紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

千とひとつの宝物(1000 und ein Schatz)

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盗賊の宝を横取り…?

アリババとその仲間たちは、40人の盗賊の秘密の宝の洞窟を見つけました。
あたりに盗賊の姿はなく、このすきに宝をもらっていくことにしました。
しばらくすると、遠くに盗賊たちの姿が…盗賊たちが帰ってくる前に、できるだけたくさんの宝を運び出せるようにアリババたちを助けてください。

No.49

・千とひとつの宝物(1000 und ein Schatz)

Marco Teubner作

・HABA

・5歳から

・2人から4人

・時間…10分から15分

・日本語化…必要ありません

今回も、HABAの真四角箱シリーズです(笑)。
このシリーズは、子ども向きに見えますが大人も充分楽しめるゲームが多いです。
木製のコマ、カラフルなボード、見やすいカード、とコンポーネンツもしっかりした作りで、目でも楽しませてくれます。

ボードを広げます。
盗賊のボスコマは、盗賊のテントにおきます。
洞窟タイルは、洞窟の入り口タイルと岩タイルに分けて、洞窟の入り口タイルは裏返しにしてボードのますにあわせて並べてから、表に向けます。
岩タイルは、よくきって裏返しの山にしてボードのわきにおきます。
プレイヤーは、アリババのコマをひとつ選んで、好きな洞窟タイルの上におきます。
1枚のタイルの上にコマは1つしかおけません。

手番がきたら、自分のコマがのっているタイルに宝物がいくつあるか数えます。
その数だけ、コマを他のタイルに移動させることができます。
タイルの移動は、上下左右のみで、ななめには動かせません。
途中、他のコマがいるタイルがあったらそのタイルは数えずに飛び越えます。
タイルにかかれた壁は、飛び越えることはできません。
もし、壁や他のコマがあって移動できない場合は、アリババのランプの精の助けを借りて、自分の好きな洞窟内の洞窟タイルの上に移動できます。

移動が終わったら、移動する前にコマがのっていたタイルを自分の前にオープンにしておきます。
空いた場所には、岩タイルの山から1枚とって表にしてタイルをおきます。
おいた岩タイルに盗賊のマークがついていたら、盗賊のボスコマを洞窟の入り口のほうに1マスすすめます。

盗賊のボスコマが洞窟の入り口に到着したら、ゲーム終了です。
盗賊のボスコマが到着する前に、洞窟から脱出できなかったプレイヤーは盗賊につかまってしまいます。
盗賊のボスコマが到着する前に、洞窟から脱出できたプレイヤーは、集めたカードの宝の数を数え、一番多かったプレイヤーが勝ちです。

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欲張るとロクなことがない…

お昼ご飯のあと、1号、2号、わたしの3人でプレイ。
「あれ?サイトシーイングじゃないの?」と2号。
まだ言うか(笑)。
「もう絶対やらないけど、でもまたやって勝ちたい」そうで。
やりたくないけど、やらなきゃ勝てない…なかなかの真理ですね。

序盤は、タイルの宝を数えてはコマを動かしと淡々と進む…盗賊マークも出てこないので、3人ともやりたい放題…最初のうちは適当においていたタイルも、壁が役に立つことに気が付き、次第にお互い嫌がらせするように(笑)。
こういう大人プレイもできるのが、このゲームのいいところ。

全然出てこなかった盗賊マークが立て続けに出て、そろそろ脱出と思ったら、わたしの目の前にタイルの壁を向けておく2号(笑)。
1号もしっかり壁でわたしをジャマしてくる…そんな子に育てた覚えはないわー(笑)。

盗賊が来る直前に2号脱出、1号とわたしは取り残され、たぶん盗賊に八つ裂きにされたと思います(笑)。
2号のみが宝の山をかかえてほくほくでした。

1号も2号も「これ、おもしろいわ、今やっても」とのこと。
それはオレの魚だ!にちょっと似ています。
あっちはタイルが六角形、こっちは四角、あっちは壁のかわりに穴があいていきますが、こっちの壁のほうが直感的でおもしろかったです。

今調べたら、とってもおもしろいゲームなのに、絶版みたいです。
残念!!

 

☆今日のありがとう☆
1号、2号、今日もオンライン授業で忙しいのに、ハハのわがままに付き合ってゲームしてくれてありがとう!