紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

アズール(Azul)

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アズールとは青系統の色

壁を美しいタイルで飾ります。
きれいなタイルは、セットにして並べてください。
丁寧に扱わないと、タイルは欠けてしまいます。
誰が一番最初に美しい壁を完成させることができるでしょうか。

No.57

・アズール(Azul)

・Michael Kiesling作

・Pegasus Spiele

・8歳から

・2人から4人

・時間…30分から45分

・日本語化…必要ありません

・Spiel des Jahres受賞(2018年)

おもしろいと評判になったと思ったら、あれよあれよとSpiel des Jahres受賞。
きれいなパッケージだし、コンポーネンツも凝ってるなぁと思ったけれど、なんとなくやりたいと思えず…わたしには、とてもアブストラクトに見えてしまって(笑)。
でも、人気が出てがくっと値崩れしたときに、ついポチっと(笑)。

各プレイヤーは、ボードと得点コマを受け取り、得点コマは得点表の0におきます。
人数に合わせて、タイルをおくプレートをおきます。
布袋にタイルをすべて入れます。
スタートプレイヤーは、スタートプレイヤータイル(1と書かれている)を受け取り、自分の前におき、布袋からプレート1枚につき4枚ずつタイルを出しておきます。
ゲームの始まりに、スタートプレイヤータイルを机の真ん中におきます。

手番がきたら

・プレートを1枚選び、同色のタイルをすべて受け取り、残りのタイルは机の真ん中におく

・机の真ん中にあるタイルから同色のタイルをすべて受け取る
その際、まだスタートプレイヤータイルが机の真ん中にあったら、それも受け取り、ボートの一番下のマイナス点の列の左端におく

受け取ったタイルは、すぐにボードの左側にある模様を作る列におきます。
それぞれの列でおけるタイルの数は決まっています。
また、もうすでに同じ列の右側壁部分に飾られたタイルと同じものは、その列におくことはできません。
おく場所がない、おきたくないときは、そのタイルはボートの一番下のマイナス点の列の左端からおきます。

プレートと机の上のタイルがすべてボードにおかれたら、模様を作るのは終了で、壁に飾ります(得点計算に入ります)。

模様を作る列に決められた数だけタイルがおかれていたら、模様は完成でタイルを1枚右側壁部分の同じ模様のところにおきます。
残ったタイルは、箱に入れます(布袋には戻しません)。

1タイルにつき、1得点で、そのタイルが壁におかれたことで、左右上下のタイルと並んだ場合は、並んだ数だけ得点します。
ボードの一番下のマイナス点の列のタイルを合計して、得点表からマイナスにします(スタートプレイヤータイルを取った場合はマイナスになります)。

得点計算が終わったら、次のラウンドです。
スタートプレイヤータイルを持っている人が、プレートの上に布袋のタイルを4枚ずつのせてから始めます。
誰かが壁に横一列タイルを並べたら、ゲーム終了です。

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タイルがよくできてます

1号、2号、わたしの3人でプレイ。
実は、アズールは今までに何度もやったことがあります。
となりのトトロさんともやったんだけど、なんだかぼんやりした印象…
でも、ルールは理解しやすいし、時間もかからないので、「ちょっとした空き時間」にやってみることにしました。

1号も2号も、ルール忘れたといいながら、わたしが説明すると「あ、そーだった、思い出した!」とのこと。
わたしも説明しながら、「あ、そーだった!」と思いました(笑)。
これは、このゲームの強みだと思います。

序盤は淡々と進んでいきます…スタートプレイヤーの2号は、おいしいところをとっていきますが、ある程度真ん中に同色がたまったところで、あえてわたしは真ん中をとりました。
1番最初に真ん中を取ると、次のラウンドでスタートプレイヤーになれるのですが、もれなくマイナス1点もついてきます(笑)。
それでも、同色5枚一気どりは大きいとよんでみました(笑)。

タイルが全部なくなったところで、得点計算…3人とも似たり寄ったり。

次は、わたしがスタートプレイヤーで開始。
1ラウンド目でとったタイルにつながるようにすると、ボーナス点がもらえるので、それをめざそうと思いますが、それは誰も同じ…無言でプレートをとったり、中央をとったり、ですが、誰もが頭の中では激しく計算中(笑)。
計算したところで、目の前で狙っていたタイルをかっさわれたら、全然意味ないんですけど(笑)。

でも、3ラウンド目ぐらいで、「あ、これはやっぱりおもしろい!!」と思いました。
逆に、今までぼんやりしてると思ってたのが分からなくなったぐらい。
同じころ、1号も「ねぇ…これ、すごくおもしろいんじゃね?」と…2号は「もー、それとらないでーっ!」と騒いでいましたが(笑)。

結局、2号とわたしが同時に横1列を完成させ、得点計算してみると、わたしの勝ちでした。

ルールはシンプル、時間もそんなにかからない、なのにすごく充実感がある…まさに、Spiel des Jahresだなぁと思いました。
あと、タイルの豪華さがものすごくポイント高いです。
これが、豪華なタイルではなく紙だったりしたら…たぶん、ここまでのめり込めなかったのではないかと。
そういう意味では、テーマとシステムとコンポーネンツがうまくかみ合っているという気がします。
これは、ぜひまた遊びたいです。

 

☆今日のありがとう☆
まぁ、何かウラがあるとしても(笑)。
何も言わなかったのに、1号、朝ごはんの食器を洗ってくれてありがとう!