紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

千の鏡のお城(Burg der 1000 Spiegel)

 

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鏡を使ったゲームです。

ちっちゃいバンパイアのビクトアくんはおっきなバンパイア城に住んでいます。
千の鏡のお城には、たっくさんお部屋があります。
ビクトアくんは、恐怖のバンパイア百科事典や、騎士の仮面をどうやって探し出したらよいのでしょう?
どの部屋に宝箱があったっけ?
犬のバンピは一体どこにいっちゃったんだ??

No.108

・千の鏡のお城(Burg der 1000 Spiegel)

・Inka und Markus Brand作

・KOSMOS

・6歳から

・2人から4人

・時間…20分

・日本語化…必要ありません

千の鏡のお城は、その昔(笑)ネットで見かけて購入。
鏡を使って遠くのものを見るっておもしろそうじゃありませんか!
ちょっとスパイみたいだしー(全然違う)。
ちなみに、作者はInka Brandさんと Markus Brandさんご夫妻。
ご夫妻でゲームをどんどんデザインし、「村の人生」(Village)と「脱出ザ・ゲーム」(Exit)でKennenspiel des Jahres、「お姫様を助けるのは誰だ」(Der verzauberte Turm)でKinderspiel des Jahresを受賞し、お子さんは「いかさまゴキブリ」(Mogel Motte)をデザインするというゲーマーご家族です。

箱の中身をすべて出し、ふたの上にお城をのせます。
箱のへりのスリットにお城タイルを差し込みます。
鏡はお城の中央のスリットに1枚ずつばらばらに差し込みます。
ビクトアくんは、適当なますにのせます。
バンパイアドロップとさいころはわきにおきます。
各プレイヤーは、同じ色の予想タイルを2枚受け取ります。

手番になったら…

1.窓タイルとお城タイルを入れ替えます。
その際、他のプレイヤーにもお城タイルに何のモチーフがかかれているか見せます。

2.さいころをふり、ビクトアくんをうごかします。
さいころをふって、出た目の数ぶんビクトアくんをうごかします。
ビクトアくんがとまったますのモチーフを探します。

3.鏡を動かします。
窓タイルからのぞいて、モチーフがみえるように鏡を動かします。
合計3回まで動かせます。
同じスリットに裏表を入れ替えて鏡を入れる場合も1回と数えます。
少なくとも1回は鏡を動かさなければなりません。
鏡をつかわずに、窓からモチーフが見えても、成功にはなりません。
つまり、窓のあるタイルの前に少なくとも1つは鏡がなければなりません。

4.予想する
鏡を動かし、見えるようになったと思ったら、手番のプレイヤーは「あててみて?」と言います。
他のプレイヤーは、窓タイルからモチーフが見えると思ったら、よろこんでいるビクトアくんタイルを、見えないと思ったら、がっかりしているビクトアくんタイルを選び、裏返しにして自分の前におきます。
全員が選び終えたら、一緒に表にします。

5.のぞいてみる
手番のプレイヤーは、窓からのぞいてみます。
窓からのぞいて…

・探しているモチーフが見えた!
手番のプレイヤーは、バンパイアドロップを1つもらいます。
そのあと、探しているモチーフがかかれているお城タイルをスリットから引き抜きます。
それも合っていたら、もう1つバンパイアドロップをもらいます。
間違っていたら、バンパイアドロップはもらえません。

・探しているモチーフが見えなかった!
残念!
何が見えたか、他のプレイヤーに教え、手番は終了です。
でも、ニンニクが見えた場合は、大失敗!
もし、バンパイアドロップを持っていたら、1つ戻さなければなりません。

6.予想は合ってますか?
予想が合っていたプレイヤーは、バンパイアドロップを1つもらいます。
予想が間違っていたプレイヤーは、何ももらえません。

これで、手番は終了です。
次のプレイヤーの手番となります。
バンパイアドロップを決められた数集めたら、終了です。
1番たくさんバンパイアドロップを集めた人が勝ちです。

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鏡の反射より、記憶力が問題だった…

これも昔よく遊びました。
鏡に反射させるというのに1号も2号も興味深々、のぞいては「あったー!」「ちがったー!」と一喜一憂。
当然1号、2号の方がどこに何があるか覚えるのが早く、わたしは窓タイルとお城タイルを入れ替えないで欲しいとかなり真剣に願ってました(笑)。

のんびりした午後に1号、2号、わたしの3人でプレイ。
序盤は当然あてずっぽう。
入れ替えたタイルのモチーフを探すなんていうことはまずなくて、ひたすら適当にやってはのぞく…しばらくすると、すでに見たはずのモチーフ(わたしはもうどこにあるか覚えていない)に2号がビクトアくんを止める。

…場所さえわかれば、鏡の反射はできるのにー(笑)。
場所を覚えていた2号、見事発見。
正しいタイルも発見したので、ドロップ2個もらう。
1号とわたしは予想あたりで、ドロップ1個。

そのあと1号も正しいモチーフ発見、タイルも発見でドロップ2個。
…わたしはどーしても発見できない(笑)。
だって、場所わかんないんだもん(開き直り)。
もしかして、わたしはボケ老人まっしぐら(笑)?

そのうち、同情してくれた1号、2号が助けてくれるようになる(笑)。
どうにかこうにかモチーフ発見して、タイルも発見できたら、すっごくうれしくなった(単純すぎ)。
結局2号、1号、わたしの順番でした。

これ、うまく反射して見えると、とってもうれしいです。
ただ、箱の中が暗いのでモチーフが見にくいときがあります。
箱の中の色を変えたりして、もっと見やすくしてほしかったなぁと思います。

 

☆今日のありがとう☆
今日も1号、2号がいっぱい手伝ってくれました。
…まぁ、いろいろ下心(笑)があるとしても、単純にうれしい!
ホントにありがとね。