紺碧のSpielplatz

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チケットトゥライド ヨーロッパ 拡張 ヨーロッパ1912(Zug um Zug / Ticket to ride Europa 1912)その3

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広がるヨーロッパ!

家族でゲームの日(24)。
今日は何にするー?と聞いたら…
1号「カルカソンヌ」…え?
2号「なんでもいいよー、でもUKはやだ」…そうですか。
夫「そうだなぁ、ヨーロッパ??」…え、アメリカじゃなくていいの?
「じゃあ、ヨーロッパにしよう。駅ルール入れていい?」と言ったら「あ、それはやめて。もう少し慣れてから」…えー、もういい加減、駅ルール…と思いつつ、ふとひらめく!

そうだ!
ヨーロッパは拡張入れたことなかった!
よし、今日は拡張!

…というわけで、今日はヨーロッパの拡張です(笑)。

チケットトゥライド ヨーロッパ
その1はこちら
その2はこちら

No.98

・チケットトゥライド ヨーロッパ1912(Ticket to ride Europa 1912)

Alan R.Moon

・days of wonder

・8歳から

・2人から5人

・時間…45分

・日本語化…必要ありませんが、地名が日本語だと遊びやすいと思います。

今回から「目的地カード」は「チケット」と書くことにします。
ウチではゲーム中はチケットと言っていますし、そのほうが自然だなと思いまして。

さて、ヨーロッパ1912は拡張ですから、チケットトゥライドヨーロッパ本体が必要です。
ヨーロッパ1912には...

・倉庫と車庫

・オリジナルのチケット(46枚)

・新しいチケット(1912年のロゴ入り・55枚)
 新しい長距離チケット(6枚)
 新しい短距離チケット(19枚)
 新しい大都市チケット(30枚)

が入っています。

倉庫と車庫
各プレイヤーは、倉庫と車庫こま5個を受け取ります。
チケットを配ってから、手番が遅い人から順番に車庫を好きな都市におきます。
各都市には車庫は1つしかおけません。

手番に電車カードをとるときは、まず電車カードの山札から1枚表を見ないで自分か他のプレイヤーの倉庫におきます。
それから通常のやり方で電車カードをとります。

手番で車庫がある都市から電車を走らせるときは、手持ちの車庫こまを1つ箱に戻すことで、その車庫と同じ色の倉庫の電車カードをすべてもらうことができます。
もし欲しくない場合は、もらわなくてもかまいません。

ゲーム終了時に、手持ちの車庫こまが1番多かったプレイヤーは10点ボーナスとしてもらえます。 

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EssenってSpiel Messeやるとこなのに行けなかった…

夫、1号、2号、わたしの4人でプレイ。
駅ルールがまだ導入されていないのに、倉庫と車庫ルールなんて絶対ムリ(笑)。
なので、おとなしく1912バージョン(オリジナルチケット+新しい短距離チケット)で遊ぶことにしました。

まず長距離1枚、短距離3枚…相変わらず全然どっこもかぶってない。
長距離はモスクワーパレルモ…単線多いよね…
そして、通常はすべて一けた…またかよっ(笑)。
しょーがないから、どっちにしろおさえておくと便利かもしれないっていう理由でベルリンーコペンハーゲンを残してみる。
…これ、大失敗だったのですが(笑)。

序盤は、いつものようにみんなで電車集め。
2号は「これは…4枚でジョーカーにはできないんだよね?」…ピンポーン、そのルールはUKでーっす。
そして走りだす2号、追随する1号と夫…って、ちょっと待ってよ、なんで3人ともフランクフルトから走り始めるわけ??
夫にフランクフルトーアムステルダムをとられ、2号にフランクフルトーエッセンをとられ、1号にベルリンーエッセンをとられる…ということはブリュッセル経由しか残ってない、でも電車カードがない…そしてとどめを刺すように1号はエッセンーアムス…あっという間にどうがんばってもムリな状況に。

そりゃね、ペトログラード経由はまだ残ってますよ。
…トンネル8台付きで、完成したらなんと5点もらえまーっす…って、誰もやらないっつーの(笑)。

そんなわけで、電車1台も走らせていないのにマイナス確定なわたし(ぶちっ)。
いいわよ、じゃあチケット取るわよってなわけでチケット取りましたが、いつものようにちっともかすらない。
こんなにみんなで取り合ってんのに、なんでかすらないのよー。

かろうじて、1枚だけ長距離とからめられるかなぁと思ったので、それだけ残す。
どうやらロシア方面を走る人はいなさそうなので、ベルリンーウィーンーミュンヘンと走ってみる。
ミュンヘンヴェネチアのトンネルチャレンジしたら、鋭い2号が恐る恐る「…もしかして次はローマ??」…エッセンでキレた(笑)わたしは「そうですが、何か??」…これ以上とばっちりは食らいたくないやさしい2号は別ルートを開拓…ということは他の誰か(=1号)にしわ寄せが。

2号と1号の激しい争いを横目に、夫はすいすい走らせ、チケットためこむ。
今回は、チケットの引き運は夫にあったようで、追加チケットもかなりかぶっていたらしい。
あとでにこにこと「きみにこの路線取られたんだよ。だからここ遠回りしてるでしょ」って言われたけど、ぶっちぎりで夫が1位。
以下、わたし、1号、2号の順。
2号もチケットの引き運に恵まれなかったらしい…ごめん、エッセンの乱(笑)を起こして。

でも、今回のチケットの回り方はちょっと偏りすぎ…って混ぜたの、わたしか(笑)。
ヨーロッパは今までわりと平和だったけど、ここまでもめたのって5人でドイツやって以来かも。
これがゲームの醍醐味かもしれないけど、かなり疲れました。
次回はもうちょっと丁寧に混ぜてみることにします(笑)。

 

チケットトゥライド ヨーロッパ 拡張 ヨーロッパ1912 その4はこちら

 

☆今日のありがとう☆
今日の夕飯は1号が作ってくれました!
すっごくおいしかったよー、ホントにありがとね。