紺碧のSpielplatz

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初コンサートは京都

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今日もどこかで(2008年)

今日は、小田さんです。

わたしは、「ラブストーリーは突然に」の声に一目ぼれ(一耳ぼれ?)して小田さんのファンになりました。
新しいCDが出ると買いに走り、ひたすら聴きまくる…という生活(笑)を続けていたある日、母が「そーんなに好きなら、ファンクラブとか入ればいいのに」と一言。

…なぜそれを思いつかなかったんだろう(笑)?
そーいえば、CDにいつもチラシが入ってた!!
すぐさま入会(笑)。

PRESSは、正確にはファンクラブではありません。
小田さんの会報誌を月1回発行している…機関(笑)?
ファンクラブではないのですが、コンサート開催となるとチケットの先行予約はあります。
ただ、最近はそれでもなかなか取れません(涙)。

…話がそれましたが、入会して割とすぐに2008年の「今日もどこかで」のコンサートツアーが発表され、チケットの先行予約に参加できることに。
昔(っていつ?)のように往復はがきだの、電話かけまくりだのは一切なくて、ネットで手続き完了。
なんてラクチンなんだろうと思ったのを覚えています。

夫と母には「小田さん、いつまでコンサートやってくださるか分かんないし、1度は実物にお目にかかりたいー」と訴え(笑)、1号、2号のお世話をお願いしました。
…まさか、そのあと10年以上もやってくださるとは(笑)。

1番行きたかった横浜アリーナは、日程の都合で不可能…わたしが行けそうなのが、新潟か京都でした。
新潟…土地勘ないし、ホール大きいなぁ…京都…多少土地勘あるし、ホール小さい…ホール小さい(=当選確率低くなる)けど、賭けてみるかで申し込んだら、さくっと当選!
ネットで「当選」の文字を確認したとき、「うわー、これで生の小田さんに会えちゃったりするの?えー、信じられないー」と全く現実感がありませんでした。

最近は、チケットが取れる前にホテルも足もネットでチェックして場合によっては予約入れちゃったりするのですが、その時はなぜか旅行代理店にわざわざ出向いてホテルと新幹線を予約。
予約入れたとき、「どうしよう、ホントに生の小田さんに会えちゃうわけ?」とやっぱり現実感がなくて(笑)。

終了時間次第では、最終の新幹線に乗れなくもないかなと思いましたが、ようやく行けるコンサートなので、その日は京都泊で、翌日は京都の友人にも会ってくることにしました。

そして当日。
子どもを産んで以来、一人旅なんてしてなかったからかなり緊張(笑)。
昔はふつーに1人で歩き回っていたのに(笑)。

実は、わたしはコンサートというものにあまり行ったことがありません。
子どものころ、母に連れられてクラッシックコンサートには何度か行きましたが、ほとんど寝てただけ(笑)。
あとは、松任谷由実さんの横浜アリーナこけら落としのコンサートと、某バンドファンの友人に連れられてそのバンドのコンサート…それだけ。
まさにコンサート初心者でした。

京都に着いてホテルにチェックインしたころには、もう緊張しまくり。
夏の京都ですから、めちゃくちゃ暑かったのですが、汗だくだくだったのはそれだけじゃなかったと思います。

開場までにはかなり早かったけれど、遅れていくなんてもってのほか!と思い、さっさと会場に向かい、近くの喫茶店で京都の友達が書いてくれた地図を確認(笑)。
事前に友達が地図やらいろいろ送ってくれたのですが、それがとっても役に立ちました。

会場近くにとまっているツアーバスを見つけたら、涙が…あー、ホントに来ちゃったよって感じでした。
入場しているときに気が付いたのが、お客さんの年齢層が高いということ。
わたしが若い方に入る(笑)。
あと、男性が多い。
今までたった2つしかコンサート行ったことないけど、でも今までのとはちょっと違うなと思いました。

そして、席…なんと前から3列目!
花道の真ん前!!
番号確認して、「うそっ」とつぶやいてしまったほど。
花道の真ん前ですからホール中央じゃなくて、むしろはじっこではあるのですが、短い花道でもその先に小田さんがきてくだされば、真正面!!
…思い出すだけでも、鼻血出そう(笑)。

隣の席は、ずーっと誰も来なかったのですが、開演直前に背広姿のお兄さんが駆け込んできました。
彼も1人で参加だったようです。
仕事が終わって走ってきたという感じで、へー、こういう方もファンなんだと思いました。
コンサート中ほぼ全曲小さい声で歌ってらして、すごく小田さんファンでした。
仕事中も「今日はコンサート!!」とうきうきしてらしたのかな、とか思ったり。

考えてみれば、今まで小田さんファンといいつつも、同じ小田さんファンとの交流が全くなかったので、自分以外にも小田さんファンがいるというのが単純にうれしかったです。

前奏が流れただけで、涙も流れ、本物の小田さんが出てきたときは、頭真っ白…うわー、本物だーっ!!
動いてるっ、歌ってるっ、歩いてるっ、しゃべってるっ…すごーく失礼ですが、言葉にするとこうなります(笑)。
生で歌ってらっしゃるのに、CDと変わらない…ものすごいクオリティ。
おしゃべりするより、歌聴いて欲しいって感じで、次から次へと聞かせてくださって。
もう、現実じゃないみたいでした。

帰り道、ホテルまで歩きながら「ホントにコンサート行ったのかな?夢じゃなかったのかな?」と思ったぐらい素晴らしいコンサートでした。

気持ちよく送り出してくれた夫と母には今も感謝しています。
そして、いい子にしていた1号と2号にも。

ちなみに、翌日会った友達にはコンサートの話をしまくり。
友達は「小田さん、またこっちでコンサートやってくれたら、絶対おいで。また会おう!」と言ってくれて。
…で、なんと、去年2019年にやっぱり小田さんのコンサートで関西に行ったときに会ったのでした(笑)。
ということは…そう、11年ぶり!

小田さんのコンサートのおかげで、なかなか会えない友達にも会えます。
ファンやっててよかったと思います(笑)。

 

☆今日のありがとう☆
いやだなと思ったことを、ちゃんと言葉にして言えました。
自分にありがとう!