紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

パッチワーク(Patchwork)

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ボタンがいっぱい欲しい…

パッチワークとは、はぎれを組み合わせて縫い合わせ、新しい生地を作る手法です。
昔は、はぎれを利用するために、この手法で衣類やブランケットが作られましたが、今日ではデザイナーが高価な生地でデザインした芸術となっています。
特に、様々なはぎれで作られたパッチワークはまさに芸術作品とよべるもので、多くの芸術家に利用されている手法です。

No.104

・パッチワーク(Patchwork)

Uwe Rosenberg

・Look Out Spiele

・8歳から

・2人専用

・時間…30分

・日本語化…必要ありません

「パッチワーク」は、ずいぶん前(いつだろう…もう全然覚えていない…)に金星くんのHPで見て、おもしろそう!っと購入。
…ところが、なかなか遊ぶ機会に恵まれず、積みゲーのひとつに…(このパターンばっか)。
でも、家で退屈しまくっている1号と何か遊びたいと思って魔窟(笑)を探索。
2人用だし、ちょうどいい!と見つけたのがこのパッチワークでした。

時間ボードに、茶色いキルトと各プレイヤーの得点マーカーをおきます。
各プレイヤーは、得点マーカーと同じ色のキルトボードとボタンを5つ受け取ります。
キルトタイルは、大きな輪になるように並べます。
2ますのキルトのよこにコマをおきます。

時間ボードの後ろにある得点マーカーのプレイヤーが、手番を行います。
つまり、場合によっては交互ではなく、1人のプレイヤーが得点マーカーが後ろにある限り何度か手番を繰り返すこともあります。

手番がきたら…(得点マーカーが後ろになったら…)

「キルトをもらう」
こまがあるキルトから時計回りに3つのキルトから1つ買うことができます。
買うときは、キルトについたタグにかかれた数のボタンを払います。
キルトをキルトボードにおき、タグに書かれた砂時計の数字ぶん時計ボードの得点マーカーをすすめます。
その際、
・キルト(1×1)を通り過ぎたら
そのキルトを受け取り、キルトボードにおきます
・ボタンを通り過ぎたら
自分のキルトボードにあるキルトに縫い付けてあるボタンの数を数え、そのぶんボタンをもらいます。

「ボタンをもらう」
キルトが買えない、買いたくない、あるいはボタンが欲しいときは、自分の得点マーカーを相手の得点マーカーの1ます前に進め、その数だけボタンをもらいます。

両方の得点マーカーがゴールについたら終了です。
最後の手番で「ボタンをもらう」のアクションを選択しても、ボタンはもらえません。

手元にあるボタンの数を数え、うめられなかったます目×2を引き算します。
数の多い人の勝ちです。

 

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かなり上達しました!

天気のいい午後に1号とわたしの2人でプレイ。
最初はボタンが5つしかないので、どれを買うか選ぶというより、これしか買えないからこれにするという感じ(笑)。
ボタンがあるキルトが欲しいけど、当然高い。
あ、安いと思ったら、こんな形のキルトどこにおくっつーの?っていうのだったり。
これならどうにかなるかなと思ったら、砂時計の数字が大きかったり。

キルトの選択肢たった3つだというのに、迷いまくり(笑)。
あとでうまらないと嫌だからと、つい無難なキルトを選びたくなるけれど、そういうキルトは高いし、ボタンがついてなかったりする(笑)。

1号はボタンが足りなくて、序盤は「ボタンをもらう」のアクションが多かったのだけれど、わたしはとにかくうめようとできるだけ「キルトをもらう」のアクションを続ける。
かなりでこぼこになったので、時間ボートの1×1のキルトが欲しかったのだけれど、その手番はなぜか1号が取ってく(笑)。

わたしのキルトはどんどんひろがるけど、1号のキルトはちんまり…と思ったのに、中盤から1号がキルトをうまくとってゆく。
たった1枚のタダでもらえるキルトも持ってって、きれいにはめ込む!
タッチの差で、わたしが7×7を完成させて(よく見たら8×8ができてた!)ボーナスをもらうものの、最後1列を残してしまったので、まっすぐなキルトしか入らない!
それまでちんまりしていた1号のキルトは、最後に大きいキルトをぽんぽんおいて終了。

ボタンは1号26個、わたし27個、埋められなかったますは1号が6ます、わたしは7ますで、1点差で1号の勝ちでした!

実はこれ、4回目。
1回目はルールを間違え、2回目は2人ともマイナス、3回目もわたしはかろうじてプラスになったものの、1号はまだマイナス…で、今回ようやくまとも(笑)にプレイできました。
初めて遊ぶ時は「きれいにうめたい」という気持ちが強すぎて、7×7ますなんて程遠い状態で終わりました(笑)。
何回か遊ぶうちに、「とにかく埋める、きれいに埋まらなくても、いっぱい埋まっていた方が得点になる」と理解できて、そうなると俄然おもしろくなってきます。

1回遊んでなんだかなぁと思っても、これはぜひ何度か遊んでみてください。
1号も「これ、最初はつまんないと思ったけど、めっちゃおもしろいわ」と言ってましたから。

 

☆今日のありがとう☆
当然のように、今日も4人でボートゲーム。
でも、当然じゃないことは分かってます。
一緒に遊んでくれてホントにありがとう!