、配達したいときはロバもいない(笑)。
しかも、境界線越えたばかりのところにかたまっているわたしのこま(笑)。

1号は手際よくくだものを集めるものの、狙っていたくだものタイルを2号にかすめ取られる(笑)。
2号は6点狙い、しかもジョーカーのくだものタイルばかりどんどん集める。
1号はひたすらくだもの集め…わたしは、とりあえずボーナス狙いで1から6まで集めることにする。

最初のうちは、5や6と大きい数字だったくだものタイルが徐々に2や3になって、ようやく1が出た!
じゃあ、その1と5を組み合わせて配達…と思った矢先、1号に狙っていた1と5をとられる…ボーナスお預け(笑)。
しかも、1のくだものタイルがまた出てこない。

仕方がないから、手元にあるくだもので配達できそうなの…ないじゃん(笑)。
そのくだもの全然もってません、とか、微妙に1こ足りないとか…これでもボードのくだものタイルちゃんと見てるんだけどなぁ。
1こ足りないのを集めても、肝心な時にロバはいない…そんなことしている間に、2号にとられる(笑)。
そのうえ「まま、このこま動かすとオリーブ2こもらえるよ」と2号のやさしいお言葉。
んじゃそーしようかと動かすと…「そうすると、これをこう動かしてレモン3こゲットー!」…こーいーつー、自分の欲望のためにわたしのこまを使ったな(笑)!

だんだん村のくだものタイルが少なくなり、フィンカハウスがおかれ始めると、フィンカタイルのボーナスがもらえますが…1号も2号もめちゃくちゃかたよった集め方をしていた(2人ともジョーカータイプのタイルばかり集めていた)ので、フィンカタイルボーナスはほぼわたしが独占(笑)。
1のくだものタイルももらって、ゲーム終了。
わたしのぶっちぎりの勝ち、以下2号、1号。

フィンカは、そんなに時間はかからず(もちろん、長考する人がいたら別ですが)「ゲーム遊んだー!!」という気分になります。
くだものこまがすべて木製で、雰囲気を盛り上げてくれますし、風車のシステム(ロンデルシステム)は、理解しやすくやってて楽しいです。
くだものいっぱい欲しいけど、ロバも欲しい、できればみかんがもっと欲しい…なんて欲張ると、たいていうまくいかない(笑)。
1号は「狙ったタイル、ほぼ全部2号にとられた…」とがっかりしていましたが、おもしろかったそうです。
2号は「結構いいゲーム。でも、負けたからもうやんない」…まだ言うかー(笑)!

 

☆今日のありがとう☆
なんと今日はゲーム三昧!
これもつきあってくれる1号と2号のおかげ。
ホントにありがとね。