アルボスの木を育てます。
枝を伸ばし、葉をつけるには、水と肥料ではなく、器用さが必要です。
簡単そうに見えますが、問題はアルボスの木がゆらゆらとゆれることなのです…
No.73
・アルボス(Arbos)
・Armin Müller , Martin Arnold作
・M+A Spiele
・6歳から
・1人から8人
・日本語化…カードを使わなければ必要ありませんが、カードには対訳が必要です
・Spiel des Jahres Sonderpreis Kinderspiel受賞(2000年)
このゲームは、ボードゲーム、アナログゲームにはまり始めのころ、近所のフリマで発見。
お父さんと娘さんらしい2人のブースで見つけ、Spiel des Jahresのマークがあったし、何より安かったので(笑)買ってみました。
アルボスは、まさに見たまんまのゲームです。
パッケージにすべて書いてあります(笑)。
要は、木を倒したり、他の枝や葉っぱを落とさないように枝や葉っぱを全部さした人が勝ちです。
各プレイヤーは、枝と葉っぱをそれぞれ平等に分けます。
スタートプレイヤーは、幹のゆれ具合を決めます(土台と幹をずらすことで、ゆれを大きくしたり小さくしたりすることができます)。
手番が来たら、片手だけで枝か葉っぱを穴にさします。
その時、他の枝や葉っぱが落ちてしまったら、落とした人のものになります。
枝か葉っぱをさしたあと、木が落ち着いたら次のプレイヤーの手番です。
手持ちの枝と葉っぱを1番最初になくした人が勝ちです。
もちろん、自分でルールを作ってもかまいません。
カードを使う場合には、枝と葉っぱは箱にいれ、カードはよくきって裏返しに山札にします。
1ラウンド目は、全員箱から枝を出してさします。
2ラウンド目からは、カードをめくり、その指示通りに箱から枝か葉っぱを出してさします。
その時、他の枝や葉っぱが落ちてしまったら、落とした人のものになります。
箱が空になったら、自分が落としたものをさします。
1番最初に全部さした人が勝ちです。
ちなみに、このゲームは箱に説明が書いてあるので説明書なるものはありません。
箱も糊付けなしで作ってあって、ものすごーく手作りっぽいです。
天気の悪い午後に、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
わたしがゆれを調整…ゆれすぎて落ちてばかりはつまらないけど、ゆれなくてあっさり終わるのも物足りないので、それなり(笑)にいろいろ試して決定。
わたしから順番に手持ちの枝と葉っぱをさしてゆきます。
ルールには特に書かれていませんが、本能的に重たい方を先にさしたくなるので、3人とも枝から始めました。
確かに、これはルールに書く必要がないルールです(笑)。
途中、わたしが1度枝を落としましたが、1号、2号は淡々とさしてゆく…枝が終わると当然葉っぱ。
そこで、3人とも思わず「これはすごい」「おもしろい」「上手だね」と…というのは、まず枝が伸び、そして葉っぱが生えるというのが、見事に再現されたからです。
まるで植物を育てているみたいで、やってて楽しい!!
そうっとささなければならないのも、植物の世話をしているみたいで、テーマとすごく合ってると思いました。
葉っぱの時に、2号が枝と葉っぱを落とし、1号は1度も落とさず終了。
1号が余裕の勝ちでした。
そのあと、2号とわたしでそーっとそーっとさしたのが上の写真です。
インテリアになるーとか言ったらいいんでしょうが、インテリアになるとは思いません(笑)。
こんなゆらゆらゆれるのは、落ち着かない(笑)。
もちろん、土台を調整すればゆれないようにはできますが、何度も遊んでいっぱい緑を生やすほうが楽しいと思います。
ちなみに、アルボスには、アルボスりんご(Arbos Apfel)もあって、こちらは葉っぱだけでなく、りんごもなります。
…だったら、アルボスの木じゃなくて、りんごの木っと突っ込みたくなりますが、それはおいといて(笑)。
完成した図がとてもかわいくて、ぜひ遊んでみたい…でも、似たゲームは増やさない方がいい…でも…(笑)
☆今日のありがとう☆
「もー、夏の楽しみないしー、やる気出ないー」とつぶやいたら、2号が「そういう風に考えない方がいいよ。秋には楽しいことがある!って思った方がいいよ」と。
…目が覚めました。
ステキな言葉をありがとう!