大切な人を失うことほど心を揺さぶられる悲劇はないだろう。
あなたたちは運命の織り手である。
あなたたちは時間を止め、死者の過去の様々な瞬間に飛び、死を避けさせるために、そこで運命を新たに織り上げるのだ。
あなたたちが変えられるのは人生の一瞬の出来事であり、それゆえその影響も瞬間的なものである。
それでも、その影響がより良い方向へ向かうきっかけとなることを祈らずにはいられない…
No.119
・アンドゥ 新たな運命の織り手 桜祭り（Undo Das Kirschblütenfest）
・Michael Falm & Lukas Zach作
・Pegasus Spiele
・10歳から
・2人から6人
・時間…45分から60分
・日本語化…必要です
アンドゥシリーズはいくつか出ていて、Das Kirschblütenfest（桜祭り）に目が留まり、日本関連なら遊んでおきたいと思って購入。
でも、パッケージをよく見たら、倒れているおっさん、どーみても日本人じゃない（笑）。
桜も桜に見えないし…いやーな予感（笑）。
人生カードを番号順に裏にしてならべ、その下にヒントカードも裏にしてならべます。
時間移動カード、ルーペカードと運命カードは、そのまま重ねておいておきます。
説明カードを読んで、その指示通り進めます。
ネタバレになるので詳しくはかけませんが、プレイヤーの1人がカードを音読して、全員でどうするかを話し合って決め、指示にしたがってカードを表にすることで進行します。
終了となったら、運命カードの得点を足して、その得点で運命をどれだけ変えることができたかを判断します。
雨降りの午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
パッケージ開けたらすぐ始められる…と思ったのに、パッケージ開けたらやっぱりまず説明を読まされる（笑）。
説明自体は悪くないけど、カードの区別がつけにくかったので、そこは絵で説明してほしかったです。
1号が全部読んでくれて、さぁ、スタート。
「やっぱりさ、ここから始めたほうがいいんじゃない？」「うん、わざわざここにこう書いてあるし」…で、行った先は…うーん、よくわかんない。
「じゃあさ、あっちから始めるのは？」「そうか、じゃあ、そこにしよう」…この作戦はそれなりに当たりだったようで、「じゃあ、こっちじゃない？」「えー、あっちだと思う」「でもさ、とにかく死なないようにしなきゃいけないんでしょ、だったら…」と3人でいろいろ相談。
どうしてそうなったのかはよく分からないけれど、でもそうならないようにするならこっちかなっと3人で選んでゆく。
最後の時間移動カードを使ったところで終了。
まぁ、こんな話なんだろうなと予想できる程度になりましたが、どうしてこうなったかは分からず終い。
それでも、わたしたちの得点ならば「どうしてこうなったかを解き明かし、死を避けることができました！」だそうです。
…えー、どうしてこうなったかは分かんないままですけどー（笑）。
アンドゥは、昔一時期流行った自分でストーリーを選べる本によく似てます。
章ごとに選択肢がでてきて、Aなら〇ページへ、Bなら△ページへってやつです（今もあるのかな？）。
いろんなパターンがあって、何度も読んで結局全部読むのがお約束（笑）。
本をバラして、カードにして並べて、選択肢から選んで、次のカードへ…おもしろくないとは思いませんでしたが、これ、別に本でやってもよかったんじゃ？と思いました。
1号も2号も「おもしろくないとは思わなかったけど、またやりたいとも思わない」とのことで、ゲームとしては何かが足りない気がします。
そもそもこれ、ゲームかなぁ…
でも、説明の最後に、「もし、死を避けることができなかったら、もう1度試してください。でも、すぐに試すのではなく、運命（と、あなたたちの記憶力）を休ませてからやってみてください」とあって、一生懸命さは伝わりました（笑）。
最後に実際の物語をのせているのもよかったです。
その物語がもう少し詳しかったらもっとよかったけど…そうなると、ホントに「本」ですね（笑）。
あ、あと、アンドゥならリモートで遊べます。
誰かが1セット持っていれば、ネットをつないでカードを読めばいいわけで。
そういう意味では、コロナには強いゲームかも（笑）。
☆今日のありがとう☆
1号、2号が手伝ってくれたので、夕飯がめちゃくちゃ早くできました！
しかもとてもおいしかった！
お手伝いありがとね。
