紺碧のSpielplatz

ボードゲーム、カードゲーム、アナログゲーム、ときどき独り言

オンラインレッスン

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そのうち慣れるだろうと思っていた引きこもり生活ですが、ここに来て頭のネジが1本…いや5,6本どころか10本ぐらい飛びそうな気分です。
普段の生活って、実はこんなに簡単に崩れ落ちるものだったんですね。

当然といえば当然ですが、チェロレッスンもキャンセルです。
ついでにいうと、予定してたチェロの発表会もキャンセル(このためにずいぶん練習したんだけどなー)。
といっても、これぐらいですごすごと引っ込まないのがわたしの先生(笑)。
だんなさんがIT関係のお仕事をしているのを最大限利用して、いろんなツール使ってオンラインレッスンの仕組みをさっさと作り上げました。

主に子どもたち用だったみたいですが、ボイスメールでもビデオメールでもいいからレッスンのあるはずの曜日に曲を弾いて先生に送る、先生はそれにコメントをする…たったそれだけなのに、どうやら子どもたちはおもしろがったようで、先生いわく「みんないつもより練習してた(笑)」とか。
翌週にはチャットルームまで作ってしまって、いつもより熱心にレッスンしているみたい(笑)。

わたしはといえば、もともと分からないところがあったら楽譜をスキャンして質問を書き込み(わたしの場合はたいてい指が分からない)メールで送って、先生が返事くれるというシステムがあったので、そうしようということになったのですが、レッスンがあるはずだった日に、途中経過として「この曲はこれくらい練習しましたー」とか「この曲のここがうまく弾けませんー」なんてことを書いてメールしたんです。
そしたら、「じゃあ、この曲ボイスメールしてね」…え。
1号に頼んでボイスメールのやり方教えてもらって(やろうと思ったことがなかった)、何度か録音…もちろんわたしがへたっぴってこともあるけど、それにしても音が悪い…でも、送れって言われたし―っと思いながらおっかなびっくり送ったら。
「よくできましたー。なので、次の曲始めてくださいー」とボイスメールでお返事がきました。

やってみて思ったけれど、音がうんぬんっていうより「録音しようと思ってする」「それを送る」「そしたら返事が来た!」っていうその過程がとても楽しかったです。
なるほど、これは子どもたちもハマるわと納得(笑)。
あと、文字じゃなくて声で返事のほうが情報量が多くていいなと思いました。
文字だと誤解が起きやすいのでかなり気を遣いますが、声で伝えると誤解が起きにくい気がします。
うん、だからみんな会いたいんだよね(笑)。

2号はSkype使ってレッスン受けてました。
音の質は決して満足いくものではないけれど、それでもライブでやり取りできるっていうのは、生徒はもちろん先生もやりがいがあるのではないかと。

ちなみに、2号はSkypeとWhatsappとZoomとTeamsのビデオ電話の経験者(笑)ですが、音はSkypeがいいかなぁとのこと。
TeamsとWhatsappの音はあんまりよくない、Zoomは使いやすいと言ってました。
Skypeは昔よく使ったのですが、とにかく音が悪いのと、すぐ切れるのでここ数年は全く使っていませんでした。
確かに先日のレッスン、Whatsappで始めて途中でSkypeに変えてましたが、Skypeの方が若干音がクリアでしたね。
ちゃんとみんな改良に努めているんだなぁ…コロナがなかったら、こんなことも気がつかなかったかもしれません。

…だからって、今の状況がよかったとはぜーんぜん思えないのですが、でも一つぐらいいいこと見つけないとやってられません…