ここは、高品質を求める魔女と魔法使いのための銅鍋屋です。
このお店では、魔法の飲み物や媚薬に最高の魔力を与える材料がすべてそろいます。
No.58
・銅鍋屋(Kupferkessel Co.)
・Günter Burkhardt作
・Gold Sieber
・6歳から
・2人用
・時間…20分から30分
・日本語化…必要ありません
ヤギ戦争(Ziegen Kriegen)に「銅鍋屋がおもしろかった」と書きましたが、銅鍋屋についてまだ書いていませんでした(汗)。
なので、あわてて書いてます(笑)。
銅鍋屋は2001年発売で、今調べたら2013年にGlastonburyとしてリメイクされたようです。
銅鍋屋は2人専用で、Glastonburyは4人までになっています。
新しい絵になったカードもあるようですが、同じ画家さん(Franz Vohwinkelさん)なので雰囲気はそのままみたいです。
材料カードはよく切って、縦6列横6列に並べ、四隅は材料カードの代わりに半円のカードを並べます。
半円のカードは、白と黒のこまがかかれたカードを対角線になるようにおきます。
残りの材料カードは山にして、各プレイヤー1枚ずつとって自分の前に表にしておきます。
これが魔法の鍋となります。
最初の1枚は、白と黒の値札がついている材料以外のカードにしてください。
白と黒の値札がついているものが出た場合は、山に戻して新しくひきます。
白のこまのプレイヤーから始めます。
自分の鍋の1番上にのっているカードの値札の数字ぶんこまをすすめます。
途中に相手プレイヤーのこまがあったら、それを飛ばしてすすみます。
すすんだ先のカード列から1枚好きなカードをとり、自分の鍋の上にのせます。
とったカードに…
・爆発した鍋がついていたとき
相手の鍋の1番上のカードを山札の1番下に裏にして戻します。
・魔法の杖と帽子がついていたとき
もう1手番できます。
ただし、その手番でまた魔法の杖と帽子のついたカードをとっても、それで終了となります。
カードをとったら、山札から1枚補充して手番は終了です。
山札がなくなったら補充せずに続けて、1列すべてのカードがなくなったらゲーム終了です。
最後の1枚だけは、手札に加えるか加えないかをプレイヤーが決めることができます。
得点計算は
1の枚数が多いプレイヤーが5点
自分のこまと同じ色のカードは得点が倍
1枚しかないカードはマイナス
同じ種類2枚のカードは0
同じ種類3枚のカードは値札を足した点
同じ種類を4枚全部あつめたら、値札を足した点とボーナスとして5点
と計算し、得点が多い人が勝ちです。
むかーし(出た!)1号とわたしで何度か遊んだのですが、記憶のはるか彼方…覚えているかどうか1号に聞いたら「うん。このこま、覚えてるよ」…確かにかなりインパクトのあるこまではあるけど、そっちですか(笑)。
ルールは簡単だし、カード並べてささっと開始。
同じものをなるべく集めたほうがいいと分かっていても、そうそう毎回自分の集めているものが同じ列にあるわけもなく、そうこうしているうちに「…わたし、何集めていたっけ?」と記憶喪失に(ゲーム中のお鍋の中身確認は不可です)。
こういう場合、あやしすぎる絵というのはホントに困ります(笑)。
加えて問題なのは、目先の欲に目がくらんで、次の手番にすすんだら角だった、です。
角にとまったら、当然なにももらえません。
分かっているのに、「あー、これ、このカード欲しいっ!」とよく確認しないでとったカード、次の手番でぴったり角っていうこと多い(笑)。
だからって、集めていると覚えている(笑)カードを見逃すこともできず…
1号もわたしも長考するタイプではないので、さくさくすすんで、それなりにお互いの鍋を爆発させて(笑)あっさり終了。
1回目はわたし、2回目は1号の勝ち。
どちらも2点差でした。
これも、ホント「ちょっとした空き時間」にさっとできるゲームです。
絵がすごく雰囲気あって、ぐるぐる回ることで、お店をうろうろ歩き回って悩む感じが出ています。
短いプレイ時間だけれど、充実感があって、わたしのお気に入りゲームです。
バリアントとして、レシピカードもあるのでぜひやりたいです。
☆今日のありがとう☆
仕事から帰ってきた夫が「ねぇねぇ、すっごくおいしいもの、もらった!!食べて食べて!!」とパンをくれました。
確かにものすごくおいしかったのですが、夫がおいしいと思って持って帰ってきてくれたこともうれしくて。
ひとり占めしないで持って帰ってきてくれてありがとう!